女性が働きやすい環境とは|男女の差を感じた瞬間と改善のためのベストな行動

女性が働きやすい環境とは|男女の差を感じた瞬間と改善のためのベストな行動

女性にとって働きやすい職場環境とはなにか。フレックス制を採用している・土日祝日は休み・転勤がない、もちろんこれらも大事な要素ですよね。でも、「男女の扱いに差がないこと」を職場に求める女性も多いのではないでしょうか?

そこで、20代~50代の女性に、職場での男女の扱いの差について感じたことをアンケート調査。女性が職場環境や仕事内容に感じている本音を見ていきます。

Q. 仕事で男女の扱いの差を感じたことはありますか?


ある 34%
ない 66%

約3割の女性が職場で男女の扱いの差を感じたと回答。男性が優遇される慣習はどうしてもまだ残っているみたいですね。扱いの差と一言にいっても、具体的にはどんな瞬間に感じたのか、詳しく見ていきましょう!

■どんな瞬間に男女の扱いの差を感じた?

「賃金の差」(回答多数)
「昇給のペース・女性管理職の割合」(回答多数)
「産休中の女性の代替要員にされること」(25歳女性)
「トイレ掃除が女性だけ」(36歳女性)
「どんなに頑張って結果を出しても認めてもらえない」(44歳女性)

お給料や昇進の差を感じてしまう女性も多いようですね。出産などでキャリアを一時的にお休みすることもある女性は、復帰後の待遇に不安に感じる方も多いみたいです。どんなに頑張って結果を出してもそれ相応の評価がないと、その後のモチベーションにも影響しますよね。

もちろん、女性ファーストにしてほしいということではありません。あくまで平等、男性とフラットな関係性が理想です。女性が扱いの差を感じることなくいられるには、誰のどういった行動が効果的なのか、聞いてみました。

改善にはどういった行動がベスト?


「産休・育休を取りやすい環境を整えてほしい」(26歳女性)
「業務内容や適切な人事をトップに望む」(54歳女性)
「会社が正当に評価してほしい」(29歳女性)
「会社全体で人賃制度を変える」(42歳女性)

上司や人事といった管理部門、会社の上層部が改善のために行動するのがベストという声が多かったです。縦割り経営の風潮が色濃く残っているためか、上が変わらないと男女の差は変わっていかないと感じる女性が多いのも当然かも!?

 

女性にとって働きやすい環境のひとつは男女の差がない職場、そのためには会社全体が変わらなければいけないようでした。職場環境の改善が進んでほしいですね。(岩川菜奈)