正しく理解できてる?席次のビジネスマナー
例年よりも早い開花宣言もあり、桜ムードが高まってきましたね!
新年度を控え、新社会人となる方々は期待と不安でいっぱいな頃なのではないでしょうか。また、そんな後輩たちに自分がしっかりと正しい見本となれるかという不安を抱く先輩社員の方もいるかもしれませんね。
今回はそんな新年度に向けた不安を抱える皆さんに、今さら聞けないけど使える席次のビジネスマナーについてご紹介します!
席次の考え方の基本
皆さん、社会人として上司など目上の方と同じ空間にいたとき、「上座」「下座」を意識しますよね。
上座、下座がどの位置になるかは、部屋や乗り物の構造に左右される部分もありますが、「最もくつろげる位置や最も安全な位置が上座。その反対が下座」というのが席次の考え方の基本です。
会議室や応接室では、一般的に「入口から最も遠い席が上座、入口に最も近い席が下座」とされていますが、これは入口から最も遠い席が最もくつろげて、最も安全と考えられるからです。
よく使うのに意外と理解されていない! エレベーターとタクシーの席次
会議室などのような部屋の形であれば、席次のマナーについては先ほどの考え方で理解できたと思います。
しかし、日常的に使うものの中には多方向に入口があったり、空間に対して入口が大きかったりして、先ほどの考え方が通用しない場面もありますよね。
今回はその中でもエレベーターとタクシー(自動車)の意外と知られていない席次についてご紹介します。
◆エレベーターの席次の考え方
・入口から見て左奥が上座
・操作盤の前が上座(操作盤が左右両方にある場合は、左の操作盤が上座)
ちなみにですが、エレベーターに乗るときは安全確保のために自分が先に入り操作盤の前に立って「開」ボタンと行先階を押して、お客様を招き入れます。
降りるときは「開」ボタンを押して、お客様に先に降りていただきます。
◆タクシー(自動車)の席次
・運転手の後ろの席が上座(最上位)
・以下、助手席の後ろ、後部座席中央、助手席の順番
デキるビジネスパーソンになるには、やはり基本のマナーから! 今回紹介した席次のマナーをマスターして、新年度の好スタートにぜひ繋げてください♪(山口彩楓)
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