最近着こなしのトレンドなのが、ニュアンスを統一しグラデーションを楽しむワントーンコーデ。仕事の場では凛としたクールな女を目指すキャリア女性も、休日は優しく穏やかな雰囲気を漂わせたいものです。
そんな週末のカジュアルシーンでこだわりたいのが、秋流行の「ニュアンスカラー」。メリハリを効かせたモノトーンでもなく、遠目からでも目を引く鮮やかなきれい色でもない。
『Precious』2016年10月号では、週末カジュアルの「ニュアンスカラー」コーデをご紹介します。
◆フォグカーキ
しっとりとスモーキーなカーキのグラデーション。ニットやパンツだけでなく、小物にいたるまで、カーキの濃淡で統一。体を華奢に見せるゆったりとしたローゲージニットと細身のスエードパンツのバランスが、休日らしいリラックス感を生んで。
◆ネイビーブルー
毛足の長いラムファーのポケットがかわいらしいジレは、程よく肉厚なアルパカ×ウール素材。インナーに細めのリブ編みニット、ボトムはデニム…と質感の違うネイビーを重ねれば、重くなりがちなディープカラーでのワントーンも品よくリッチな印象に。
◆アイスブルー
はおった瞬間、気品が漂うアイシーブルーのコートは高密度なカシミアのダブルフェース。インナーにも同色のカシミアニットを合わせた、色も素材も贅沢なワントーン。ゆるやかに色の変化をつけることで、暗くなりがちな寒色の組み合わせが驚くほど軽やかに。
◆ミルクティーホワイト
日常の緊張感を一気にほどく、やわらかなホワイト×ベージュのリッチ配色。ミンクファーのポケットがあしらわれたカシミアケープやワイドなニットパンツなど動きのあるシルエットで、優雅な色合いに休日の心意気をプラスして。
着こなしに柔らかな女性らしさをもたらしてくれるニュアンスカラーは週末のカジュアルシーンこそ取り入れたいもの。リラックス感を演出してくれる旬カラーをまとって、毎日のおしゃれを楽しみましょう！（松本美保）
★詳しくは『Precious』2016年10月号（小学館）に掲載
【あわせて読みたい】
※定番黒カットソーは、こんなにおしゃれに着回せる！着こなしのヒント5つ
