「糵」読めたら超すごい!絶対食べてるあの野菜のことです
見慣れない漢字でも、読み方を聞いてみたら「じつはよく知っている言葉だった」ということ、たまにありますよね。
飲み会で大活躍してくれる「鬱金」。
ユニークな行動で有名な動物「海狸」(アザラシではありません)。
よく使う単位「粁」…などなど。
そんな「読めそうで意外と読めない」日本語クイズ。本日のお題はコチラです!
「糵」。
また難しそうな漢字が出てきた! こんな日本語知らないよ〜!!…と、思うかもしれません。でもじつはこれ、皆さんがよく知っている、ある食べ物を表す言葉なんです。
■ここでヒント!
読み方を探りやすくするために、言葉の意味を調べてみました。小学館デジタル大辞泉によると、「糵」の意味は次のとおりです。
「穀類などの種子を光を当てずに発芽させたもの。ふつう大豆・緑豆など豆類のものをさし、食用にする。」
イメージしてみてください。大豆や緑豆などの豆類を、光を当てずに育てて発芽させたもの。それって、スーパーでいつも見かける食べ物だと思いませんか?
さっと茹でたり炒めたりするだけで食べられる、この食材。安いし、かさ増しにも役立つし、自炊のお供にもピッタリです。
……さあ、もうお分かりですね? では正解を見てみましょう!
■正解は……コチラ!
そうです! 「糵」の読み方は「もやし」でした。
漢字では、「糵」の他に「萌やし」と書くこともあります。デジタル大辞泉によれば、もやしという名前は「萌やす」の連用形から生まれたもの。
時候の挨拶で「若葉が萌える季節」なんて言い回しをしますが、まさか「もやし」がそれに近い意味を持っていたとは…。日本語って奥深いものですね。
1分で雑学が身につくCanCam.jpのクイズコーナーは、毎日更新中♪ 他のクイズにもチャレンジしてみてくださいね。
(豊島オリカ)