みなさんは結婚後も自分の両親と頻繁に会っていますか? 自分が親になって、両親のことを思い返すことってありますよね。
ジブラルタ生命保険株式会社が子どもがいる30~49歳の既婚男女2,000名に「親子のつながりに関する調査」を実施。1年を締めくくる前に、大切な両親のこと、ちょっと考えてみませんんか?
まずは自分の両親がどんな親だったかを調査。まずは父親編。
自身が子どもだったころ、父親はどのような存在でしたか?
<男性>
1位 いつも味方になり、支援をしてくれる存在
2位 威厳があって、近寄りがたい存在
3位 衝突が絶えず、なるべく距離を置きたい存在
<女性>
1位 いつも味方になり、支援をしてくれる存在
2位 威厳があって、近寄りがたい存在
3位 衝突が絶えず、なるべく距離を置きたい存在
男女ともに同じ結果になりました。いつも味方になってくれている父親。威厳がある父親。優しい反面、家族を守る父親としての厳しさも垣間見れました。
では母親編。自身が子どもだったころ、母親はどのような存在でしたか?
<男性>
1位 いつも味方になり、支援をしてくれる存在
2位 喧嘩をすることもあるが、いつも頼りになる存在
3位 なんでも相談でき、楽しみや喜びを共有できる存在
<女性>
1位 いつも味方になり、支援をしてくれる存在
2位 喧嘩をすることもあるが、いつも頼りになる存在
3位 なんでも相談でき、楽しみや喜びを共有できる存在
こちらも男女ともに同じ結果に。父親と比較してみると、威厳や、衝突などは数値が低く、家にいることの多い母親は子どもにとって、味方、頼り、共有など子どもに寄り添ったキーワードが出てきました。
ではそんな両親と、ここ1年以内にどんな交流をしているのでしょうか?
<全体>
1位 直接会って話を聞く、相談にのる
2位 実家で正月やお盆を過ごす(帰省など)
3位 一緒に食事やお酒を楽しむ
両親が近くに住んでいる人は、直接会うのが可能ですよね。顔を見て話すと両親の健康状態や、電話やメールでは言えない悩みなどもお互い話せます。実家が遠い人は、正月やお盆などまとまった休みでないと会えませんよね。でも両親はその時を楽しみにしているので、自分の子どもが小さい頃は帰省をしてあげたいところ。実家を出ても食事やお酒を一緒に楽しめることは、何気ないことですが至福の時間だと思います。
いろいろと交流はしているが、今後行いたい親との交流も見てみましょう。
<全体>
1位 一緒に旅行に行く
2位 長寿のお祝いをする
3位 一緒に遊びに行く
今まで育ててきてもらった感謝を込めて、旅行やお祝い、遊びに行くなどの声が上がりました。特に30代女性は「一緒に旅行へ行く」の数値が高く、”友達親子”のような関係性が伺えますね。
では自分が両親に似ているかどうかを調査。長い期間生活をともにしていきた両親とは性格や外見は似てきているのでしょうか?
父親と自身が似ていると感じているところはどこ?
1位 顔つき(笑った顔など)
2位 仕事熱心なところ
3位 話し方(口癖など)
やはり歳を取ってくると、父親と顔が似てくるようです。そして男性は、働く父親の背中を見て育ったせいか、「仕事熱心」が2位にランクイン。そんな父親を見てると「話し方」まで似てくるのですね。
次は、母親と自身が似ていると感じているところはどこ?
1位 顔つき(笑った顔など)
2位 明るいところ
3位 話し方(口調など)
女性も同じく「顔つき」と「話し方」が入りましたが、男性と違ったのは「明るいところ」がランクイン。家庭の中で、家族に笑顔をもたらすのはやはり女性の役目なのでしょう。ちなみに私が母親に似ているところは、4位の「家事の腕前」と7位の「忍耐強いところ」でした。お父さん大好きっ子だったので、「仕事熱心」や「誠実」、「体つき」、「信念を曲げない」、「お酒の好み」と父親に似ている方が多かったです(笑)。
ちなみに、今結婚しているパートナーが自分の両親に似ていると感じたことがあるかを調査。よく、自分の父親に似た人と結婚するといいますよね。
パートナーが両親に似ていると感じたことがあるか?
<男性>
似ていると感じたことがある 58.7%
ない 41.3%
<女性>
似ていると感じたことがある 53.4%%
ない 46.6%
男女どちらも半数以上が似ていると感じたことがあると答えました。ではどんなところが似ているの気になりませんか?
パートナーが両親に似ていると感じるところはどこか?
<男性>
1位 優しいところ
2位 明るいところ
3位 家庭的なところ(家族思いなど)
<女性>
1位 優しいところ
2位 誠実なところ
3位 仕事熱心なところ
誠実な父親の姿を見てきた娘は誠実な男性と、仕事熱心な父親の姿を見てきた娘は仕事熱心な男性と結ばれる傾向に。その逆も同じですね。
お次は、親のありがたみや感謝を感じるところを調査。
どんな時に親のありがたみを実感した?
1位 子どもが誕生し、自分も親になった時
2位 結婚して家庭を持った時
3位 一人暮らしや家事、自炊を始めた時
やはり、自分も親になると生活面や経済面での負担が身に沁みますよね。自分を大人になるまで育ててきたことの大変さに気づく時ですね。
もう少し細かく見てみましょう。
親のしつけやアドバイスで身につき感謝していることは?
1位 食事のマナー
2位 挨拶の習慣
3位 金銭感覚
大人になり、社会に出た時、地味に気になるのが「食事のマナー」ではないでしょうか? お箸の持ち方や、食べ方が間違っている人を見ると、親に口うるさく言われたけど、よかった〜と思いますよね。「挨拶」や「金銭感覚」も社会人になると、できて当たり前として接しられます。
ではいろんなことを教えてくれた親へ、感謝の気持ちを伝えられているのでしょうか?
<最近、親に感謝を十分に伝えられていない>
「非常にそう思う」22.1%
「ややそう思う」53%
「あまりそう思わない」19%
「全くそう思わない」6%
約7割以上の人が「感謝を十分に伝えられていない」と感じているよう。「ありがとう」と言葉に出したり、感謝の気持ちをプレゼントにしたりと方法はいろいろありますが、私はどちらをやってもやっても仕切れないくらい感謝の気持ちでいっぱいです。なので万年「感謝不足」を感じているかも(笑)。
いかがでしたか? 忙しい毎日の中で、そんなに両親のことを考える時間はないかもしれません。でも今の自分があるのは両親のおかげ。自分を育ててくれた両親との時間を、もっともっと大切に過ごしたいですね。(あおいあん)
情報提供元:ジブラルタ生命
【あわせて読みたい】
※「母乳足りてないんじゃない?」姑との子育て常識の違いに戸惑う“ママの困った”あるある