ようやくあたたかい日が増えてきて、冬の終わりを感じる今日この頃。もう春ですね。春と言えば……新生活! 入学や就職などで、ひとり暮らしを始める、知らない土地に引っ越す、なんて人は多いのではないでしょうか。私も1年前の今ごろにひとり暮らしを始めたので、なつかしく思います……。
Woman Insightでは、そんな方々が新しい生活の初めから「こんなはずじゃなかった!」と思うことのないよう、すでにそんな問題に見舞われている方々のエピソードを集めてみました。これから引越しを控えている方々にぜひ参考にしていただきたいものばかり!
今回は20~40歳の男女80名(男性30名、女性50名、平均年齢29.9歳)にアンケート調査を実施! 思わず「あるある!」と思ってしまうものから、「よくそんなところに住めるなあ……」と思ってしまうようなものまで、本当にさまざまなエピソードが集まりました。お風呂、キッチン、トイレ、近隣住民などなど……ジャンルで分け、エピソードをご紹介していきます。
さて今回は第1回目ということで、エピソードをご紹介する前に、まずはお部屋の「こんなはずじゃなかった」と思ったポイントランキングを作成しました。はたして多くの人が住まいに感じている問題とは何なのでしょうか?
◆住んでいる(住んでいた)お部屋で「こんなはずじゃなかった」と思ったポイントはどこですか?(回答者80名)
5位 部屋の形や間取りが使いづらい 12.5%
事前にいちばんしっかりチェックができるポイントなので、挙げる人はあまり多くなかったようです。「湿気の逃げ場がなく、室内がいつもジメジメしている」(飲食業・24歳 男性)という、住んでみてわかる間取りの問題も一部見られました。
4位 昼と夜で部屋の環境に差がある 17.5%
多かったのが、「夜、寒い!」という意見。この季節ならではという感じはありますが、確かにどんなに日当たりのいい部屋であっても、特に窓際の空気の冷たさは気になるもの。ほかには、「目の前にオフィスビルがあり、徹夜作業をされているのか、夜中でも明るいときがある」(プランナー・39歳 女性)なんて意見も。入居前にできるだけ周辺環境はチェックしておきたいですね。
3位 お風呂に問題がある 20.0%
使ってみないとわからない問題が多いのが、お風呂。トイレよりも広さや使い勝手、換気面など問題があると厄介なところが、ランクインの理由のようです。なくても問題はないだろうと思っていましたが、「意外とお湯がすぐに冷めてしまうので、追い炊き機能があればよかった」という意見も多かったです。
2位 キッチンに問題がある 22.5%
「備えつけの機能が逆に邪魔だった」「使ってみたら思った以上に狭さを感じた」といったような意見が多数。引っ越す前には「料理はあまりしないから」と思っていても、意外とキッチンをよく使うようになる人は多いようなので、あまり軽視しすぎないほうが良さそうです。
1位 近隣住民に問題がある 27.5%
お風呂やキッチンに関しては共通の悩み・問題が見られましたが、ご近所や同じマンション・アパートの住民、同じ建物に入っている店舗に関わる問題など、本当に人によって、住まいによってさまざまな問題があるようです。お部屋や周辺環境については事前チェックができますが、どんな人たちが住んでいるかまでは、なかなかわからないですよね。それが1位となった理由と言えるかもしれません。
今回ランクインした以外のポイントでも、悩んでいる人たちはたくさん。次回以降は具体的に、お部屋の残念エピソードをご紹介していきます! 「こんな物件、アリなの!?」と思ってしまうようなものばかり……ぜひお楽しみに♪(鈴木 梢)
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