「“お母さん”が“人間”だって気づいてますか?」という問いかけから始まる『保育園義務教育化』……。
はい、いきなり泣きそうになりました。社会学者の古市憲寿さん著の、今お母さんたちの間で話題の本です。
女性が出産をして“お母さん”になった途端、「聖母のような存在」であることが求められ、電車に乗ったり、仕事をしたり、多くの人が普通にしていることを「“お母さん”が同じことをすると社会の反応はまるで変わる」と古市さんは言います。ひとりの母親として、私は冒頭から共感の嵐でした。
★コレってうちの子だけ?うちの園だけ?保育園&幼稚園の変わった習慣、教えます!
古市さんは、子どもを保育園に入れるために「一時離婚」をする人がいたり、待機児童が何万人もいたりする今の日本は「異常」だと警鐘を鳴らします。そして、「保育園(・幼稚園)を“義務教育”にして無料にしてしまえば、誰もが気軽に、安心して子どもを産めるようになる」と提案。
この“保育園義務教育化”のメリットが目からウロコだったので、一部ご紹介します!