色気があると思わせるにはどうすればいい?

色気があると思わせるにはどうすればいい?


色気

 

女性にはさまざまな色気がありますが、自分の本当の色気に気づいていない人がほとんど。そのため、今日から色気を出していこう!と思っても、そのやり方がなかなかわからなかったり、間違ってしまうこともしばしば。そんなとき、手軽に色気を演出することができたら嬉しいですよね。そこで今回は、色気があると思わせるための心理テクニックをご紹介いたします。

 

■口元を半開きにしてみる

人は危険だったり、臭いものは体内に入るのを拒み、おいしい、香ばしいものは無意識に取り込もうとします。その基準になっているのが「口」であり、行動心理学によるとこの習性が会話でも出るとされます。そのため、話しているときに相手の口が閉じていたら、それは相手の話を受け入れようとしていないという意思表示、つまり拒否や防衛反応の表れなのです。そこで色気を演出するためには、口を少し半開きにすることをお勧めします。半開きの唇は自分のことを受け入れてくれていると思わせることができるため、異性が色気を感じるポイントに。もちろん、ただ半開きで「ぼーっ」と口を開けているのとは違います。ずっと開きっぱなしもよくありません。いつもではなく、少しだけ。時々口を開けて気になる異性と話すと色気を感じさせることができるように。さらに、リップやグロスでツヤを出しておくと、なお効果的でしょう。

 

■揺れるタイプのピアスやイヤリングをつける

ピアスやイヤリングは耳元を彩るアイテムですよね。実は、これを利用して色気を演出することも可能なのです。用意するものは、ゆらゆらと揺れるタイプのピアスやイヤリング。チェーンをピアスホールに通したものや、アメリカンピアスもいいでしょう。なぜ揺れるものがいいかと言うと、それは狩猟本能に関係しているためです。例えば、猫に猫じゃらしなど揺れるものを揺らすと、瞳孔が開き姿勢を低くして獲物を狙う体勢を見せてくれますが、これが狩猟本能です。人にとっても、揺れるものは本能的に捉えたい、自分のものにしたいと思わせるため、揺れるタイプのアクセサリーを見ると心が高揚し、セクシーさを感じるのです。

 

■色彩心理を用いてセクシーさを演出

もしもあなたが最も簡単にセクシーさを演出したいなら、身につける衣類のカラーに気を遣ってみましょう。ポイントは白と紫の使い方にあります。色彩心理学において、白というと、爽やかで清潔な印象がありますが、反面、すべてを明らかにする意味合いを持ったカラーなので、周囲の注目を集めるという効果があると考えられています。そして紫色は、深い感受性とミステリアスな色気を相手に与えるカラー。ミステリアスな雰囲気や、アンニュイなイメージが強く、異性にセクシーな印象を持たれやすいと言えます。そのため、白と紫の併せ技で、注意をひきつけて色気を演出するのが最適。シチュエーションは、少し暗い照明のバーなんかが映えるでしょう。

 

■あごをほんの少し上げてみる

カナダのマギル大学の実験によると、CGを使いあごを10度刻みで傾かせ、その変化による印象の違いを検証する実験が行われました。この検証によると、20度がセクシャルで好印象、30度で高飛車な表情に見えるとの結果が得られました。あまりに角度をつけ過ぎるといけ好かない印象になるようですが、自分をセクシーに見せるには、ややあごを上げるのが効果的なのです。ただ、自分にはちょっと……と感じるあなたなら、逆の戦法をとるのもアリ。一般的には、45度うつむくと魅惑的、というデータもあります。これに上目遣いを加えるとなお色気アップでしょう。

 

 

心理学におけるメラビアンの法則においては、見た目が9割の印象操作に関わっているとされます。見かけは関係ない、中身で勝負しようという人は、たった1割の魅力で勝負しなければならないのです。そのため、中身で勝負するよりも、見た目で印象をコントロールするほうが効率がいいと言えます。自分には色気なんて無縁だと思わずに、今回のテクニックを活用してみてください。もしかすると、異性の心をときめかすことができるかも!?(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出書房新社)。

 

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