夫婦別姓に家事分担…今どき女性のリアルな結婚観
「もしも結婚したら、夫婦別姓にする?」「結婚してからの家事分担はこうしたいよね~」と、理想の結婚生活について友人と話すことはよくありますよね。現実はきっとどこかで妥協をする必要が出てくる可能性もあるものの「理想の結婚相手」と「理想の結婚生活」をしたいのが本音。
そこで今回は株式会社キャリアデザインセンターの調査結果を基に、864名の女性に「リアルな結婚観」をご紹介。女性の本音は……実はこうだったんです。
Q.結婚観は?
いつかは結婚したい 37.4%
近いうちに結婚したい 35.0%
結婚に興味がない 14.8%
なんと7割以上の女性が結婚したいと回答! 将来の人生設計の中に、「結婚」というキーワードがある女性は多いようですね。では、どんな結婚相手と、どんな結婚生活を送りたいと考えているのでしょうか。
Q.結婚相手に求める最低年収は?
「500~600万未満」が29.7%と最も多く、次いで「400~500万未満」「600~700万未満」となりました。平均で526万円のようですね。やはり結婚というのは、二人で暮らすということ。経済的なことも考える堅実な方がおおいようですね。
さらに、お付き合いしている人から「結婚したら仕事を辞めてほしい」と言われたらどうするか尋ねたところ、「相手の年収に関係なく仕事は辞めない」が42.9%と最多となりました。
一方で「相手の年収が高ければ/年収に関係なく、仕事を辞める」は43.8%と、仕事を辞めない派と辞める派はほぼ同数! 仕事と家庭、どちらを大切にしたいかは二極化していますね。それぞれを詳しく見ていきましょう。
「相手の年収が高ければ、仕事を辞める」場合、辞めてもいいと思える相手の年収は「1000万円以上」が最多! 平均は836万円と、理想の最低年収+約300万円ということになりました。
「相手の年収に関係なく仕事は辞めない」理由を尋ねると、1位は「気兼ねなく使えるお金を稼ぎたい」で78.2%、2位は「社会とのつながりをもっていたい」で74.4%とどちらも7割を超える回答に。相手に稼いでもらったお金を使うよりも自分のお金の方が自由に使えますよね◎。
Q.選択的夫婦別姓ってどう思う?
夫婦別姓については、「賛成だが自分は夫婦同姓がいい」と約半数の方が回答。一方で「制度に賛成で、夫婦別姓がいい」も4人に1人が回答するなど、賛成の方が多い中でも、同姓・別姓の希望は人それぞれのようですね。
理由を聞いてみても、「多様な生き方を認める」「個人の自由を尊重」とダイバーシティの考えが定着してきているようですね。また同姓は結婚の醍醐味と考える方も多いので、「家族の一体感」「好きな人の姓を名乗りたい」と考えるかたもいました♡
Q.結婚後の家事育児の分担、どのくらいがいい?
1位「自分5:相手5」 41.0%
2位「自分6:相手4」 26.9%
3位「自分7:相手3」 17.1%
パートナーとの家事育児の理想は「自分5:相手5」! どちらかが負担することなく、一緒に家のことをしていきたいものですよね。
また自分>相手は50.2%なのに対し、自分<相手は4.4%と、家事育児の負担は自分の方が大きいことを厭わない女性も多いようです。「彼には尽くしたい」派の女性が多いのかもしれませんね。
多くの方が「互いに働き、互いに家事をする」という生活を理想と考えているようです♡ 好きな人との結婚がゴールではなく、幸せで素敵な家庭を築いていけることが大切。お互いにどんな生活を送りたいのか、少しずつ価値観を合わせることも大事になりそうですね! (齋藤有紗)
情報提供元/株式会社キャリアデザインセンター