監督・藤井道人氏を迎えた初のドラマ仕立てのMVが完成! 共演した山田裕貴さんとともに宇野実彩子さんへ直撃インタビュー!
ー今回の新曲は、『最低な君にさっきフラれました』というインパクトのあるタイトルですが、どんな曲に仕上がりましたか?
宇野さん:フラれた直後の傷ついた乙女心の本音を吐き出したような、別れたてホヤホヤの気持ちを言葉にした切ないラブバラードになっています。思い出になるにつれて言葉ってキレイになっていくと思うんですが、彼が部屋から出ていった直後の女性の心って、そんなにキレイなものじゃなくて、ものすごい痛くて毒が混じっていて…人間らしい温度のある感じだと思うんです。人間だからこそ、どうしても出てきてしまう言葉たちをそのまま歌詞にしました。
ー失恋ソングを作ることになったきっかけは?
宇野さん:SNSやコミュニティでつながっているファンのみなさんの声をひろう中で、もっと会場でみんなの心がぎゅっとなるバラードを極めたいなと思い、制作しました。隠していないストレートな感情を書いたからこそ、より強い共感を持ってもらえる曲に仕上がっているんじゃないかと思います。
ーどのように作詞を進めていきましたか?
宇野さん:最低って言えるのって、それまで最高に愛したからこそであって、そうまで言わないと終わりにできないほどの恋だと思うんです。今回は、彼の最低なところと、最高なところをバーっと書き出して、そんな彼をなんで愛したのか、なんでふたりは終わりに向かってしまったのか、私はどういう気持ちで彼をずっと待っていたのかを書き出しました。書きながら、めちゃくちゃ苦しいと思って、何回も書くのをやめそうになりました(笑)。
ーMVでは、リアルな喧嘩シーンがありましたが、山田さんとの撮影はいかがでしたか?
宇野さん:喧嘩のシーンは壮絶でしたね!用意された台本などはなくて、ある程度の設定だけがあって、どうやって壊れていくんだろうっていうのは、わたしたちふたりもやってみないとわからないという感じだったんです。でも、喧嘩がはじまったら、別れに向かわなきゃいけないということだけは決まっていたので、それを二人で見合いながら、終わりに向かっていくという作業はものすごく心がきつくて…。
山田さん:全部アドリブなんですよ。15分くらいカメラをまわしていたんですが、セッションでしたね(笑)。あの声はリアルな喧嘩のトーンですし、お芝居だってあんまり思わなかったですね。設定だけ背負って、相手の声と言葉を受け取ってのキャッチボールというか。
宇野:人生史上いちばんの喧嘩だったかも(笑)。だって、あんなに辛い喧嘩ってなかなかないから(笑)! MVになってさらに切なさを増した素晴らしいストーリーとなって、私の1曲を表現していただけて本当に感激しました。聴いてくださった方の失恋を乗り越える1曲になればいいなと思いますね!
ー逆再生PVは、時間がもどっていくにつれて、幸せそうなふたりの姿が切なく見えますが、カップルシーンの撮影はいかがでしたか?
宇野さん:歯磨きシーンは楽しいので、みなさんにもぜひやってほしいですね。名付けるとしたら…”あご乗せ歯ブラシ”ですかね(笑)。出会いのキャンプのシーンみたいなシチュエーションもいいですよね。ああいうアクティブなデートは夢ですね。優しくリードしてくれたり、楽しそうに目立っている人に目がいっちゃいます。私は単純なので(笑)。
山田さん:料理中にちょっかいかけているシーンとかいいなと思いました(笑)。今回MVの中には収録されていなかったのですが、家でまったりソファに座りながら映画を観るみたいなのは憧れのシーンでした。
宇野実彩子 (AAA) / 最低な君にさっきフラれました
本気で愛したがゆえに生まれる気持ち、ぶつけあったからこそ傷ついた心、向き合ったからこそ崩れてしまう瞬間、日常から生まれる様々な感情が積み重なって別れを選択した男女の物語を女性目線でリアルな本音を描いたバラード曲。
配信リンク→https://avex.lnk.to/unomisako_kimifura
YouTube→https://youtu.be/R__R99dI3q0
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