【今どき女子の離婚観】熟年離婚の本当の理由って?

最初から離婚したい人なんていません。ですが、絶対に離婚しないかなんて、結婚するときには分からないですよね。

そこで今回は、熟年離婚の危機を迎えた老夫婦とその家族の物語を描いた映画『家族はつらいよ』のブルーレイ、DVDリリースにちなんで、「今どき女子の離婚観」を「トーキョー女子映画部」が実施した結果を見ていきます!

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Q.あなたの結婚観は強いていえば、どちらに近い?

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●A:離婚する可能性もあるけれど結婚してみないとわからない   74.5%
●B:離婚は絶対したくないからその可能性があるなら結婚しない  25.5%

とりあえず結婚してみるという前向きな人が7割以上という結果に。それぞれの理由を見てみると……?

<離婚する可能性もあるけれど結婚してみないとわからない>

・「お互いにとって結婚生活がプラスになったのであれば、離婚することが悪いことだとは思わない」(20代後半、未婚)

・「結婚は人生の一大イベントですが、離婚を最初から恐れていては結婚できるものもできません。結婚にしても離婚にしても、いつでもできるんだくらいの軽い気持ちを敢えて持っておくことも大切だと思います。結局は何事も経験してみないとわからないものです」(30代、既婚)

・「お付き合いしているときと、籍を入れた後では、人は変わりますから……。籍を入れて安心してやっと見せる本性ってあるんです」(40代前半、今は独身だが結婚経験有り)

・「結婚と離婚を経験し、やはり結婚は良いものだと気づきました」(30代後半、再婚)

 

<離婚は絶対したくないからその可能性があるなら結婚しない>

・「大切な人だから慎重に選びました」(20代後半、既婚)

・「離婚したくなることもあるだろうけど、結婚してみないとわからない。けれど、そんな気持ちがあるなら、結婚に憧れているだけなので、そんな軽い気持ちなら結婚はしない」(20代後半、今は独身だが結婚経験有り)

・「離婚要因が婚前から感じられる相手とは一緒に生活できないと思う」(30代前半、未婚)

・「母子家庭で育っているので、大いに慎重になる」(40代前半、未婚)

どちらの意見も納得できるものがでてきました。あなたの離婚観はどちらに近いでしょうか。

 

続いて、熟年離婚しようと切り出した『家族はつらいよ』の母の思いを想定して、自分が離婚するとしたら何が一番の理由になるのか聞いてみました。

Q.あなたなら、離婚の一番の理由はどれになる?

・今まで夫や家族に尽くしてきたので、これからは自分の人生を見つめ直したい 48.8%

・夫が優しい言葉や、感謝の言葉を口にしてくれない             32.8%

・趣味を見つけてそこで仲間ができ、夫といるよりも友人達と楽しく暮らしたい 10.3%

・夫が服や靴下を脱ぎっぱなしにするなど、大人のくせに何かと手がかかる   8.1%

一般的な離婚の原因として、「浮気」などがあると思います。ですが、長く続いた結婚生活を終わりにしたいと考える時は、長年の生活のなかで積み上げられてきた思いが離婚に繋がるというケースが多いようです。

1位は「これからの自分の人生を見つめ直したい」で48.8%、続いて2位は「夫が優しい言葉や、感謝の言葉を口にしてくれない」で32.8%でした。

1位と2位でほぼ半数という結果から、まず“個”としての自分の人生を大切に扱おうとする価値観の人が多いことが伺えます。

この理由の場合、お互いの理解や歩み寄りがあれば離婚を回避できる余地もありそうですが、どうしても別れを選びたいと考えてしまうものなのでしょうか。考えさせられます……。

ただ。一人で悩みを抱え込んでいても良い方向には向かいませんよね。離婚に関する映画を観たり、本を読んだりして色んな考え方があることを学んでみるのも良いかもしれません!

この調査結果を見て、まだ結婚していない私は、結婚は決してゴールではないんだな、と改めて考えさせられました。(かすみ まりな)

情報提供元:トーキョー女子映画部

 

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