King & Prince・平野紫耀、初主演映画で「金メダル取りたい!」“108個の初めて”にも挑戦

3月31日全国公開の映画『honey』の完成披露試写会が2月21日に東京・新宿バルト9で開催され、主演の平野紫耀さん(King & Prince)、平祐奈さん、横浜流星さん、水谷果穂さん、浅川梨奈さん、佐野岳さん、高橋優さん、神徳幸治監督が登壇しました。

(C)2018「honey」製作委員会

女の子なら誰もが憧れる史上最高に甘い“初恋”を描き、不良なのにキュートでピュアな主人公・鬼瀬くんのギャップが中高生に圧倒的な支持を集めた、目黒あむさんの大人気同名コミック(マーガレットコミックス刊)が原作。

完成披露試写会では、本作の主人公・鬼瀬くんが赤いバラの花束を持って、ヒロイン・奈緒に告白することから始まるストーリーにちなみ、キャスト陣はバラの花を持って入場。それぞれステージに上がる前に客席でバラを手渡すと、会場からは割れんばかりの黄色い悲鳴が起こり、思わぬサプライズに早くも会場のボルテージは最高潮に!

赤く染めた髪と鋭い眼で超不良と恐れられるも、実際は思いやりに溢れる料理上手な好青年でもある主人公の鬼瀬大雅を演じる平野さんは、映画初主演で、初の本格ラブストーリーに挑戦。「これから皆さんに見ていただいて、どういう反応が返ってくるかが楽しみ! 恋愛や友情などたくさんの感情が詰め込まれている映画なので、瞬きなしで見てほしいです」と興奮気味にアピールします。

一方、ヒロインの奈緒を演じた平さんは、髪の毛を20センチ以上カットして人生初の茶髪に挑戦しましたが、「私とは正反対の女の子。純粋でまっすぐで内気な彼女が、鬼瀬くんと出会って前向きに変わっていく姿は、難しい面もあったけど監督と話し合いながら演じました」と役柄への想いを語ります。

(C)2018「honey」製作委員会

初めての恋を描き、平野さんは映画初主演、平さんは初の茶髪に挑戦、高橋さんは映画初出演など、キャスト陣の「初めて」が重なった本作ですが、この春それぞれ挑戦してみたい「初めて」について語りあう一幕も。

平さんが「ダイビング」、横浜さんが「ギター」、佐野さんが「茶道」などそれぞれ意外な興味を明かすなか、平野さんは「無人島で一人サバイバル」を挙げ、「どこか身内に甘えている自分がいるので、甘えられない環境に身を置いてみたい」と決意を新たにすると、ここで突然新たな企画が発表に。

なんと映画に登場する「108本のバラ」にちなみ、映画公開日までに“108個のはじめて”に挑戦することが明かされました。苦手なしいたけを克服する、体験したことのないバラエティ番組に出演する、MCに挑戦するなど、映画のヒットをかけて、さまざまなチャレンジがスタートするそう。

「多すぎません!?」とうろたえる平野さんでしたが、最後は主役らしく、「この映画は、一人の男の子があるきっかけで女の子を好きになって、一途に思うまっすぐな恋愛ストーリーが描かれています。恋愛だけでなく家族愛や友情も含まれているので、ぜひ感動していただけるとありがたいです」と、これから映画を見るファンにあらためてメッセージをおくっていました。

さらに、兼ねてから平野さんに似ていると評判のスノーボードハーフパイプの平野歩選手が、先日平昌五輪で銀メダルに輝いたことを受け、「僕はこの映画で金メダルを取りたいと思います!」と力強く宣言!

最後は満員の観客をバックにフォトセッションが行われ、キャストや観客全員で“honeyポーズ”を取りながら、会場が声をそろえて「はじめての鬼キュン!」コール。大盛り上がりの中イベントは幕を閉じました。

また、上記イベントの直前に、新宿バルト9 ロビー&スターステージにてスペシャルイベントも開催。大歓声の中、平野さんが会場ロビーのスターステージより階段を下りながらの登場しました!

(C)2018「honey」製作委員会

King & Princeとして今春のCDデビューが発表されて以来、初めての単独イベント出演となる平野さんは、「(1人なので)すごくそわそわしてます。でもグループを代表する気持ちで、堂々と出させていただいています」と力強いコメントを。

完成した映画はすでにKing & Princeのメンバーも見ているといい、「高橋海人には、『今までの少女漫画映画の中で1、2位を争うね』とドヤ顔で言われました(笑)。自分ではまだ客観的に見られなかったので、良いと言ってもらえて緊張がほぐれました」とニッコリ。

また、作品の見どころを聞かれると、「少女漫画といえば壁ドンとか王子様のイメージだけど、(主人公の)鬼瀬くんは人間味にあふれている。恋愛だけでなく友情や家族愛も細かく描かれているので、身近な気持ちになれる作品」とその魅力を熱弁しました。

続いて、平野さんの初主演を記念し作られたスペシャルスタンディの除幕式を実施。観客からのサプライズ「映画初主演おめでとう!」の掛け声にあわせたクラッカーが鳴り響くなか、平野が幕を取ると、劇中に登場する「108本のバラ」にちなみ108枚の平野のシーン写真で作った特製スタンディが登場。

予期せぬサプライズ演出に驚きながらも、平野さんは「ビックリしたー!」と満面の笑顔。除幕式の最後には、「初めての主演映画ということで非常に思い入れもあり、気合も入っている作品です。いったん平野を忘れていただいて、“鬼瀬くん”として見ていただけるとありがたいです。そして終わった後の皆さんの顔を見られるのを楽しみにしています!」と明かし、ファンの皆さんをうっとりさせていました♡