【植物漢字シリーズ】漢方薬の原料に使われる「杜仲」読める?
ひらがなやカタカナ表記が多い植物の名前。漢字になると全然わからないってこと、けっこうありますよね。
例えば、クロウメモドキ科の落葉高木である「棗」や、葉の中が半透明のゼリー状になっていて食用としても人気な「蘆薈」など…。
そんな、植物漢字シリーズ。本日のお題はこちら!
「杜仲」。
これ、何と読むかわかりますか? あまり見かけない言葉ですよね。「杜」は漢文で見たことがあるという人も多いかもしれません。そうです、中国に由来する植物です。とはいっても、なかなかピンとこないと思うので、まずはヒントを見てみましょう。
小学館デジタル大辞泉によると「杜仲」は「落葉高木。葉は互生し、楕円形。雌雄異株で春に小花をつける。樹皮を乾燥したものを強壮薬とする。また、葉を煎じて茶のようにして飲む。中国の原産。はいまゆみ。」を意味するとのこと。
「お茶にして飲む」でピンときた人も多いのでは? 「杜仲茶」を見かけたことがある人もいますよね。それでは正解を見てみましょう。
■正解はこちら!
「杜仲」の読み方、正解は「とちゅう」でした。
日常的にはあまり馴染みがない植物ですが、漢方薬の原料やお茶として利用されるようです。この「杜仲」、なんと恐竜さえも絶滅した氷河期から現代まで生命を繋いできたとのこと。そのような経緯から「現代の生きた化石植物」とも言われているようです。とても強い植物ですね。この機会に漢字と共に頭に入れておきましょう♪
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