空き時間はアウトレットでお買い物♪ キャストの仲の良さも魅力の映画『八王子ゾンビーズ』
7月17日から全国公開となる映画『八王子ゾンビーズ』。大ヒットした舞台作品が、映画となってスクリーンに登場すると話題沸騰中の本作。
CanCam.jpでは主演・羽吹 隆を演じる山下健二郎さん(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)と、イケメンゾンビ集団“八王子ゾンビーズ”のリーダー・仁を演じる久保田悠来さんに独占対談インタビューを敢行♪
前編では映画について、後編ではプライベートについてお話を聞いてきました。
――対談ということで、まずはそれぞれが演じる役についての魅力をお互いに紹介しあってください!
山下さん あ〜!お互いの紹介をするんですね、了解です!
久保田さん えーまず、山下健二郎さん演じる羽吹はですね、本人と多くの点がリンクしているのかなと思います。そして彼のパーソナリティーが存分に活かされた役柄となっています!
山下さん ははは(笑)。ありがとうございます!
久保田さん ダンススキルはもちろんのこと、つっこみスキルもリンクしている感じでした。なので羽吹は、ほぼ山下健二郎だったかな。誕生日もほとんど一緒でしょ? 設定にないけど(笑)。
(2人で爆笑)
山下さん そうですね、羽吹の誕生日はわからないですけど(笑)。
久保田さん でもドラマで5月くらいって言ってなかったっけ? まぁ誕生日は定かではないですが…。いろんな意味でリンクしつつも、羽吹のキャラクターをしっかり確立している魅力的な修行僧の役ですね。
山下さん すごい褒めてもらえた(笑)。
――言われてみて、山下さんいかがですか?
山下さん 確かにこの羽吹という役は自分自身とリンクする部分が多くて、そのまま自分を演じたって部分も多かったです。特に役作りで苦労した部分もなく、過去の自分の経験を思い出してダンサーとしてリンクする部分を意識して演じるって感じでした。なので困った部分はなく、すんなり楽しく演じることができましたね。でもそれもゾンビーズのみんなが周りにいて、サポートして助けてくれるからっていうのはあったかなと思います。
――久保田さん演じるゾンビ「仁」はどんなキャラクターですか?
山下さん その中でも特に(久保田さんの演じる)仁さんは、ソンビーズの中でもリーダー。お芝居じゃないプライベートな部分でもムードメーカーで仕切ってくれたので、すごく頼り甲斐のある兄貴って感じでしたね。
――舞台から始まり、今回は待望の映画化となる『八王子ゾンビーズ』。映画ならではの魅力や観どころを教えてください。
久保田さん 舞台では描けなかった時系列が描けていたり、細部にわたる表情などが見られるところですかね。いい表情をするんですよ、羽吹が! 映画ではそういった、滲み出る物まで見てもらえるんじゃないかと思います。
山下さん キャストのみなさんも豪華です。まさか松岡 充さんや今田耕司さんが出てくださるなんて思ってなかったし、それも監督の鈴木おさむさんの繋がりで実現していて。すごく豪華なメンツで撮影できたのは、素直に嬉しかったですね。舞台では描けなかった大きなスケールも観どころだと思います。撮影は実際のお寺でさせていただきました。かなり日数も短かったのですが、朝から晩までお寺を貸していただけて。
久保田さん 実際に撮影中に参拝に来るお客さんもいらっしゃったしね。
山下さん カメラマンさんも有名な方だったり、スタッフさんも豪華で! そんな恵まれた環境に加えて、すでに舞台でチームワークもできあがっていたので、初日からトップギアで撮影ができました。
久保田さん スタッフさんもいつも笑ってくれていて、すごく和やかに進みましたね。
――撮影中の印象的なエピソードはありますか?
山下さん 僕が疲れすぎて、(鈴木)おさむさんのこと「おさむちゃん」って呼んでしまって(笑)。
久保田さん 呼んでましたね。
山下さん 気づいた時には「ごめんなさい!」って平謝りでしたよ(笑)。
久保田さん まぁそれくらい距離が縮まっていたってことですね!
山下さん そういうことで(笑)。
――鈴木おさむさんは、どんな反応を?
山下さん 実はそうやって呼ばれることが多いらしく、「慣れてるから大丈夫だよ〜(笑)」って言ってくださって助かりました。「なぜかわからないけど、不意に呼ばれることが多くてさ」と言ってらしたので、きっと僕と同じミスをした人がたくさんいるんだろうと思います。
久保田さん あとはキャストのみんなでアウトレットにも行きましたね!
山下さん 行ったね! 御殿場の近くだったので。楽しかったな〜! みんなお買い物をしていて、僕もしました(笑)。
久保田さん なぜかみんなお買い物をしなきゃいけない雰囲気になっちゃってね? 行ったからには買わなくちゃ!って感じで、なぜか若手がやたらと爆買いする結果になってました。
山下さん そう、全然買わなくてもいいのに! 勝手に追い込まれて、山のように買って帰ってる人がいました(笑)。
――真夏の炎天下での撮影だったということですが、大変なことはありましたか?
久保田さん 暑かったね〜! 僕たちはゾンビだから汗をかいてはいけないので、入念に汗拭きしてましたよ。
山下さん そうそう。で、ライティングをたくさんつけての撮影だったから、虫が大量発生して。僕は全然平気なんですけど、誰かゾンビーズで虫がダメな人いたよね?
久保田さん 誰だっけ? あ、牧島 輝か! ギャーギャー騒いでたな(笑)。
山下さん そんな状況でも楽しく撮影できましたね。みんな舞台からの付き合いなので、本当に仲がいいんです。
――舞台で共演してから約2年、このインタビューも息ぴったりでこなすほど絆が深まっているお二人ですが、最近知ったお互いの「新たな一面」はありますか?
久保田さん なるほど、なるほど。
山下さん え!? なんだろうな、あるけどな…。
久保田さん 喋れる範囲で、だからね(笑)。
山下さん そりゃそうだ! あ、そういえば今日、不意に誕生日プレゼントをもらいました。久保田さんにネックレスをいただいて、嬉しかったです! 誕生日プレゼントをもらうのは初めてだったかも。
久保田さん そうそう。
山下さん だからなんか、そんなロマンチックなところあるんだって思いましたね(笑)。
久保田さん ちょっとサプライズしてみました。
――では逆に、山下さんの新たな一面は?
久保田さん 僕はステイホーム期間中ずっとヒゲを伸ばしていたので、今日、現場に入る前にあえて半分だけ剃ってきたんです。なのに、それに気づいてくれませんでした! だから…そういうところは意外と気づいてくれないんだなと思いました。
山下さん ははは(笑)!
久保田さん 気づいてほしくてしばらく口元をさわって待ってたんだけど、「大丈夫ですか? 今日、調子悪いんですか?」って聞いてきて(笑)。普通に見れば明らかに分かるくらいなのに!
山下さん 言われるまで気づかなかったんですよね。
久保田さん だから意外と僕のことは見てないみたいです。愛が一方通行で悲しいです(笑)。
中毒者が続出した人気舞台『八王子ゾンビーズ』、ついに映画化!
映画『八王子ゾンビーズ』 2020年7月17日(金)全国ロードショー
https://www.hachioji-zombies.com/
2万3000人以上の動員を記録した伝説の舞台『八王子ゾンビーズ』。本作を舞台に引き続き、鈴木おさむが映画化! 主演を務める三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE の山下健二郎と、2.5次元舞台を中心に活躍する俳優たちがイケメンゾンビとなってスクリーンに大集結。夢に敗れたダンサーは、歌って踊ってゾンビたちを成仏させることができるのか!? なんでもアリの大騒ぎがクセになる、新感覚エンターテインメントが誕生。
息ぴったりで終始盛り上がっていた山下さんと久保田さん。次回の[後編]では、ふたりのプライベートに関する対談をたっぷりお届け! お楽しみに♡