ずっと日本で暮らしていても、まだまだ見たことのない漢字ってあるものです。しかも読み方を聞けば誰もが知っている言葉だった!ということも、結構ありますよね。
たとえば、おなじみの単位を表す「竕」や、誰もが経験している「嚔」、極の右側だけの「亟」…など。
そんな「読めそうで読めない漢字クイズ」から、本日はこちらにチャレンジしていただきましょう。
「鬘」という漢字、なんと読むか分かりますか? じつはこちらも私たちがよく知っている、とある言葉。いったいなんと読むのでしょうか?
■ここでヒント♪
ヒントとして、言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「鬘」の意味は次のとおりです。
「頭髪のように作って頭にかぶったり付けたりするもの。俳優などが扮装(ふんそう)用に、また、一般に髪形を変えたり、はげを隠したりするのに用いる。」
意味を読んでピンと来た方も多いのではないでしょうか。頭にかぶったり付けたりするもの…といえば? そうです、アレですね。ではさっそく、正解を見てみましょう!
■正解は、こちら♪
「鬘」の読み方、正解は「かつら」でした♪ 「かずら(かづら)」と読むこともあります。よく知っている日本語でも、漢字で見ると全く知らない言葉のような印象を受けますね。
ちなみにかつらの起源は数千年〜数万年前にさかのぼります。古代のヨーロッパなどで王族が身につけていた、植物の葉や花で作った冠のような装飾品がルーツであると言われています。
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(豊島オリカ)