これって私だけ?…じゃなかった!胸の大きさ別・みんなが抱えるブラのお悩み

AAカップ~Gカップまで、サイズ別ブラ事情を徹底調査

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ブラをつけた時の悩みを抱いたことってありませんか? 例えば、ワイヤーが痛かったり、ストラップがずれ落ちたり… そんな女性が抱くブラの悩みについて、株式会社ワコールがバストやブラ着用に関するお悩みとニーズをカップサイズ別に調査しました。それではさっそく見ていきましょう!

<カップサイズ別のお悩みと特徴>


■ A(AAカップ等も含む)・Bカップの女性

バストのお悩みについて「サイズが小さい(59.5%)」と回答した女性が約6割という結果に。次いで「悩みはない(20.0%)」「離れている(19.5%)」と続きました。中には、「水着などバストが強調される服が似合わない」という悩みを抱えられている方もいらっしゃいました。では、Aカップ(AAカップを含む)・Bカップの方がブラジャー着用時にどんな悩みを抱えられているのでしょうか。

ブラジャーへのお悩みは、約4割の女性が「カップが浮いてパカパカする(39.5%)」と回答し、次いで「谷間ができない(23.5%)」「ワイヤーがあたる(18.0%)」という悩みが多い結果となりました。

■ C・Dカップの女性

バストへのお悩みは「位置が下がった(37.0%)」「バストが離れている(24.5%)」「かたちが気になる(18.0%)」と続きました。また、約3割の女性がバストに「悩みがない(28.5%)」と回答し、なりたいカップサイズを自分のカップサイズと答えた女性は4割を占め、現在のカップサイズに満足している様子がうかがえます。CカップやDカップの女性がボリューム層であることもこのような結果につながったのではないでしょうか。

次に、ブラジャーへのお悩みを伺うと、「カップが浮いてパカパカする(30.5%)」が最も多いという結果になりました。また、約2割の女性が「悩みがない(21.5%)」と回答しました。中には、「ブラジャーによって谷間ができたりできなかったりする」という悩みを抱えている方もいらっしゃいました。

■ E・Fカップの女性

バストへのお悩みは「バストの位置が下がった(44.0%)」と感じる女性が4割以上を占め、他のカップと比較しても最も高い結果に。その他のお悩みについても、「サイズが大きい(40.5%)」「離れている、広がっている(23.0%)」とバストへの悩みを抱える女性が特に多いという結果になりました。

着用時のお悩みに対する回答として、かなり意見が割れていました。その中で一番多かったのが「バスト脇がはみ出る」、次いで「ストラップがずれ落ちる」といった回答が見られました。また、下着専門店で気に入った柄のサイズがなかったという経験をした人は多いのではないでしょうか。「好きなデザインがない」といった回答が3位にランクインしていました。

また、ワイヤーブラの所持率を調べたところ、E・Fカップの女性は1人あたり平均5.3枚と他のカップに比べて最も多く、購入場所についても「女性下着専門店(46.5%)」と回答した割合が高い結果となりました。

■ Gカップ以上の女性

バストへのお悩みは「サイズが大きい(62.0%)」と回答した女性が6割以上を占め、ブラジャーの着用についても「自分に合うサイズがない(30.0%)」「ワイヤーがあたる(30.0%)」「バスト脇がはみ出る(28.0%)」などの悩みを抱えている割合が高いことがわかりました。その他の回答は以下の通りです。

上記に加えて、4番目に多かったのはE・Fカップの方と同様「好きなデザインがない」、5位が「背中に段差ができる」といった回答になりました。また、他のサイズの人と比べて、「悩みがない」と回答した人が少ないという結果になりました。日本人に多いのがAからDカップのため、バリエーションが自然と少なく感じてしまうことが、「好きなデザインがない」といった回答につながったのではないでしょうか。
また「ノンワイヤーブラ(49.0%)を持っていない」や「カップ付きインナー(56.0%)を持っていない」と回答した女性がどちらも2人に1人と他のカップに比べて高い結果となり、Gカップ以上の女性はバストをサポートするワイヤーブラを選ぶ傾向にあることがわかりました。

 

Aカップ(AAカップ等も含む)、Bカップ、Cカップ、Dカップ、Eカップ、Fカップ、Gカップ以上のカップ別に調査した結果、それぞれのサイズによってバストやブラジャーに対するお悩みが異なることが明らかになりました。またおうち時間の長期化により、約3割の女性が「バストへの美意識が上がった」と回答する一方で、約75%の女性が「将来の体型変化に不安がある」ことがわかりました。

<おうち時間の長期化による意識の変化>


◆下着着用の変化

家にいる時に着けている下着は、ワイヤーブラが多い結果に。また、着用時間の変化については、約3人に1人が「ワイヤーブラを付ける時間が減った(29.1%)」と答え、1日平均9.2時間も減っているようです。

◆バストの変化の実態

おうち時間の長期化によりバストへの変化を感じている女性は約3人に1人という結果に。生活習慣の変化が影響しているのでしょうか、バストへの変化を「感じる(33.7%)」と回答したうち約半数の女性が「垂れた(16.1%)」と回答しました。

◆バストの美意識の変化

おうち時間が増えた中でバストへの美意識については、約3割の女性が「上がった(28.4%)」、約7割が「下がった(71.6%)」と感じている。美意識が上がったと回答した女性がとっている方法として、「ストレッチ・トレーニング(31.7%)」や「寝るとき用ブラをつける(31.2%)」が上位となりました。

また将来の体型変化について、「不安がある(74.7%)」と回答した女性が7割以上と多い結果に。妊娠を気に体型が変化する人もいるため、自分がどう変化するのか、不安を抱く人が多いようです。

<最近のブラ事情>


■ 買い替えタイミングについて

ブラジャーの買い替えタイミングは「古くなってきたら(82.4%)」と答える女性が多い結果に。毎日肌に直接身につけるものであるため、古くなってきたと感じたら買い替えるといった声も上げられました。

◆バスト計測について

バスト計測については、「最後にバストを測ったのは2年以上前(43.1%)」「過去に一度も測ったことがない(21.0%)」と6割以上の女性がバストを頻繁に測っていないことがわかりました。その理由を聞いてみると、以下のような回答が見られました。

また、バストを測らない理由は、2人に1人が「面倒くさい(51.9%)」、次に約4割の女性が「店員さんに測ってもらうのが恥ずかしい(39.0%)」と回答。コロナウイルスの影響により、図らないという人も少なくないようです。

 

バストの大きさによって悩みは多様ですが、それらの悩みを解決するためにはまずご自身のサイズを確認することから。体型の変化でバストサイズも変わっている可能性もあるため、新たにブラジャーを買い替えるタイミングなど、定期的にバストサイズを測ることが大事なようです。