東京では開花宣言も発表され、一気に春めいてきたこの頃。どこか景色のいいところにお花見やピクニックに出かけたくなってきますね!
そこで今回は、“絶景”を通して日本各地の魅力を世界に届けるメディア「ZEKKEI Japan」より発表された「世界に伝えたい日本の春の絶景」を、東日本と西日本にわけて合計8スポットをご紹介します!
◆松が岬公園(山形県)
桜米沢城は、伊達政宗が生まれたお城で、江戸時代には上杉謙信が城主だったお城として有名。その米沢城の城址につくられた松が岬公園は、1874年に市民に開放された公園です。歴史あるスポットだけに、100年を越す古木が多いのが特徴。あでやかに咲き誇る桜と赤い橋のコントラストが大変美しいです!4月中旬~4月下旬が桜の見ごろですよ。
◆美人林(新潟県)
名前にインパクトのある「美人林」は、松之山の一角に生い茂る樹齢約90年のブナ林です。すらりとした立ち姿が美しく、いつしか「美人林」と呼ばれるようになりました。残雪と芽吹き始めたブナの若葉は、この時期にしか見れない美しい光景です。
◆小湊鐵道(千葉県)
桜と菜の花と列車のコラボレーション! 絵本に出てきそうなかわいらしい光景は海外でも珍しいそうです。また、菜の花は沿線に住む住民の方々がボランティアで植えているのだとか。夜にライトアップされた景色も魅力的です。どれも見ごろは3月下旬~4月上旬です。
◆羊山公園・芝桜の丘(埼玉県)
春のお花は、桜だけではありません。芝桜のパッチワークは、ピンクのグラデーションがとてもかわいらしくフォトジェニックな光景です。加えて、秩父地域のシンボルである峻険な武甲山との組み合わせがまた壮観です。芝桜の見ごろは、桜より長めの4月15日~5月8日です。
◆海津大崎(滋賀県)
海津大崎は、滋賀県高島市マキノ町海津にある岩礁地帯。琵琶湖岸4kmにわたり、樹齢70年を越える老桜から若木まで約800本の桜が並びます。遠くに見えるのは竹生島。ピンクとブルーの幻想的な光景が魅力的です。1番の見ごろは、4月中旬。
◆吉野山(奈良県)
約3万本と言われるシロヤマザクラが咲き誇る桜の名所。花見のためではなく、信仰の対象として平安時代から植えられるようになりました。このように山いっぱいに桜が咲く場所は、日本唯一かもしれません。見ごろは4月上旬~4月中旬です。
◆姫路城(兵庫県)
ソメイヨシノ、シダレザクラなど約1000本の桜と世界遺産に登録されているお城の組み合わせは誰もが息をのむ、世界に誇る絶景! いろんな角度から楽しむのもお薦めです。桜の見ごろは、4月上旬。
◆御輿来海岸(熊本県)
最後にご紹介するのは、ここは日本!?とびっくりしてしまうくらい神秘的な光景。
干潮と夕日が重なる日は1年のうち10数日しかありません。太陽の沈む位置は刻々と変化しますので、見られる景色も毎回変わります。この奇跡の一瞬を求め、アマチュア・プロ問わずカメラマンが全国各地、さらには世界中から訪れるのだとか。直近では、4月11日(月)、12日(火)、5月11日(水)に干潮と夕日が重なると予測されています。
春はもう目の前。ぜひ春休みの旅行先やお花見に、今回選ばれた絶景へ足をのばしてみてはいかがでしょうか。(たきたて玄米)
情報提供元:ZEKKEI Japan
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