いつもおなかが重い、ゴロゴロしやすい、便秘ぎみ、朝、食欲がない……。当てはまるものがひとつでもあれば、もしかしたら腸内環境を食事で改善!老廃物を促す簡単レシピ
腸内からのSOSサインをなんとなくやりすごさず、休日などを利用して自炊でできる簡単“胃腸休め&デトックス”にトライを!
『美的』6月号で「腸内環境リセットごはん」を教えてくれたのは、管理栄養士でフードコーディネーターの大島菊枝さん。
まずは、腸内環境を乱す要因である“老廃物”をとことんクリーニング! 料理に自信がない人でも失敗なくできるレシピ2つをご紹介します。
■腸内をクリーニング!「朝ごはん編」
積極的にとりたいのは、玉ねぎ、ごぼう、おから、納豆。常備菜や副菜として毎朝摂取を。また、腸を刺激して排便を促す「酢」もおすすめです。
「納豆オクラ丼」
【材料(1人分)】
ごはん……茶碗1杯分
納豆……1パック
オクラ……5本
トマト……1/2個
刻み海苔……適量
ポン酢・辛子……各適量
塩……少量
【作り方】
オクラは塩少量でこすり、ラップに包んでレンジで30秒(600Wの場合)加熱した後、小口切りにしておきます。トマトは角切りに。ごはんに、トマトとオクラ、納豆、海苔をのせて、辛子を混ぜたポン酢をかけていただきます。
■腸内クリーニング!「夜ごはん編」
夕食は消化のよい食物をとるのが鉄則。きのこ、アボカド、海藻など、繊維豊富な食材は、細かく調理してトッピングに活用を。脂質と糖質は控え、21時前には食事をすませること。
「マグロのユッケ アボカドディップ添え」
【材料(1人分)】
マグロ(切り落とし)……100g
A[コチュジャン……大さじ1/2、しょうゆ……大さじ1/2、ごま油……大さじ1/2、下ろしにんにく……少量]
アボカドディップ……適量
すりごま・万能ねぎ(小口切り)……各少量
※アボカドディップは、みじん切りにした玉ねぎ(1/6個)にレモン汁(大さじ1と1/2)と塩(小さじ1/2)を合わせて、フォークでつぶしたアボカド(1個)とよく混ぜたものです。平らに伸ばして、冷凍保存も可能。
【作り方】
Aをよく混ぜ合わせてマグロを和えます。それを器に盛り、アボカドディップをのせて、すりごまと万能ねぎを振って完成。
いかがですか? とっても簡単ですよね。
腸内環境リセットのレシピは、5つのルールに基づいて、腸内クリーニング+腸活の「10日間フルコース」、腸内クリーニングのみの「5日間ハーフコース」、プチ断食の「3日間集中コース」があります。
<腸内環境リセットのための5つのルール>
1.単品はNG! 朝食はバランスよくとって体内時計を整えましょう。
2.食物繊維や発酵食品などを積極的にとて、腸内をクリーニング!
3.腸内クリーニングの後は、マルチな栄養補給で“腸活”を。
4.無理なく続けるためには、常備菜を利用して時短料理が正解!
5.昼食は自由にとってOK! しっかり食べて朝と夜で調整。
10日間、5日間は長いですが、昼食に何を食べてもいいなら続けられそう? まずは、腸内にたまった老廃物のお掃除から始めましょう!(さとうのりこ)
『美的』2016年6月号(小学館)
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