3月10日が「たけのこの里」の記念日として制定されたことが発表されました!
なぜ「3月10日」かというと、「3(さ)」「10(と)」の語呂合わせだそうです。
永遠のライバルである「きのこの山」は、2016年8月11日の「山の日」に真っ向から「便乗」して「きのこの山の日」を制定したそうですが、そこから遅れること7か月。
ついに「たけのこの里」にも記念日が誕生しました。
ちなみにこの「きのこの山の日」「たけのこの里の日」はそれぞれ「一般社団法人 日本記念日協会」によって認定され、正式な認定証も発行されている、れっきとした記念日。
◆何が見えるか未定のオリジナルVRゴーグルキャンペーン
これを記念して、2月28日よりどなたでも応募できる「きのこの山・たけのこの里 オリジナルスマホ VRゴーグル」が当たるキャンペーンも実施!
いったいどんなVRが体験できるのか……さてはきのこの山やたけのこの里に行けるのか……!? と期待して資料を読み進めたところ、
【これは今話題のVRゴーグルと、「きのこの山」「たけのこの里」の商品パッケージのサイズ感が似ているというだけで作ってしまったので、何が見えるかは考えておきます】
とのことです。いったい何が見えることになるんでしょうか。
また、VRゴーグルは今話題の「ハコスコ」を採用。「ハコスコ」とは、ダンボール製のVRゴーグルとスマートフォンを使って、手軽にVR(バーチャルリアリティ)体験ができるスマホVRサービスです。
応募締切は2017年6月30日(金)15時まで。1日1種類ずつ各1名様に当たるとのことで、つまり123日×2種類=合計246名様に、何が見えるか分からないVRゴーグルが当たります! 是非応募してみてくださいね!
◆「たけのこの里の日」記念日制定!担当者の熱すぎる喜びの声
「たけのこの里の日」制定によって、開発担当者から長すぎる&熱すぎる喜びのコメントが到着しましたので、適宜読んでみてください。1257字あります。
「たけのこの里」はおかげさまで大変長い期間ご愛顧いただいているロングセラーブランド商品であり、いつか記念日を制定できるといいな、とは考えておりました。そんな折、昨年、新たな祝日「山の日」に便乗する形で「きのこの山の日」が誕生しましたが、この時はただただ悔しく、「やられたな」という思いが募るばかりでした。長い間戦い続けてきたライバルにやっと生まれた記念日。本当は讃えてあげないと、と思いながらも、心からの拍手を送れずにいました。あまりの悔しさに、そこからしばらく天に「里の日もできろ!」と祈る日が続いたのですが、そう簡単に祝日が生まれるはずもなく、唇を噛むばかりの日々でした。
ちょうど昨年末頃から、2017年は3連休が非常に少ないと話題になっており、これは「たけのこの里」が手を挙げて、どこかに新たな祝日「里の日」作って、国民の皆さまにやすらぎを届けろという天啓なのではないかと、いっそ国に直訴した方が良いのではないかという勘違いを起こしそうになるほどの悔しさでした。
しかし、ある日、思い立ちました。「きっかけがないのであれば、見つけて、こじつけでもなんでもいいから、作るしかない」と。その時に思いついたのが、「語呂合わせ」という方法でした。日本で昔から親しまれているこの方法で暦を見直し、社内で検討した結果、「3月10日」が「3(さ)」「10(と)」となるため、ぴったりだという結論に。そこからはとんとん拍子で話は進み、このたび、無事に「たけのこの里の日」制定となりました。
長らくご愛顧いただいている商品ではございますが、この「たけのこの里の日」をきっかけに、日頃の感謝の気持ちをお伝えしたり、「たけのこの里」を多くの皆さんにご賞味頂いたりする機会になればと考えております。「たけのこの里」を感じられるキャンペーンなども考えておりますので、ぜひお楽しみいただければと思っております。
チャンスは来るものではなく、自らつかみにいくものだという開拓者精神を見せるいい機会になったかとも思っております。今となっては、軽い気持ちで便乗して誕生した「きのこの山の日」よりも、やや無理やりなところがあっても、自分たちで発掘した、そう、さながらたけのこを掘るかのような気持ちで語呂の良い日を“発掘”して作った「たけのこの里の日」の方が、誇らしく、輝いているとすら思い始めました。
「里の日なんてないから、残念ですね」と思っていた「きのこの山」開発担当者も、きっと驚いているのではないでしょうか(笑)。「きのたけ論争」みたいな風に、ネットでは言われているわけですけれども、基本的には、まあ、ネットの声を見ていただければ、どちらが優勢かは、はっきりは言わないんですけど、唯一、記念日の有無だけは負けているかなというところではあったので、もう完全に、負けている点はなくなったのではないでしょうか(笑)。残念ながら論争に終止符ですかね(笑)。
ずいぶんと長くなってしまいましたが、最後に一言だけ。「遅れること7ヶ月。時は来た!それだけだ!」
◆一方「きのこの山」担当者の煽り
そんな熱い「たけのこの里」開発者に対し、何かとライバルの「きのこの山」担当者はこのように語ります。
「3(さ)」「10(と)」という語呂合わせは非常にキャッチーで、祝日がない中、よくひねり出したなぁというのが正直な感想です。「きのこの山の日」はおかげさまで社内外にて大変話題となったので、正直勝った!と思っていましたが、これでまた振り出しに戻りましたね……。
動画やキャンペーンも開催するとのことで、どこかで「きのこの山」要素も組み込んでやろうかと画策しています。そもそも、極めて自然な「きのこの山の日」記念日ロゴと違って、「たけのこの里の日」の記念日ロゴ、見ていただければわかると思うのですが、たけのこが重なった部分なんて、まるで「たけのこの里」同士がめり込んでいるみたいで、厳密には商品で再現できないですよね(笑)。
たいへん煽っています。
今後の「きのこの山・たけのこの里」の情勢がどうなっていくのか気になるポイントですが、ひとまず記念日制定おめでとうございます。3月10日には「たけのこの里」食べましょうね!(後藤香織)
「たけのこの里の日」特設サイト http://satonohi.kinotake.jp/
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