もらってうれしい「引っ越し祝い」ランキング
引っ越しと言えば2〜3月など新生活が始まる前にやるものというイメージが強いですが、これからの11月、12月は閑散期となるため費用を抑えるのには丁度良いシーズンとなります!
また、今年は10月より増税があったため、駆け込みで人生の大きな買い物・マイホームを購入し、引っ越しする人も身近に増えたのではないでしょうか。
そんな時事を踏まえて今回は、SUUMO(スーモ)を運営している株式会社リクルートすまいカンパニーが20代~40代の男女でかつ1年以内に引っ越しをした517名に調査した、もらってうれしい「引っ越し祝い」ランキングをご紹介。
最近引っ越した人たちに渡して喜ばれるのは、どんなものなのでしょうか?
■もらってうれしい「引っ越し祝い」第1位は「現金」
「引っ越し祝いで、もらってうれしかったものはなんですか?」と伺ってみたところ、第1位は「現金」、続く第2位は「ギフト券・ビール券などの金券」と金券類が2トップという結果になりました!
引越し前後は何かと出費がかさむもの。お金やそれに準ずる金券類は、困っているからこそ有難く思われるようでした。
◆引っ越し祝いでもらってうれしかったもの(5つまで回答)
1位「現金」31.3%
2位「ギフト券・ビール券などの金券」28.0%
3位「カタログギフト」25.1%
4位「スイーツ・お菓子」21.9%
5位「お酒・ジュースなどの飲料」16.1%
6位「洗剤などの消耗品」14.9%
7位「タオル・ふきんなどの生活雑貨」13.5%
8位「キッチングッズ」6.0%
9位「家電」4.1%
10位「食器」3.5%
11位「インテリア」2.7%
12位「花束」2.3%
13位「観葉植物」2.3%
その他「もらわなかった」29.4%
ランキングの結果から、金券類のあとにはお菓子や飲み物、洗剤やタオルなどの消耗品が好まれる傾向であることも分かります。そして、最後に家電や食器、インテリア、植物でした。
これらは結構長く使い続ける物であるため、もらって嬉しかった人と嬉しくなかった人と意見がわかれるタイプのギフトと言えそうです。プレゼントを選ぶのも難しいし、もらった人も本当に嬉しいのか判断しにくいため、相手の好みがハッキリ分かっていない場合は避けた方が良いのかもしれませんね。
■相手との関係性によって異なる「引っ越し祝い」金額の相場
引っ越しのお祝いを貰えたら嬉しいものの、相手はお礼返しをしなければいけないので、高価過ぎる引越し祝いはかえって相手に気を使わせてしまうことに繋がります。
一般的に引越し祝いを受け取る側は、半額〜1/3程度の内祝い(返礼)と言われています。そのため、相場に合わせた金額で引っ越し祝いを用意することが重要と言えます。
心地よい人間関係を構築するためにも、今回は、関係性別のお祝いの相場についても確認していきましょう。
◆友人・職場の同僚
友人・職場の同僚(個人で贈る場合)の引越し祝いは、関係性の深さによっても変動しますが5,000~1万円が相場です。
職場の仲間と連名で贈る場合には、1人当たり1,000~3,000円を目安に贈ると良いでしょう。職場の習慣と合わせて検討してみてくださいね。
◆兄弟姉妹・親戚
付き合いの深さでも変わってきますが、兄弟姉妹へは1万~3万円、親戚へは5,000~3万円程度のお祝いが平均的です。
ご高齢にあたる親戚の場合、「現金は失礼」と考える人もいらっしゃるので、お祝いには品物を用意するか、現金よりソフトな印象のギフト券がオススメです!
◆目上・上司の方
目上や上司の方の場合、親密度や普段どの程度お世話になっているかで変動しますが、1万円程度の品を選ぶのが一般的といえます。
今回は、もらって嬉しかった引っ越し祝いのギフトランキングと、引っ越し祝いの金額に関する相場についてチェックしてきました。引っ越し祝いは、相手の新たな生活を応援し、日頃の感謝を込めるギフトとなります。引っ越し祝いを渡すとなったら、相手のことを想って選び、お互いがうれしくなる引越し祝いを目指しましょう! (かすみ まりな)
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