握手会、ライブ、イベント…現場がなくなったオタクのオタ活って?
外出自粛の日々が続き、マスク着用やソーシャルディスタンスが当たり前となった2020年。全国のオタクにとっては涙なしには語ることのできない1年になっているのではないでしょうか。行くはずだった握手会、ライブ、イベント……。俗にいう「現場」のないこの数か月間、オタクたちはどんなオタ活をしていたのでしょうか。
今回は10代~30代の様々なジャンルのオタクのみなさんに聞き込み調査してみました!
「現場」がない間のオタ活5選
■とにかく過去の動画をあさる
「YouTubeでひたすら動画をあさる」(20歳 坂道グループオタク)
「過去のライブ映像・特典映像を持ってる分だけ見直す。もちろんペンライトも持つ」(19歳 ジャニーズオタク)
今、会いに行けないなら過去の推しに会いに行くしかない!ということで、YouTubeなどの無料動画サイトに載っている動画をひたすらあさったり、自分が過去に買ったDVDを見直したりする日々に。中には部屋を暗くし、ペンライトを持ってライブ映像を流す「1人ライブ」を楽しむオタクも! みなさん工夫を凝らしてオタ活をしているようです。
■生配信はフル出席
「YouTubeの生配信をやってくれるから、それは絶対に見るようにしてる」(22歳 芸人オタク)
「有料生配信はフル出席」(21歳 LDHオタク)
ライブができなくなってしまった今、有名人は「生配信」を頻繁に開催してくれるようになりましたよね。無料のものもあれば有料のものもありますが、現場のないオタクにとってはそんなの関係なし。1日3公演×7日間すべてに参戦し、オンラインライブチケット代だけでなんと3万円超えの出費になったというオタクも。それでも値段以上の幸せをもらえるから、オタクは幸せなのです……♡
■日々推しのブログやSNSをチェックする
「推しが毎日更新してくれるブログは更新時間になった瞬間にチェック」(18歳 ジャニーズオタク)
「日々のツイート、SNSリレーなどを見る」(20歳 芸人オタク)
こちらは会えない今だからこそ、唯一推しと繋がっていると感じることができるものなのではないでしょうか。ブログで推しの近況を知ることができたり、SNSでリアルタイムで推しの言葉を見ることができたり……。前からあったものだとは思いますが、現場がない今だからこそ、そのありがたみを感じますよね。
■グッズを持っておしゃれカフェへ
「アクスタを持って行っておしゃれなメニューと並べて写真を撮る」(22歳 ジャニーズオタク)
「人形などをカフェに持って行って写真を撮る」(20歳 アニメオタク)
オタクの友達と遊ぶときには、アクリルスタンドや人形、写真などを持ってカフェに行き、おしゃれなメニューや店内と一緒にパシャリ。写真映えを楽しむオタクも多いようです。それだけで終わらず、写真撮影を楽しんだ後はカフェでオタク話に花を咲かせる、まさに幸せなオタ活ですね♡
■ロケ地・ライブ会場を巡る
「ロケ地巡りをする!」(20歳 LDHオタク)
「去年のライブ会場であるドームに行って思いをはせる(笑)」(20歳 ジャニーズオタク)
推しが行っていた場所には、なぜか行きたくなるのがオタクなのではないでしょうか。推しが見ていた景色、推しが食べていたもの……。それに実際触れるだけで心が満たされるから不思議ですよね♡ 中にはロケ地ではなくドームやアリーナ、劇場など、過去の現場に足を運び思いをはせるという、この時期ならではのちょっぴり切ないオタ活をするという方も。
今回は現場のないオタクのオタ活事情を見てきました。どの界隈のオタクも、それぞれ現場がない中でもオタクを楽しもうと工夫を凝らしてオタ活していることが分かりましたね! 来年、再来年、何も保証はないですが、いつか会えるようになる未来を信じて、推し事を楽しめたら良いですね♡(谷夏帆)