「2020年インスタ流行語大賞」発表!1位は「やりらふぃー」

TikTokで話題になったあのワードがランクイン! 「2020年流行語」を大発表!


あっという間に今年も年末が近づいてきました。新しい日常となった2020年、日々の過ごし方も例年とは大きく変わりましたよね。そんな大きな変化があった今年、どのような言葉やモノがトレンドになったのでしょうか?

今回、Instagramメディア「Petrel(ペトレル)」は10代~20代の女性をメインに「2020年に流行ったもの」について調査を実施。インスタ流行語大賞を「全体・モノ/コト・流行語・食べ物」の4つの部門別に発表します!

 

■全体部門


まずは、PetrelがInstagramでの投稿数やトレンドの先取り感などを基準に独自に選定したジャンルを問わない総合部門です。結果はこちら!

 

2020年インスタ流行語大賞

第1位「やりらふぃー」でした! TikTokでパリピ系の人がこぞって「Chernobyl 2017」という曲のサビ部分を踊ったことから、パリピな人種やファッションのことを「やりらふぃ~」と指すように。元々この曲は、ノルウェーの高校生が高校卒業のお祭りのために作った曲のようです。ここまで流行った理由は不明…(笑)誰でも真似しやすい踊るのにぴったりなリズムが流行に火をつけたのかもしれませんね。

最近では、「脱らふぃー(パリピ系のファッションだった人が、清楚になること)」や「人生やりらふぃったもん勝ち(パリピ系の人間はよくSNSに”人生楽しんだもん勝ち”と書くので、それを皮肉った言葉)」などのフレーズも若者を中心に広く普及しています。ちなみに、パリピ系のファッションとは、ピチピチのダメージジーンズ、ラインパンツ、蛍光色のスニーカー、派手なサングラスなどを指すんだそう。

 

2位「ぎゃきゅん」。今年上半期に、TikTok上で「ポケットからキュンです」という曲に登場する「キュンですポーズ」が大流行しましたね。それに加えて下半期は、キュンですの指を逆にひねった「ぎゃきゅん」という言葉が新たに発生。今後、新たなプリクラのポーズなどとしても流行していきそう♡

 

続いて、3位「チー牛」これは「チーズ牛丼」の略。“なんだかイケていない人物”のことを指し、主にTwitterでよく使われるスラングとされています。メガネをかけた青年男性が「すみません、三色チーズ牛丼の特盛に温玉付きをお願いします。」と言ってるイラストが元ネタなんだそう。

 

4位「出世サワー」という結果に。これ、分かりますか? 値段は変わらず、お代わりのたびにグラスが大きくなるのが特徴のドリンクのことです。グラスの呼称が「平社員」「課長」「部長」「専務」「社長」となっていて、出世してくようにグレードアップしていくことからこのように名付けられたそうです。全て飲み切ると、なんと合計4Lもの量になるとか! お酒が好きで強い人にとってはとてもお得ですね。

 

5位は、悲しい様子を表す時に”ぴえん”と表現する「ぴえん系女子」6位には「夜のシャボン玉遊び」がランクイン。夜に公園でシャボン玉を飛ばし、その様子をレトロ加工アプリの「Dazz-フィルムカメラ」で撮影するとフィルターの効果でシャボン玉が光って見えて、エモい画像が完成。確かにInstagramやTikTokでよく見かけましたね。密になりにくい屋外での遊びなので、コロナ禍という今年ならではの流行かもしれません。

他に、今年8月にTikTokで大ヒットしたオレンジスパイニクラブの「キンモクセイ」から始まったキンモクセイブームやABEMAで連載されていた、セクシャリティーに関するドラマ「17.3」、韓国でモデルやアイドルが行っていると話題になった緑茶500ml、砂糖小さじ2、レモン汁スプーン1杯を混ぜるだけの簡単ダイエットドリンク「アイドル水」、iPhoneの最新OS「IOS14」で追加された、ホーム画面を自由自在にカスタマイズできる機能「オリジナルウィジェット」がトップ10入りを果たしました! 確かに、この機能が登場した時には、好きな芸能人やアイドルで埋め尽くしたり、カラーや雰囲気を統一させたりと個性溢れるオリジナルウィジェットをSNSで投稿する人が多く見られましたね♪

 

総合部門では、TikTokで話題になった言葉や遊びが多くランクインしました。次はモノ/コト部門を見てみましょう。

 

■流行語部門


ここからは、流行に敏感な10代〜20代女性を対象とした調査に基づいて発表していきます。まずはモノ/コト部門!

 

2020年インスタ流行語大賞モノコト部門

モノ・コト部門では「鬼滅の刃」が圧倒的な票数を獲得し堂々の1位に! 2020年11月に公開された「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」は興行収入ランキング歴代トップ10入りを果たすほどの大ヒットを記録し注目の的となりましたね。鬼滅の刃で埋め尽くされた、今までに見たことがないような映画館の上映スケジュールに衝撃を受けました。鬼滅ブームはまだまだ続きそうです。

他には「おうち時間」「あつ森」「Zoom」「リモート飲み」「マスク」などWithコロナ時代を象徴するモノ・コトがランクインしています。また、J.Y.Parkによる「虹プロジェクト」「梨泰院クラス」など韓国ものも続々とランクインしました。NiziUの縄跳びダンスブームは来年も続きそうですね♪

▼モノ・コト部門11位〜20位
11位:ぴえん/12位:おしゃピク/13位:愛の不時着/14位:Uber Eats/15位:バナナジュース/16位:やりらふぃー/17位:地雷メイク/18位:量産型女子/19位:単色コーデ/20位:約束のネバーランド
※敬称については省略させていただいております。

 

■流行語部門


続いて、流行語部門です!

 

2020年インスタ流行語大賞 流行語部門

 

流行語部門では、総合部門でも5位にランクインしていた、泣いていることを表す言葉としてSNSを中心に話題となった「ぴえん」第1位に。「ぴえん」をさらに強調させた「ぴえん超えてぱおん」も同時に話題となりましたね。

2位「きゅんです」6位「やりらふぃー」となり、この部門でもTikTok発祥のワードが続々と上位にランクイン。TikTokから若者の新たなトレンドが発祥しているようです。また、「ソーシャルディスタンス」「密です」も上位に。コロナ禍ならではの新たな言葉が流行した1年でもありますね。
▼流行語部門11位〜20位
11位:〜もろて/12位:草/13位:ドルガバ/14位:全集中!/15位:コロナ/16位:大優勝(優勝)/17位:GOTO/18位:おうち時間/19位:おうちカフェ/20位:ぎゃきゅん
※敬称については省略させていただいております。

 

■食べ物部門


最後は食べ物部門です。結果はこちら!

2020年インスタ流行語大賞食べ物部門

 

 

食べ物部門では、1位「ダルゴナコーヒー」に続き、「イチゴ飴」「オレオチーズケーキ」「フルーツサンド」など若者を中心にブームとなった、おうちカフェのメニューが続々とランクイン。また、韓国マカロン「トゥンカロン」やシンプルなデザインが特徴な「センイルケーキ」「チーズキンパ」「ヤンニョムチキン」などの韓国グルメも多くランクインしていました。

2020年はコロナ禍ならではのおうちカフェと韓国グルメが流行したと言えそうです。
▼食べ物部門11位〜20位
11位:クリームメロンソーダ/12位:しぼりたてモンブラン/13位:バスクチーズケーキ /14位:チーズボール/15位:カヌレ/16位:レモネード/17位:オートミール/18位:UFOチキン/19位:ハットグ/20位:ぴえんクッキー

 

以上「2020年に流行ったもの」について紹介しました。みなさんはいくつ分かりましたか? 今年はTikTokで生まれた言葉や遊びが流行し、また、虹プロやドラマなど韓流ブームでもあったと言えそうです。そして、新しい日常になったことで、オンライン○○やコロナ関連のワードも上位にランクインしていました。まだまだ不安な日々が続きそうですが、以上の流行を参考に今ならではを楽しむのもいいですね♪(澤夏花)

 

情報提供元/株式会社パスチャー