LCC(格安航空会社)の進出が目立つ一方で、ビジネスクラスやファーストクラスのサービスも格段に進化しています。
『Precious』8月号の「人気エアライン『ファースト&ビジネスクラス』最前線」の写真を見ると、提供される機内食は、まるで高級レストランのよう! しかもフルフラット&広々したシート……これが本当に機内なの?と思わせるほど、ラグジュアリーな空間!
今回ピックアップされているのは、日本航空のビジネスクラス&ファーストクラス。日本航空が国際線の運航を始めたのは1954年。当初は、欧米のエアラインを前に苦戦を強いられていましたが、1960年代に入り、機体の増強と路線網の拡充に力を入れて、集客数は急速に増大。日本が誇るエアラインとして盤石の地位を築き上げました。
近年、日本航空のビジネスクラスでは新シート「スカイシート」を順次投入中。シートの周りをパーテーションで囲んでプライベートを確保したり、どのシートからでも直接通路にアクセスできるよう工夫しています。
また、国際線のファーストクラス「JAL SUITE」では、パーテーションで囲まれているのはもちろん、まるで書斎と寝室が一体化したかのよう。マットレスは特別仕様の「エアウィーブDEAL MODE」を採用、フルフラットにしたときのベッドの長さは199cmと、広さと落ち着きあるシートを用意。専用のリラクシングウェアに着替え、周囲を気にすることなく休めるので、そこはもはや“スイートルーム”!
そして、食事はファースト&ビジネスクラスに「スカイオーベルジュ BEDD」を導入し、麻布十番のレストラン「山田チカラ」を営む山田チカラ氏や、料理プロデューサーの狐野扶実子氏がメニューを担当するなど、6人のスターシェフらによる珠玉のメニューを提供。
さらに、ファーストクラスでは、機内で炊き上げたご飯と共に京懐石料理までいただけるとか。“天空のレストラン”で、最上のおもてなしを堪能できそうです。
アメニティは、あの『ロエベ』とのコラボしたキット! しかもスタイリッシュなポーチは、時期、日本発着便で異なる生地と色が用意されているというから驚きです。
スイートルームのようなシートに、天空のレストラン……。飛行機がただの移動手段ではなく、これはもう旅先のひとつ。機会があれば、一生に一度は乗ってみたいものですね!(さとうのりこ)
(『Precious』2014年8月号)
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