離婚率は年齢差に比例してる!?離婚原因の現状を調査

 離婚率は年齢差に比例してる? 離婚原因の現状を聞いてみた

価値観のズレや不倫など離婚の原因は様々ですが、年齢差が原因で離婚に至ったという人もいるのではないでしょうか? 恋人関係のときは上手くいっていたという人でも、結婚してずっと一緒に過ごすようになると、様々なところで年齢差によるすれ違いが出てきてしまったケースもきっとあるはず。

そこで今回は、離婚経験のある20代~60代の男女200名を対象に「年齢差と離婚の関係」について調査しました。さっそく見ていきましょう。

 

年齢差が5歳以上になると離婚率が2倍に!?


まず始めに「離婚した夫婦の年齢差」を聞いてみました。結果はこちら。

 

離婚した夫婦の年齢差 グラフ

 

グラフより、年齢が5歳以上離れると離婚率が上がっていることが分かります。「5歳年下」「6歳年下」は、なんと離婚率が100%に…! 驚きの結果ですね…! 離婚率は年齢差に比例していることが見えてきました。やはり年齢差がふたりの関係に影響を及ぼしているようです。

一方、10歳以上離れると離婚率が下がっています。興味深い結果ですね。10歳以上になるとかなりの差なので、結婚前からお互いのことをしっかりと分かり合えており、ギャップがあまりないのかもしれません。

 

また、年の差が5歳以上/5歳未満それぞれの離婚率を比較した以下のグラフからも興味深い結果が得られました。

 

年の差と離婚率 グラフ

年の差5歳以上33.3%

年の差5歳未満15.2%

 

年齢差5歳以上は、5歳未満に比べて離婚率が約2倍になっていることが分かります。こちらからも年齢差があればあるほど、離婚率が上がると言えそうです。しかし、今回のアンケートでは10歳差以上になると下がるという結果になったので、5歳~9歳差が最も離婚に至りやすい年の差なのかもしれませんね。

年齢差が大きいほど離婚率が上がる傾向が見えてきました。では、離婚の原因は何だったのでしょうか? 次を見てみましょう。

 

最も多い原因は性格の不一致!?


年齢差と離婚率は比例していること、特に5歳以上10歳未満の年の差夫婦の離婚率が高いことが分かりました。では、何が原因で離婚に至ったのでしょうか? 次は、年の差が5歳以上/5歳未満それぞれの離婚原因を聞いてみました。結果はこちら。

■年の差5歳以上

 

年の差5歳以上の離婚原因 グラフ

1位:性格の不一致

2位:浮気・不倫、浪費癖

3位:モラハラ、DV、親族との関係性、セックスレス、家族を省みない、年収が低い

 

「性格の不一致」が最も多い結果になりました。年齢差が性格のズレに直接影響しているとは断言できませんが、やはり一緒に暮らすとなると、お互いを受け入れられない部分が出てくるようです。また、浮気不倫浪費癖にも多くの票が集まりました。お金の使い方が原因という人も意外と多いですね…。金銭面の問題も共に暮らすようになってから発覚した結婚後ならではの原因なのかもしれませんね。

他にも「DV」「親族関係の問題」など、年の差5歳以上の離婚原因は様々なようです。

 

■年の差5歳未満

 

年の差5歳未満の離婚原因 グラフ 

1位:性格の不一致

2位:モラハラ、親族との関係性、セックスレス、家族を省みない、その他

 

年の差5歳以上と同じく「性格の不一致」が最も多い結果に。年齢差の大小を問わず、性格や価値観のズレが最も多い離婚原因と言えそうです。しかし、年の差5歳以上の離婚原因は様々に分布しているのに対し、年の差5歳未満は性格の不一致が圧倒的に多いことがわかります。また、年の差5歳以上で多かった「浮気・不倫」「浪費癖」は、ゼロという結果になっています。興味深いですね。

今回のアンケートで考えると、年齢差が不倫やお金の使い方に関する価値観のズレに繋がっていると言えるのかもしれません。

以上「年齢差と離婚の関係」について紹介しました。年の差5歳以上10歳未満の夫婦が最も離婚率が高いことがわかりました。また、離婚原因は年齢差の大小に関係なく性格のズレが最も多いようです。自分の考えを押し通すのではなく、相手を受け入れる寛容さを持つことが夫婦円満のポイントなのかもしれませんね♡(澤夏花)

情報提供元/株式会社アシロ