7割以上が間違って覚えてます。「知恵熱」の意味、正しく説明できる?

大好評の雑学クイズからこの問題!あなたはわかりますか?


これまでCanCam.jpに掲載した記事の中から、特に多くの方に読んでいただいた記事を厳選してお届けいたします。今回は、更新のたびに大好評をいただいている雑学クイズの記事の中でも、特に多くの方がチャレンジしてくださったこの問題です!

 

■「知恵熱」は乳幼児期特有の発熱?それとも頭を使ったあとにでる発熱?


女性

(c)shutterstock.com

みなさんは、自分の言葉の使い方は絶対に正しい、と自信をもって言えますか? 言葉の意味をきちんと理解するのって、意外と難しいですよね。

今回は、「言葉の意味を勘違いしやすい日本語」に関するクイズを出題します。普段よく耳にするあの言葉の本当の意味が分かるかも……?

 

「知恵熱」の意味を説明できる?

 

次の2つのうち、「知恵熱」の正しい意味はどちらでしょう?

1「乳幼児期に突然起こることのある発熱」

2「深く考えたり、頭を使ったりした後の発熱」

 

意外と耳にすることが多いこの言葉。一体正解はどちらなのでしょうか?

 

■「知恵熱」の本当の意味って…?


「知恵熱」の本来の意味は……

 

1「乳幼児期に突然起こることのある発熱」

 

でした!

 

文化庁が発表した平成28年度「国語に関する世論調査」によると、

20代の男女のうち、「乳幼児期に突然起こることのある発熱」という意味合いで使っている人は、全体の15.6%。

一方、「深く考えたり、頭を使ったりした後の発熱」という意味合いで使っている人は73%という結果になっています。

 

このように、20代のほとんどが「知恵熱」の意味を勘違いして覚えてしまっているようですね。「知恵熱」は頑張りすぎたときにでるものだとずっと思っていたのに……という方も多いのではないでしょうか。

 

本来は「乳幼児期の突然の発熱」を指す「知恵熱」。

くれぐれも、「勉強 / 仕事を頑張りすぎて知恵熱が出ちゃったよ」なんて誤用はしないように気を付けてくださいね! 大人になってしまったら、もう「知恵熱」は……。(萩原遥)

 

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