「オタクあるある」動画がSNSで大バズり中、ボーイズグループCUBERSのメンバー、9ちゃんこと末吉9太郎さんがCanCam6月号に初登場♡ 9太郎さんが動画の中で繰り出す「それなー!」「沸いたー!」などのキャッチーなフレーズは流行語にもなる気配と、今大注目の存在です。
CanCam.jpでは、本誌ではスペースの都合などなどで泣く泣くカットした部分も含め、ほぼノーカットバージョンでお届け!
「末吉9太郎さん」への質問はもちろん、9ちゃんがアイドルオタクあるある動画の中で演じている「よしえ」への史上初インタビューも♡ ここでしか読めない内容盛りだくさんでお届けします!
<末吉9太郎さんって、改めてどんな人なの?>
まずは末吉9太郎さんのパーソナルをチェック!
Q.自分を表すキーワードを教えて!
A.「アイドル、仕事、ひとり(笑)」
最近はありがたいことにたくさん仕事をさせていただいていて、ほぼ仕事でいっぱいの毎日。
でもやっぱりひとりの時間が好きで、ひとりの時間がないとダメなタイプです。
忙しい毎日の癒しの時間としても、アイドルはやっぱり欠かせない存在。寝る前に動画を見たり、ライブ前に見て気持ちを高めたり…推しを拝む時間は癒されますし、支えになります。
Q.アイドルを好きになったきっかけは?
A.幼稚園の頃に見たモーニング娘。さん!
幼稚園の頃に、当時好きだった女の子がお遊戯会で『LOVEマシーン』を踊っていたのがきっかけです(笑)。きっと女の子が集まって歌って踊っている、ということにときめいたんだと思います。
そこから急に好きになってハマって、テレビでずっと応援していたんですけど、小学4年生のときに後藤真希さんのコンサートに行ってそこでファンクラブに入り、今に至ります。
Q.「アイドルになる」夢を叶えるために、どんなことをしてきた?
A.とにかく超地道。たとえば、F5を押し続けるとか。
ブログ開設とライブ活動から始めました。
ライブはまったく集客がない数人の前で歌ったこともありましたし、ブログももちろん最初はコメントもゼロ。誰も見ていないのに、よくアイドルの方がアップするような、今日は何々がありました、という内容と自撮りをあげてました(笑)。
でも、なんとかランキングを上げたい…と思って、ちょっとずるい手をやりました(笑)。ブログのジャンルによっては、そこまでアクセスが多くなくてもランキング上位に行けそうなところがあったので、そこに登録してひたすら自分でF5(※1)を押し続ける…という、かなり地道なことを…(笑)。
Q.そこから今の「アイドルオタクあるある」動画を作るようになったきっかけは?
A.とにかくバズりたかった!
「アイドルオタクあるある」動画を作る前も、10か月くらいただただ「バズりたい」という気持ちで動画をアップしてたんです。部屋で黙々とビーフジャーキーを食べていたり、公園で大福を食べたり、謎の動きをしながら通過していったり、僕がひとり2役でしゃちほことしゃべっている動画を名古屋で作ってみたり…今思うと鬼やばですね(笑)。
インスタはわりとファンの方に向けてやっているんですが、Twitterは外の人に向けてやっている意識が強かったので、アイドルや僕たちにそこまで興味がない人が知ってくれるきっかけになってくれればいいな、と思って。
ただ、ビーフジャーキーの動画は誰にも興味を持たれなかったです(笑)。
Q.オタクあるある動画をアップするようになってからの反響はどうですか?
A.信じられないくらい、めちゃめちゃ感じます。
他のアイドルのオタクの男性や、TikTokを見て「アイドルオタクはしたことないけど動画を見て来た」という中高生の方が来てくれるようになったり…本当にいろんな方が来てくれるようになりました。アイドルオタクの入り口になれていたら嬉しいです。
最後に神戸でソロイベントをやらせていただいたいたときは、後ろの方までめちゃめちゃたくさんの方がいて衝撃的でした。出る前は緊張したんですけど、出てしまえば「みんなオタク仲間」という感じで緊張しません(笑)。
僕がちょっと笑うと、きゃーって言われたりするのも、うそみたい。「なんか、すみません」と思ってしまって、今でも信じられないです。
Q.反響はどのように見ていますか?
A.めっちゃエゴサします。
合間があればずーっとエゴサしてます(笑)。悪口が書かれていることもあるんですけど、それもしっかりいいねするので、いいね規制がかかるくらい(笑)。
エゴサワードは「9太郎」「9ちゃん」です。「9ちゃん」だと悪口が出てこなくて褒めてくれる言葉ばっかりいただいているんですけど、「9太郎」だと賛否両論で面白いです(笑)。
Q.「9太郎さんオタ」に求めることは?
A.ただ笑って楽しんで、イヤなことを忘れてもらえたら!
僕がすることをゲラゲラ笑って楽しんで、普段のイヤなことを忘れてもらえたら嬉しいです。いろんな9ちゃん推しの方がいますが、その方のスタンスに合った応援の仕方をして楽しんでもらえれば、それが一番。
それこそオタクのあるある動画って、キラキラの王道アイドルの方はやらないと思うんです(笑)。一方でライブでは100%アイドルでいようと思ってやっているので、そういう面も見たいと思ってもらえたら、いつかライブに遊びに来てくれると嬉しいです。サブスクでCUBERSの再生数TOP10くらいを聞いておけばだいたい大丈夫なはずです(笑)
Q.改めて、CUBERSはどんなグループ?
A.いい意味で、個性がバラバラ(笑)
CUBERSの5人が同じクラスにいたら、絶対に誰ひとりとして仲良くならなそうなくらいバラバラです(笑)。
全員がバラバラのところにいそうなのに、でもみんな集まるとほんとに仲よくて楽しい。バラバラな人たちが集まるとどうしても仲良くないとかそういうのが出てくると思うんですけど、僕たちは本当に仲が良いですね。
メンバーからは我が強いと言われるので、最近は会議などがあってもなんでもかんでも口には出さないようにして、心底思ってることだけ発言する感じです。
ちなみにCUBERSでの僕は、実はキラキラアイドル担当です(笑)。
Q.理想のアイドル像はどんな人?
A.鈴木愛理さん。
ステージで一瞬の隙も見せなくて、とにかくプロみの意識が高い! 鈴木愛理さんのようになれるように日々努力しています。
Q.ちなみに、今の推しは?
A.モーニング娘。’20の佐藤優樹さん。
一瞬で魅力を見せつけてきて、心を持っていくようなパフォーマンスをするんです。
最近では最新シングルの『人間関係No way way』のAメロの歌い出しに持っていかれましたね…。
あと最近『LOVEペディア』(モーニング娘。’20)のMVの横山玲奈ちゃんにも沸きました。とにかく髪型がかわいい。ちょっと巻いてちょんまげみたいに結んでるのが大勝利でした。
Q.憧れのアイドルと仕事で関わる機会も増えてきて…実際どうですか?
A.状況が理解できません。
不思議な気持ちです。全然慣れません。
憧れのアイドルの方と机を挟んでお話しているとき、その場の状況が理解できないんですよね。次の日になると「あれは夢だったのかな」と思います。
最初はめちゃめちゃ緊張して視界の端でしか見られないんですけど、ちょっとずつ普通に会話ができるようになる自分がイヤだな、自分はいったいどのポジションなんだ、と混乱します(笑)。
Q.アイドルオタクを楽しむ上で心がけると良いと思うことはなんですか?
A.見返りを求めないこと。
これはアイドルの視点というよりはオタクの視点です(笑)。
たとえば握手会で塩対応だったとか全然レスがなかったとかで「今日干された」とか落ち込んでいる方がよくいますが「ステージに立ってくれているだけでありがたい」という気持ちでいることが大事だなと思います。
Q.好きな食べ物は?
A.焼肉とチョコレートパフェ!
好きな部位はカルビです。
Q.私服のこだわりはある?
A.オーバーサイズでかわいく見せたい!
私服はオーバーサイズのものを着るのがマイルール。そうすると華奢に見えてかわいい印象になるんです。
見た目はかわいく見せておくと、ちょっとかっこつけたときにギャップを見せやすいかなと(笑)。
Q.好きな女の子のタイプは?
A.お花畑でくるくる回っているような女の子!
ロングスカートをふわふわさせながら…。でも、なかなかいないですね(笑)。
<じゃあ、そもそも動画の「よしえ」って何者なの?編>
「アイドルオタクあるある動画」で9太郎さんは毎回「よしえ」という架空のアイドルオタクに扮しています。「それなー!」「沸いたー!」「泣いたー!」などの特徴的なワードが象徴的ですが、でも、そもそもよしえってどういう設定で、何者なの…?なんでマモルにハマったの?ということをネホハホ♡(※すべて実在の人物とは関係のないフィクションです!)
Q.よしえちゃんのオタク遍歴を教えてください。
A.もともとは大きいグループを推していて、物足りなくなってやってきました。
今は「爽快パンチングライン(※9太郎さんが考えた男性アイドルグループ。あるある&細かすぎるキャラ設定やMVも話題なので要チェック!)」のマモルくん推し。
最初は特典会や接触がない大きいグループを応援していたんですが、どんどん物足りなくなってきて今に至ります。
ちなみに爽パンは対バンのライブハウスでギリギリ、くらいの規模のグループです。
あとは目がタピオカみたいな14歳のアイドルが気になっているんですが、その子に揺らぎながらマモルを推しています。
Q.マモルにハマったきっかけは?
A.対バンで釣られた。
何組かのアイドルが出る地下の対バンライブの最前で「いい子いないかな〜」と見ていたら、あまり指差しなどをしなさそうなマモルがいっちょまえにしてきて釣られて。でもその後ツーショット撮影会に行ったらあたふたしているようなギャップにやられました。
Q.推しのマモルくんの魅力は?
A.向上心があるのにスキルが1mmも伸びない、母性をくすぐるかわいさ。
マモルは常に努力していて向上心もあって、ライブのMCでは「頑張ります、このグループに賭けてます」とアツいことをめちゃめちゃ言うのに、歌やダンスのスキルが1mmも上達していないところが推せます。そんなに前のめりでやる気もあるのに、他の子たちが伸びてる中なぜ伸びない!
あとは自分が推している子が人気が出ていくのって嬉しいので、運営に推されていないのに、それとは裏腹に人気が出ていっているので「私の目は狂ってなかったんだ」と思えるところ。
そして、鼻の下のほくろがかわいい。
Q.爽パンMVで好きなマモルくんのシーンは?
A.だめな子ほどかわいい、と思えるリップシーン
鬼のように下手なソロパートの後に、他のメンバーに切り替わる直前、マモルが「上手に歌えてないかも、ちゃんとパフォーマンスできてるかな、大丈夫かな」とスタッフさんのほうを確認しているのを抜かれているのがめちゃめちゃ推せます。
マモルはスキルがないので初期メンバーだけど常に怒られていて、怒られるのをびびっていて、アップで抜かれるリップシーンなのにスタッフを見ているのが、マモルの悪いところでもあり、また推せるポイントでもあります。だめな子ほどかわいい。
爽快パンチのMVはコチラ↓
Q.よしえちゃんはどういうオタク?
A.古参のマモルTO。
平日はOLさん。土日のライブやイベントはもちろん全部行きます。リリース週のイベントももちろん全通。地方も行きづらい僻地であっても基本全部行く。「食費は抑え推しに積む」がマイルール。
現場で仕切ったりしてファンに顔をかなり知られているタイプのオタクです。いわゆるTOです。
でも、同じくらい、いやそれ以上にマモルを推している「鬼のTO」がいます。
Q.いつもなんだかんだ元気なよしえちゃん。病むことはある?
A.なかなか病みません。
たとえば推しが週刊誌に撮られることは慣れているし、グラドルをフォローしているのは不満だけどそんなんじゃ病みません。
ただ、気が強いから「鬼のTO」と握手が連番になって、鬼のTOとの話題を引きずった状態で対応されると「話題引きずっとんなよ」と病みます。
Q.最近のオタ活で「沸いたー!」ことは?
A.貢いだSupremeを着用した自撮りをあげてくれた。
プレゼントでマモルにあげたSupremeの帽子をかぶって自撮りをアップしてくれたこと。
よしえはすぐSupremeやGUCCIを貢ぎます。
Q.これまでにいちばん積んだのはいつ?
A.1stシングルのリリースは何百枚単位で積んだ。
1stシングルの『爽快パンチ』のリリースイベントで買いまくって、CDが100枚入っている箱が部屋に積んであります。
今は3rdシングルまで出ていて、3rdになってくるとマモルくんのオタクも増えてきているんですけど、1stのときはまだまだだったので「私が推さないと」と頑張りました。
Q.よしえにとって、推しの存在とは?
A.頑張る理由!
アイドルオタクがアイドルをしていて、そしてアイドルオタクあるあるの動画をアップしている…という、かなり複雑な構図の「末吉9太郎さん」と「よしえ」。SNSで話題が爆発しテレビや雑誌に引っ張りだこの9太郎さんですが、6月24日(水)にメジャー1stアルバム「MAJOR OF CUBERS」を発売!是非チェックしてみてくださいね。
末吉9太郎(CUBERS)
昨年5月につんく♂提供楽曲によりメジャーデビューをした5人組ユニット CUBERS。
Twitter @9taro_cubers /Instagram @9taro_cubers
■CD情報
6/24(水)発売 1st ALBUM『MAJOR OF CUBERS』(初回限定盤)
6000円+税/キングレコード