Woman Insight編集部の鈴木梢です。最近は彼との同棲について考えたり、遠距離恋愛について考えたり大忙しですが、いますぐ籍を入れたいという本音もあります。結婚したいです!
結婚式にも憧れはあるものの、同棲資金やら、遠距離恋愛中の交通費やらを考えると「籍だけ入れて、結婚式は気が向いたらでいいかなあ……」なんて思うこともあるのです。
でも「あきらめる前に誰かに相談しよう! 結婚といえば『ゼクシィ』だ!!」と思い、編集長に相談しに行ってきました!
ついに今回は最終回。「婚約指輪」は給料の3か月分はもう古い!? 最近の婚約指輪や結婚指輪の価格相場、ドレスなどのファッショントレンドなどについて詳しくうかがっていきます。
Woman Insight編集部 鈴木(以下、鈴木) これまで結婚や出会いについてうかがってきましたが、もっと細かい部分についてうかがいたいと思います。よく言われるのは「婚約指輪は給料の3か月分の値段」といったこと。そのあたりはいま、どうなのでしょうか。
『ゼクシィ』神本絵里編集長(以下、神本) 最近は、そんなことはないですね。最新の調査では、全国平均約33万円となっています。結婚指輪に関しては、ふたりで約24万円くらいです。
鈴木 こだわりがなくなってきたのでしょうか?
神本 こだわりはむしろ高まっています。デザインやネーミング、刻印などにふたりらしさを取り入れるカップルが増えてきて。「(ブランドがつけた)指輪の名前が、ふたりを表す言葉だから」という理由だったり、お気に入りのデザインのものにふたりの思い入れのある言葉を刻印したり。
鈴木 いかにお金をかけるかではなく、いかに思い入れのあるものにするかというものになっているんですね。
神本 そうですね。婚約指輪といえば石はダイヤでソリティア(一粒石)、素材はプラチナというのが主流でしたが、最近はそのあたりも多様化しています。2010年にはゴールドを素材として選ぶ人が約8.6%程度でしたが、2014年には約12.4%まで増えています。さらに、現状半数以上がオーダー・セミオーダーをしているなど、本当に婚約指輪にこだわって大切にしている人が多いのです。
鈴木 確かに以前のお話で、プロポーズには専用のリングを使用し、後日気に入った婚約指輪を選びに行くというお話もありましたね。それほど結婚にかかわるあらゆることをきちんと大切にする人が増えているんですね。
神本 さらに、最近は婚約指輪と結婚指輪の重ねづけが主流となっています。ふたつセットでつけることで、おしゃれを楽しみながらも普段づかいしやすく、結婚指輪とともに常に身につけることで、いつでも初心に戻ることができるようです。
鈴木 指輪のトレンドについてうかがってきましたが、ドレスのトレンドはどのようになっているのでしょうか。
神本 最近はナチュラル志向の人々が増え、軽やかな素材を選ぶ人が増えている印象があります。素材は、チュールやオーガンジー、シフォンといったやわらかい素材のものを着ている花嫁さんを多く拝見します。
鈴木 色や形についてはいかがでしょうか?
神本 カラードレスは、淡い色に注目しています。先日も花嫁さん向けのドレスショーに行きましたが、パステル系のカラードレスは特に「かわいい!」という声が集まっていましたね。素材だけでなく、色も軽やかなものが人気のようです。あとは、バックスタイルに特徴があるドレスをよく見るようになってきています。なにかポイントとなるモチーフがあったり、背中が大きく開いていたり、後ろ姿にインパクトのあるようなものです。これは私見ですが、ドレスは360度から見られるものですし、挙式に重きを置く花嫁さんが増えているため、後ろ姿にもこだわるケースが増えているのかもしれません。上半身デザインですと、レーススリーブを取り入れる方も増えています。
鈴木 ブーケやアクセサリーなど、小物はどんなものが人気ですか?
神本 ドレスをシンプルにして、ベールやヘッドアクセにこだわったり、ノーネックレスにイヤリングをつけたり、コーディネートのアクセントになるような小物を上手に選ばれている傾向があります。ブーケもナチュラル志向で、かすみ草のみのものなどシンプルなブーケを持つ花嫁さんが増えています。花冠も、数年前よりもナチュラルで軽い仕上がりになっていますね。
鈴木 最後に、『ゼクシィ』が考える“幸せな結婚の形”について聞かせてください。
神本 “幸せな結婚”とは人それぞれ異なるものであるし、そうあるべきだと思っています。結婚式は、ふたりにとって幸せな結婚、ふたりにとって良い夫婦……。そんなことを考える貴重な機会になると感じています。だから、ご結婚するみなさんには、やはり結婚式を挙げてほしい。なにも儀式のようなものがないまま夫婦になるよりは、「私たち今日から夫婦なんだね」と実感できたり、周囲にあらためて感謝をしたりする機会にもなります。そういった本質的な部分を大切にした結婚式を、ふたりらしく、無理なくできることが大切。それを踏まえての多様性をもった結婚式が大切になっていくと思います。ふたりらしい形での“夫婦の誓い”をきちんとして、この先いろんなことがあってもきちんとふたりで乗り越えていける強い夫婦になっていけたら素敵ですよね。
カップルの幸せな結婚を実現するために、結婚に関わる出会いや婚約、結婚準備、結婚式といったあらゆる面をハッピーにし、サポートしてくれている『ゼクシィ』。
これからどんな形で花嫁さんたちを支え、展開していくのかが非常に楽しみです。(鈴木 梢)
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