婚活を始めると「理想の結婚相手像」が変わる!?コロナ禍で人気を集めたのは…
突然ですが、皆さんは理想の結婚相手像はありますか? 「外見が好みの人」「家事を積極的にしてくれる人」「一緒にいて落ち着く人」など、それぞれあるのではないでしょうか。一方で、自分で「コレは絶対に外せない!」と思っていても、実際に婚活を始めると理想の結婚相手像が変化するという場合もあるよう。
そこで今回は、全国50店舗の直営結婚相談所を運営する株式会社ZWEIが、242名の会員を対象に行った「理想の結婚相手像」に関するアンケート調査の結果をご紹介します!
全体の約36%は、婚活を始める前と後で「理想の結婚相手像」に変化が!
まず初めに、「婚活をはじめる前と後で理想の結婚相手像に変化はありましたか?」と質問したところ、36.4%の方が「変化あり」と回答しました。
男女別に見てみると、男性で「変化あり」と回答した方は28.7%であるのに対し、女性は44.2%と男性より女性のほうが「婚活をはじめる前と後で変化があった」方が多いよう。
また、男女ともに30~34歳の年齢層が他の年齢層に比べて「変化があった」と回答した方の割合が多く、35歳以降の年齢層からは、「変化があった」という回答が徐々に少なくなりました。
「相性」や「価値観」が重要項目に!
次に、「婚活をはじめる前と後で理想の結婚相手像にどのような変化があったか」について聞いたところ、以下のような回答が集まりました。
「理想像がなかったが、婚活をはじめた後は、『性格が合う人』が理想像になった」(30代女性)
「以前は見た目重視だったのが、一緒に過ごした時に自分らしくいられる人に変化した」(20代女性)
「婚活前は少しでも条件の良い人と思っていたが、婚活後はお互いの趣味や相性、居心地の良さ、価値観等を考えるようになった」(50代男性)
「今まではこうして欲しいといった希望が多かったが、嫌だなと思うことをしないで居てくれるだけでいいと思えるようになった」(30代女性)
「容姿への優先順位が下がった」(40代男性)
どうやら、婚活をはじめることで「外見」や「条件」よりも、「相性」や「価値観」などを重視するようになる傾向があるよう。婚活を通して自分を見つめなおしたり、結婚後をより具体的にイメージしたりすることになるため、このような傾向が見られるようです。
コロナ前後で理想の結婚相手像に変化があったのは14.1%
次に「コロナ前後で理想の結婚相手像に変化はありましたか?」と質問したところ、「変化あり」と回答した方は14.1%で、「変化なし」と回答した方は86%でした。
男女別に見てみると、「変化あり」と回答した男性は8.2%、女性は20%と、こちらも女性のほうが変化を感じているよう。また、年齢別で見ると、男性の35~39歳、女性の25~29歳が最も多く「変化があった」と回答しました。
おうち時間の増加で、「一緒にいて楽しい」「気遣いができる」人が理想の結婚相手像に
「コロナ前後で理想の結婚相手像にどのような変化があったか」について聞いたところ、以下のような回答が集まりました。
「以前はそんなに会わない関係でも良いと思っていたが、時間は有限なので一緒にいられる時間を取れて、楽しく過ごせる人が良いと思った」(20代女性)
「相手への気遣いを重視するようになった」(40代男性)
「何かがあった時に揺らがない信頼関係の大切さをより強く感じるようになった」(50代女性)
「コロナで家にいる時間が増えたときに、自分から話をしない人はつらい」(30代女性)
新型コロナウイルスの影響により、おうち時間が増えた今、「一緒にいて楽しい」ことや、「気遣いができる」かどうかを重要視するようになったという声がありました。
「理想の結婚相手像」は、婚活を始める前と後のほか、社会の状況によっても変化することがあることがわかりました。ある程度軸を持っておくのも重要だけど、その都度自分の理想や好みを考えることも大切になってきそうです。(平田真碧)