透き通るようなハーモニーが話題!注目のユニットThe Super Ballに初インタビュー!

注目のユニットThe Super Ball

TBSテレビ系「王様のブランチ」エンディングテーマをはじめ数々のタイアップを務め、昨年にはワンマン全国ツアーを達成するなど、今人気急上昇中のツインボーカルユニットThe Super Ball。

そんなおふたりが、11月20日(水)に3rdアルバム『プレーンバニラ』をリリース! アルバムにこめた想いから、ユニット結成のきっかけ、普段聞けないお互いのイメージまで、たっぷり語っていただきました。

■ふたりの出会いは「かるさ」から


注目のユニットThe Super Ball

ーーお二人はどこで知り合ったんですか?

吉田理幹(よしだ・りき)さん(写真左 以下、吉田さん):とある企画の最終オーディションで知り合いました。僕はオーディションの時すごく集中して自分の世界に入るタイプなんですけど、そうやって集中している時にいきなり陽吾さんに「連絡先教えてよ」と声をかけられて、「あ、この人苦手だな」と思ったのが最初です(笑)。

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ーー佐々木さんはどうして声をかけたのでしょうか?

佐々木陽吾(ささき・ようご)さん(以下、佐々木さん):そのオーディションの最中、勝手に理幹に好意を抱いていたんですよね。練習しているのを見て、「ほんとに歌うまいな」と思っていました。当時僕は青森から栃木の大学に進学して、東京に通って音楽活動をしていたので、東京の友達が全然いなくて……。理幹のことはそこまで勝ち上がってきた戦友だと勝手に思っていたので、話しかけました。でもそれっきりで(笑)。

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ーー知り合ってから1年後、改めて吉田さんから連絡をとろうと思ったのはどうしてですか?

吉田さん:陽吾さんのこと、少し苦手ではあったんですけど、「めちゃめちゃ歌うまいな」、「声いいな」とは思っていました。そのオーディションはダメだったんですけど、1年後にふと「陽吾さん今何してるんだろうな」「今も音楽やっているのかな」と気になって電話したんですよ。そうしたら「ああ、飲みに行こうよ」と言われて。「相変わらずかるい人だな」と思いながらも飲みに行ったんです。

そしたらそこでまたかるく「じゃあスタジオ入ろうよ」と言われたので、お互いのオリジナル曲を持ち寄って、声を合わせてみたんです。その瞬間、「あ、こりゃやっていけるわ」と思えるくらい、二人の声の合わさり具合がすごく気持ちよかった。僕はアカペラサークルに入っていて、それまでたくさんの人とハモってきたんですけど、どの人よりも気持ちいいなと思って、そこからライブに出るようになりました。

佐々木さん:かるかったんですよね……良かったね。かるくて。

吉田さん:良かった(笑)。感謝してるよ。

 

■ユニット結成!しかし、気づくと就活の時期に……


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ーーユニットを組んで活動しようと決断したきっかけを教えてください。

吉田さん:ユニットを組むまでは割とスムーズでしたね。たしか「とりあえずライブ出てみるか」って言って、僕のソロのイベントに二人で出たんだっけ?

佐々木さん:うん、そうそう。

吉田さん:そうしたら評判が良くて次々ライブが決まっていって……っていう感じです。1年後くらいに最初のワンマンライブをやったときには100人くらい集まって、「あ、これ2人でやっていける!」と本気で思いました。当時僕は別の企画の最終オーディションまで残って、関連する学校にも行っていたんですけど、それもやめてスパボに集中することにしました。ライブが終わった3日後には「明後日から陽吾さん家に住むわ」って言って住みだして。そこから毎日Twitterでカバー動画をあげて、路上ライブやりまくって……っていう感じですかね。

ーートントン拍子ですね! 結成当時は学生で、吉田さんは就活もしていたそうですが、アーティスト活動一筋でやっていこうと思ったきっかけはありますか?

佐々木さん:一時期本当に悩んでいたよね。内定したところなら定時で上がれそうだから、音楽と両立できるんじゃないかって言って。だけど、冷静に考えて就職していたら無理だったよね。

吉田さん:そうそう。僕は今まで親の言うことを結構聞いてきたんですよね。高校で野球部を頑張って、勉強していい大学に行って、このまま親の思ういい人生のレールに乗っていい企業に就職して……っていう未来を想像した時に、このままでいいのかなって葛藤が生まれました。やっぱり音楽が好きだし、「絶対にやっていける」とどこかで思っていて。かなり悩んだんですけど、「やるならもう覚悟決めて音楽一本でやろう」って自分に言い聞かせて、決めましたね。

ーー佐々木さんは就職しようとは思わなかったですか?

佐々木さん:僕は教員免許を取得しているんですけど、大学に入って半年くらいで教師はないなって気づいたんです。両親が教師なので、なんとなく教師になるものなんだと思って生きてきたんですけど、先輩の話を聞いたり、勉強したりしている中で僕は違うかなと思って。やっぱり歌がやりたかったし、オーディションも結構受かってはいるから、「ちゃんと歌の勉強をしよう」と東京にボイストレーニングに通いました。もう音楽以外選択肢はなかったですね。教師はない、サラリーマンもない、東京に行って音楽やろう、と。親は「教員免許も取ったし、ここからはお前の自己責任だ」と言って許してくれました。

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■一緒に過ごしてわかった意外な一面


ーーお互いのイメージを一言で表すと?

吉田さん:前はこういうパーソナルな質問をされると「太陽みたいな人だ」とか言っていたんですけど(笑)。今一番に思いつくのは人懐っこい。最初に話しかけられたときは苦手に感じたし、ただの陽気なやつなんだって思っていたんですけど、あれもすべて、陽吾さんが持って生まれた人懐っこさだったんだなって思いますね。

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ーー佐々木さんから吉田さんに対するイメージは何かありますか?

佐々木さん:やっぱり、普通ではないんですよ。吉田理幹は。まあかっこよくいうと天才、かっこわるくいうと天然、っていう感じですかね。天才っていうのは、すごい野球の才能を持ちながらも、高3で音楽に切り替えて、そこから音楽で上までいこうっていう突き進むパワーというか、まっすぐ感ですね。だけど、一緒に過ごしてみると結構天然なこととか多くて。たとえば、僕結構ボケるんですけど、あんまり突っ込んでくれないというか、普通の話だと思って流されることがあります(笑)。

吉田さん:え、そうなの?!(笑)。

 

■アルバム『プレーンバニラ』で一人でも多くの人の毎日を彩りたい


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ーーアルバム『プレーンバニラ』に込めた想いを教えてください。

佐々木さん:「プレーンバニラ」って、金融の用語で「飾り気のないもの」とか「元々あるもの」っていう意味なんです。今回のアルバムは全曲二人で作詞作曲もしているので、本当に二人でしか出せないもの、かつ、デビューして3年で色々学んできたものがしっかり込められた作品になったなと思っています。このアルバムは意外と恋愛の曲が少なくて、日々生きていく人生だったり、夢だったり、ファンタジーだったりがテーマになっていて、統一感は全然ないんですけど、二人組だからこそできた作品になっていると思います。

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吉田さん:自分はとにかく音楽が好きで、音楽があるだけで毎日が明るくなったりするんです。なので、そういう人が一人でも多くなればな、と思っています。より多くの人の毎日を彩れるようなアルバムになってほしいと心から願っていて、そう思いながらいろんな曲を作って歌ったので、届くと嬉しいです!

 

■イベントでは裏の裏まで話します!


ーー10月27日(日)に小学館カルチャーライブ!で「3rdアルバム『プレーンバニラ』試聴&全曲解説会」が開催されますね。当日はその1曲1曲に込めた想いを語っていただけるのでしょうか。

吉田さん:そうですね。込めた想いは曲によってそれぞれたくさんあるので、「歌詞のこういう部分に注目してほしい」とか、「こういうサウンドにこだわっているんだ」とか、そういうところをみんなに伝えたいなと思っています。

佐々木さん:イベントでは普段取材で話す裏話以外にも、かなり踏み込んだところまで話したいなと思っています。歌詞をスクリーンに映して、「ここはこういう想いがある」っていう細かい話とか、デモ段階ではこういう状態でこういう歌詞だったけど……、とかもう裏の裏の裏話くらいの感じを伝えられる試聴会にしたいな、というか。普段家にこもってやっている作業を見て、それから新たに聴くと曲の聞こえ方が変わってきたりするので、それを感じられるようなイベントにしたいなと思っています。

ーー残席わずかのイベント、申し込みはこちら↓

イベント申し込み

 

■The Super Ballのサイン入りポラを3名の方にプレゼント!


チェキプレゼント

【応募の方法】
・カルチャーライブ!のTwitterアカウント(@Sho_cul)かInstagramアカウント(@sho_cul)をフォローしてください。
※当選確認の際に必要な場合があります。

・この記事(The Super Ball独占インタビュー)の感想を、TwitterかInstagramに投稿してください。その際、必ず #TheSuperBall(もしくは #スパボ)#CanCam #チェキ当てたい のハッシュタグを3つつけてください。

・応募の締切:2019年10月22日(火・祝)23時59分まで

※厳正な抽選にて当選者を決定します。
※当選のご連絡は、10月末までにさせていただきます。この連絡をもって当選者の発表と代えさせていただきます。当選についてはTwitter/InstagramのDMでご連絡させいただきますので、小学館カルチャーライブ!のアカウントからDMが受け取れる状態にしておいてください。DM送付後、3日以上ご連絡いただけない場合は、自動的に当選キャンセルになりますので、あらかじめご了承ください。
※当落のお問い合わせにはお答えできませんのでご了承ください。
※いただいた個人情報はプレゼントの抽選、当選者へのご連絡以外には使用しません。

 

■最新シングル「花火」


【プロフィール】
佐々木陽吾(Gt &Vo)と吉田理幹(Pf &Vo)によるツインボーカルユニット。略称は「スパボ」。
2013年結成。2015年より活動を本格化させ、レコード会社数社の争奪戦の末、2016年7月にメジャーデビュー。
デビュー以来、数多くの楽曲がTVアニメ主題歌、連続ドラマ主題歌、番組テーマソングに抜擢され、2人の創り出すメロディーと奏でるハーモニーが大きな注目と人気を集めている。
11/20に3枚目のアルバム「プレーンバニラ」をリリース。

撮影/小川利奈子 構成/三橋七緒