親から「結婚しないの?」と聞かれたことある? 返答の仕方3選
みなさんはご家族から、「結婚はまだ?」「いつ結婚するんだ」と結婚を催促されたことはありますか? 娘の晴れ姿を見たい気持ちはわかるけれど、頻繁に言われると少し嫌な気持ちになってしまいますよね。
今回は既婚者以外の20代~50代の女性を対象に行った、「結婚に関するアンケート」の結果をご紹介。実際に結婚の催促をされたことのある方の“返答”にも大注目です!
■親に結婚について聞かれることがある人は4割!
まず、「親に「結婚しないのか」「いつ結婚するんだ」と聞かれることはあるか」について尋ねたところ、「ある」と答えた人が37%、「ない」と答えた人が63%という結果になりました。
結婚することが当たり前じゃない、というライフスタイルが徐々に広まってきているので、親世代も結婚を急かすような言葉を控えるようになっているのかもしれません。
■親の言葉になんて返した? 返答の仕方3選
およそ4割の女性が「結婚について親に聞かれたことがある」と回答しましたが、気になるのはやっぱりその返答。どう返したものかわからないし、追撃されて話が長引くのも面倒。できることなら何度も何度も聞かれないようにしたいところだけど…。実際の皆さんの返答の中から、特に多かったものを3つご紹介します。
・その時がきたら
「彼も私も忙しいから、今はそのときじゃない」(27歳・会社員)
「大学を卒業して、仕事がある程度落ち着いてきたら」(21歳・大学生)
「いつか結婚したいとは思うけど、こんな若いうちから急かされたらいやになるよと窘めました」(21歳・大学生)
「その時が来たら」「まだそういうタイミングじゃない」といった回答した方が一番多いようでした。この答え方をした人の中には、将来的に結婚を考えている方が多いよう。仕事や学業で忙しく、余裕ができたときに結婚に踏み切りたいという声が寄せられました。大学生ですでに親から結婚の話をされる、という方もいて、年齢はご家庭により様々なようです。
また、結婚願望自体がないものの、はぐらかすために同様の返答をしている人もいるようです。気持ち、とてもよくわかります! 一生来ない「その時」を待ちくたびれて何も言ってこなくなるまで逃げ切ろうという気持ちを察して、徐々にこの話題を振らないようになっていってほしいところです。
・いい人がいたら
「いずれいい人が現れたらすると思う」(31歳・会社員)
「今付き合っている人ともう少し付き合ってみて、結婚生活が思い描けそうだったら」(23歳・会社員)
「まだ相手すらいないから、と言ったら黙った」(22歳・専門職)
「何歳で結婚したい!」という人生設計があっても、「この人だ」と思える人との恋愛の機会はそう都合よくやって来ませんよね。お付き合いしている人がいるとしても、結婚生活を一緒に築ける相手かどうか、慎重に見定めたいという気持ちを尊重して、やいやい言わずそっと見守っていてほしいですよね。
・結婚願望がない
「今はしたいと思ってない、とはっきり伝えた」(36歳・会社員)
「今はみんなが結婚するのが当たり前の時代じゃないと返した」(29歳・会社員)
「結婚する気はないから何度もその話をされても困るって伝えました」(25歳・会社員)
結婚自体をする気がないと考えている方は、対応に苦戦されている方も多くいました。ですが、結婚や出産は親孝行のためにするにはあまりにも過酷な時代です。自分の人生は自分のものなので、結婚する意思がないならはっきり伝えていいはずです。
なかには親からの言葉を受けて婚活アプリに登録したり、結婚相談所に申し込んだりしたという方もいました。それが結果的に自分で納得いく選択ならまだしも、そうでないケースの場合、自分の人生の選択を自分でしなかったことをずっとくいることになります。保護者の皆さん、くれぐれもこういった話題は慎重に!(霧崎まい)