「蕺草」の読み方わかる?絶対知ってるあの植物のこと
カタカナやひらがなで書くことが多い植物の名前って、漢字で書かれると急に読めなくなってしまうことも多いですよね。
たとえば、誰もが聞いたことのある「木天蓼」や「蓬」。
それから、食卓でもおなじみの「羊栖菜」や「水雲」など。
そんな読めそうで意外と読めない植物の名前、本日のお題はこちらです。
「蕺草」。
なかなか難しい漢字です。知らない言葉のように見えるかもしれませんが、じつはこちらもおなじみの植物なんですよ♪
■ここでヒント♪
読み方が想像できない人も多いはず。そこでいくつかヒントを見てみましょう♪
・ヒント1「都会でも見かけます」
この植物は、都会の街なかでもよく見かけます。公園や家の回り、ビル街の路上などに自然に生えていることも多い植物です。
・ヒント2「強い臭いがします」
強い臭いがすることで有名な植物です。小さい頃に「臭くなるから触っちゃダメ」と注意されたことがある人もいるでしょう。
・ヒント3「お茶や薬としても有名です」
漢方薬の原料としても有名です。この植物を使った「○○○○茶」は、整腸・解毒・利尿などの作用に優れ、ダイエット効果が期待されるお茶としても知られています。
・ヒント4「名前がちょっと怖いかも?」
ここで大ヒント。「蕺草」は、ひらがなで書くとちょっと怖そうな名前です。インパクトの強さから「姿は知らないけど、名前だけは覚えている」という人も多いかもしれません。
さて、そんな「蕺草」の読み方。……さっそく正解を見てみましょう!
■正解は……コチラ!
「蕺草」の読み方、正解は「どくだみ」でした。
ちなみに小学館『デジタル大辞泉』によると、「蕺草」とは次のような植物です。
ドクダミ科の多年草。日陰の湿地に生え、高さ15〜35センチ。全体に悪臭がある。葉は広卵形。夏、淡黄色の小花を穂状につけ、その基部に白い苞(ほう)が十字形につき、花びらのように見える。整腸・解毒・利尿などの民間薬として用いる。十薬(じゅうやく)。
「どくだみ」という名前の由来は諸説あります。
たとえば、解毒作用があることから「毒痛み」と呼ばれていたものが変化したという説や、特有の臭いから「毒があるのではないか」と勘違いされ「毒溜め」と呼ばれていたという説など。
名前はちょっと怖いけど、実際にはデトックスやダイエットに役立つ嬉しい植物なのですね♪
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(豊島オリカ)