心ない言葉に傷ついたことも…紗栄子さん流CHANGEのコツには、”変わる”ヒントが詰まってました!【インタビュー後編】

那須移住で挑戦の日々! 紗栄子さんのターニングポイント

新しい季節が近づいて、自分の人生を見つめなおしたり新しい目標を掲げている人も多いのではないでしょうか? CanCamでは、常に自分の手で運命を切り開く、話題の人物を徹底取材。前回ご紹介した前編に続いて、今回も那須への移住や社会支援活動など、マルチな活動を続ける紗栄子さんに”変わる”をテーマにお話をうかがいました。

PROFILE:1986年11月16日、宮崎県生まれ。モデル、タレント、女優として活躍。10代の頃から様々な商品プロデュースを手掛ける。2010年より支援活動を始め、2019年に一般社団法人「Think The DAY」を設立。2020年8月より、拠点を栃木県に移し、「NASU FARM VILLAGE」の運営に参画。YouTube「Sae Channel / 紗栄子Official」で見せる素の一面も話題に!

紗栄子さんと考える、“変わる”というコト

変化を恐れずアクティブに人生を突き進む紗栄子さん。しかしその道のりは、決して平坦なものではありませんでした。たくさんの経験をしたからこそ思う、人生の切り開き方について教えてもらいました!

■求められている場所で、最高のパフォーマンスをこれから先も続けたい

「“変わる”ということに対して、怖くなったり不安に思ったりすることがあるじゃないですか。でも私、そういうマイナスの感情をあまり抱かないタイプなんです。特に環境が変わることに対しては。子供がロンドンに行くってなったら私も行ったように、もともと時間軸や場所にあまり囚われない生き方をしています。逆に居心地が悪い場所でずっとがんばらなきゃいけないほうがストレスだし、大変そうだなって思います。

だから今回の那須移住についても、世間ではニュースになるけど、私にとっては“ただ必要とされたから行く”とか“持ち場が増える”っていう感覚で。もちろん生活環境は大幅に変わりますけど、心の面では決断した後はただただ楽しみでしかなかった。なぜなら、動物たちや従業員の皆さんが那須で待っていてくれるし、私を求めてくれるから。私は、求められる場所で咲きたいんです。多少のリスクがあっても、どうせならチャレンジして後悔したい。動かないことで後悔することだけは避けたいなと思っています」

■“自分の道”を作る上で欠かせないのは、ある種のスルースキル

「そんなふうにフレキシブルに変化を求めてきたからなのか、時にはバッシングを受けることもありました。今は鈍感力を養って気にならないようになりましたが、もちろん最初からそんなふうに考えられたわけではなくて。心ない言葉にたくさん傷つきました。当時、女優の先輩から『寝て忘れなさい、嫌なことは』ってアドバイスをいただいたことがあって。そんなことできるようになるかな?と思っていましたが、実際そうやって自分をごまかしていくしかなかった。人生って忙しいから、自身のことを考えてくれた愛情のある苦言には向き合うべきだけど、そうじゃない言葉は何ひとつピックアップする必要はないと思っています。本当に大切なものだけに向き合うこと。ちゃんと自分を見てくれている人を大事にすること。そんなある種のスルースキルが、“自分の道”を作る上で欠かせないことだなと思います」

■どう感じるかより、どう捉えるかで物事は180度違うものになる

「皆さんに忘れないでいてほしいのが、物事には様々な側面があるということ。生きてると、色んな大変なことがあるじゃないですか。例えば私なら、デビュー当時はひとりで上京して、仕事と学校の両立が大変だったし。結婚して、出産したときも初めてのことだらけで大変だった。もちろん離婚したときも。女手ひとつで子供を育てていかなきゃいけなかったり、マルチタスクを常にこなさなきゃいけないことに対して、がんばってもがんばっても正解がわからないこともありました。こんなふうに大変なことって考え出すとキリがないけど、それ以上に幸せなことに目を向けてほしいんです。笑顔の数が増えること。守りたい人がいること。何か物事が起きたときに、ネガティブな面とポジティブな面が両方あると思うけど、私はなるべくポジティブなほうを選択したいなって思います。そして心が震える出来事に出会ったら、迷わずに思い切って踏み出してほしい! そうすることで、人生のすべてが変わっていくから」

素敵な“変化の波”に乗るために♡紗栄子さん的CHANGEのコツ

14歳のデビューから、常に自分の手で運命を切り開いていたからこそたどり着いた、変わるために大切なこととは?

”スタンダードをなくす”

「2020年、働き方が変わったと思うんです。業種にもよりますが、場所や時間に囚われないワークスタイルに今後もよりシフトしていくはず。自由度が高くなると、やりたいことが実現しやすくなるからチャンスも作りやすくなると思います。その分スキルアップは必須! 」

”とにかくMOVE ON!!!!”

「たとえ失敗しても、それがすべてじゃないことを常に頭の片隅に入れておいてほしいなって思います。すべては経験として糧になっているはずだから、同じ過ちはしないだろうし。それに、次は別のアプローチができるじゃないですか! その場で止まらないこと。ダメでも動き続けること。それが人生を変える上で大切だと思います」

”変化の波を感じて掴むには、自分がフラットでいること”

人生のいい波がきても、自分がフラットであること=心に余裕を持っていないと、その波にすら気づけません。例えば、問題が起こっても『そんなこともあるよね。そしたらこうする?』と、気持ちを切り替えて発想の転換ができること。そんな精神的余裕があると、物事はいい方向に転がっていくと思います!

”いつだってすべての選択肢をあきらめる必要はない”

女性が仕事をすることは、結婚や出産をどこかで諦めなきゃいけなかったり、後回しにしなきゃいけない。そういう空気感がまだまだあると思うんです。でもそんなことまったく気にする必要はないと思います。企業も変わりはじめたし、個人で働ける時代になってきてるから。自分が心震えて本気でやりたいと思ったことには、迷わずチャレンジを!

”心の変化に耳を傾ける”

「『新しいことをはじめるため情報にアンテナを張る!』…というよりも、私の場合は、そのときどき自分が何を疑問に思ったかとか、こういうのあったら便利だよねとか。自身の気持ちの変化をもとに事業をはじめてきました。同時に心が震えたらすごくHAPPYだし、それらを大切にしてきた結果が今なんです!」

”がんばれば絶対に成功するとは思わないけど、成功する確率は必ず高くなる”

「私が思うに、チャンスってたくさんはこないんです。でも必ずくる。それを逃さないためには、やっぱり日々の努力が必要です。何もなくトントン物事がうまくいくことはないから。人生は、そんなに甘くない。それに怠って失敗するよりも、本気出してうまくいくほうがいいじゃないですか! だから私は今日もがんばります!(笑)」

いかがでしたか? 牧場運営や社会支援など、様々なことに挑戦する裏側には、失敗をおそれず自分の心に正直に動く紗栄子さんの信念がありました。「人生を変えたい!」と思っても、”変わる”ということに不安や戸惑いを感じることもありますよね。なかなか行動にうつせない一方で、自発的にアクションを起こし自らの手で運命を切り開く人の姿はいつもキラキラしていて刺激的。紗栄子さんの言葉には、”変わる”ことへのヒントやメッセージがたくさん詰まっていました。

紗栄子さんが運営している牧場「NASU FARM VILLAGE」では、セラピー効果のあるホーストレッキングが体験できたり、地元の野菜を使った特製ランチがいただける日も。気になった方は、ぜひ出かけてみてくださいね。

★華やかな姿から一変!?紗栄子さんが迎えた人生のターニングポイントを深堀り!【インタビュー前編】

CanCam3月号「THE TURNING POINT ~私の人生が変わったとき~」より
構成/衛藤理絵、石黒千晶