9月7日は、「クリーナーの日」です。
今日は、夏のあいだ大活躍だった浴衣や扇風機などの“夏物のしまい方”をご紹介します。
★【浴衣の基礎知識】浴衣の着方、帯の結び方、着くずれたときの直し方……知ってる?
■浴衣&帯
【浴衣】浴衣は自宅でも洗うことが可能です。
(1)タライの中に、和服の簡単なたたみ方「袖だたみ」(※)をして、水とおしゃれ着用中性洗剤で手早く押し洗いします。3~4回水を換えて、しっかりすすぎましょう。色落ち防止に、洗剤と一緒に「酢」を1杯入れるのもおすすめです。
※背中が内側になるように縦にふたつ折りし、両袖を合わせたたたみ方。通常、浴衣を購入した際もこのたたみ方になっているはずです。
(2)標準、または少し多めの洗たく糊を溶かして、浴衣を浸し、押してなじませます。その後、30秒ほど脱水し、竿いっぱいに両袖を通して陰干しします。袖、襟、身頃、裾をたたくようにシワを伸ばして、形を整え、しっかり伸ばしましょう。
(3)乾いたらアイロンで形を整え、袖たたみをして保管します。
【帯】丸洗いはクリーニング店におまかせを。部分汚れのみ自宅で。
(1)洋服ブラシで軽くほこりを払い、ベンジンを含ませた布で、なでるように拭きます。金箔などの特殊素材には使えないので、ご注意を。
(2)陰干しして、ベンジンを完全に飛ばします。結びジワは、中温のスチームアイロンで伸ばしましょう。
浴衣も帯も、特殊素材を使用している場合は、クリーニング店などプロにおまかせを。
続いては、「インテリアの夏じまい編」! 扇風機や網戸などの掃除のしかた、そしてそれらの掃除を助けてくれる便利な100円ショップのグッズとともにご紹介します。