7月17日に俳優の斎藤工さんが、トリンドル玲奈さん、篠田麻里子さん、真野恵里さんが主演を務める、絶賛公開中の園子温監督の映画『リアル鬼ごっこ』の舞台あいさつイベントを行い、映画のチケットもぎりを初体験しました。
速報はこちら→ 【速報】斎藤工、出演映画での「攻めの●●は自分から提案」
ロビーで約250名の来場者のチケットもぎりを行ったあと、舞台あいさつに登壇した斎藤さんは「もぎりという天職を見つけたので、転職を考えております。もぎり兼俳優の斉藤工と申します。今日は、宜しくお願いします」と笑顔であいさつ。感想を聞かれ「僕の手は、季節で言うと梅雨の手をしているので、僕と似た方の場合は非常に円滑にはがす作業ができました。映画館で働くのが僕の夢だったんです。特に映写室に入るのが夢だったんですが、(今は)多くの劇場がデジタルになってしまったので、映写師がそこにいない場合が多かったりして……。やっぱり人が人に届けるというのが映画だと思います」と、改めて映画の良さを語りました。
また、「私は淡々とした作業が本当に向いていると思いました。淡々と同じ作業を行うのが合うと、今日確信しました」と笑わせると「映画って、すごいデジタルな世界にいるようで、ものすごいアナログ。作り手のひとりが手渡しする感覚に、これからの時代なっていくべきではとすごく思いました」と今回のイベントで感じたそうです。
本作品は“登場人物は全部女性”と、斎藤さんの出演は公開初日まで伏せられ、さらに特殊メイクのため、2役を演じたことを知らないで帰られた方もいたのでは?
斎藤さん自身も出演オファーを受けて「自分は男なのか? そうじゃないのか?」と台本を確認したと笑顔で語るも、それ以上作品について「なぜ、上映前の舞台挨拶にしたのか最大の謎ですね」と話すとおり、重要なキーマンを演じているため、説明したくてもできないもどかしさを覗かせました。