顔型じゃない！自分に似合う「絶対かわいい前髪」の法則を教えます【スタイリング付き】

自分に似合う髪型探しに翻弄している女子にとって、小さなことのようで最大の問題が、「前髪」をどうするか。自分の顔の形と向き合って、どんな前髪が似合うのか……と悩み続けてきた女子のみなさん、朗報です！

『CanCam』5月号に、「似合う前髪を探すのに、骨格や顔の形はさほど関係ない」という言葉を発見。つまり、どんな前髪でも似合う人は似合っちゃうんです……重要なのは、“ベースのカットの形”!!　「とりあえず、この前髪にしておけば絶対かわいい」という前髪の法則を、3つのタイプの前髪から見つけちゃいました♪

＼この3タイプで、絶対かわいい前髪がつくれます！／

★ラウンド前髪……おでこを隠し、目の上で毛先が流れ、サイドが自然にラウンドしている前髪のこと。

★斜め流し前髪……約7：3で前髪が分かれ、毛先がサイドに向かって斜めに流れているのが、この前髪。

★長め分け前髪……“前髪がない”のではなく、リップ～あごラインでカットし、毛先にレイヤーが入った前髪。

【読者がトライ！】→「絶対かわいい前髪」の法則で、“雰囲気別”に似合う前髪を探してみた

■「ラウンド前髪」の“かわいいポイント”は……目尻側の毛先をサイドにつなげる！

目尻側の毛先は、内側をやや短くして、その上に表面の毛を重ねてカットすると全体になじみます。目の形に沿うように前髪をカットすることで、アイライン効果を発揮し、目力を強調。タレ目に見えて、愛らしい印象に仕上がります。また、こめかみが隠れるから、小顔にも！

［もっとかわいくなるポイント］“ヘルメット前髪”にならないよう、毛先には必ず抜け感を。スタイリングの際、ワックスをもみ込んで、束感を作って、前髪のところどころにできる“隙間”をキープ！　そして、前髪のトップはさらっとストレートに。ツヤ感があるように見せると、カジュアルになりすぎず、頭が大きく見えるのを防ぎます。

★スタイリングのコツ→　32mmのアイロンで黒目と黒目の間の毛束を内巻きにします。目尻側の毛束は巻きすぎないようにサッと滑らせ、前髪とサイドが自然につながるようなじませます。毛先はをつまんで、少量のワックスをもみ込んで、無造作な束感を作ります。

■「斜め流し前髪」の“かわいいポイント”は……片側の眉頭を見せる！

「眉」は、顔にきちんと感を与える重要なパーツ。眉頭まで見せることで、目元が影にならず、より清潔感ある印象に仕上がります。また、眉が隠れている側は、前髪の毛先のアイライン効果で、目力をアップ。清潔感と目力を強調できるという両方を手に入れることができる前髪！

［もっとかわいくなるポイント］前髪の分けて流れる毛先は、ゆるやかなカーブを描き、表情もやさしい印象に。この前髪を作るには目にかかるぐらいの長さが必要なので、それを目安にカットしましょう。また、前髪がペタッとおでこに張りつくと、かわいらしさが半減。根元をつまんで、ふわっとさせて、立体感を出すのも忘れずに。

★スタイリングのコツ→　32mmのアイロンで黒目と黒目の間の毛束を軽く内巻きに。サイドは巻かず、眉頭が見える位置で斜めに分け、サイドに流れるようになじませます。毛先にワックスをもみ込み、毛流れを整えます。

■「長め分け前髪」の“かわいいポイント”は……口元でゆれる毛先！

面長に見えがちな前髪なので、サイドに視線を逸らす動きが必要。リップラインで毛束に動きをつけると、自然とやわらかな大人っぽさが出ます。高い位置で動きをつけると、クールになりすぎるので、必ずリップ～あごラインでカットを。顔周りを隠すので、小顔効果も絶大！

［もっとかわいくなるポイント］左右にラフな動きがつきやすいよう、トップをセンターでなく、6：4に分けるとおしゃれに。また、分け目をジグザグに取ると、自然とふわっとなり、地肌もかくれるのでおすすめ。そして、左右の毛先を同じ方向に動かさず、アシメトリー（非対称）になるよう違う方向に動かすことで、作り込んでいないラフ感が出ます。

★スタイリングのコツ→　38mmのアイロンで、顔周りの毛束を頬ラインで外巻きにし、リップラインで内巻きにワンカール。毛先に少量のソフトワックスをもみ込み、左右非対称になるようにほぐしながら、空気感を出します。

これが、顔型や雰囲気に左右されない“かわいい前髪の法則”！　かわいく見える理由がわかれば、自分の前髪を、どう変えていけばいいかわかりますよね。この春、自分らしさが発揮できる前髪チェンジにぜひトライしてみてくださいね。（さとうのりこ）

【読者がトライ！】→「絶対かわいい前髪」の法則で、“雰囲気別”に似合う前髪を探してみた