「フリマ」を英語で書くと「free market」じゃない!…じゃあ何か知ってる?
「フリマ」こと、フリーマーケット。
土日などに近所や公園など「リアルの場」で行われているのはもちろん、ここ数年ではメルカリやラクマなど「フリマアプリ」の成長も著しく、誰もが一度は聞き、そして関わったことがあるもののはず。
そんな聞き慣れた「フリーマーケット」ですが、英語で書くと「free market」じゃないって、知っていますか?
「誰もが自由にものを売っていい、free、という意味じゃないの……?」と思った方も多いことでしょう。
ちなみに「free market」は、それはそれで、いわゆる「フリマ」とは別の意味を持っています。デジタル大辞泉(小学館)によると、コチラ。
「自由な意志・行動から生じる経済活動上の利点を主張する自由主義の思想に基づく経済活動および市場。すべての取引・売買がそれを望む者の意志・自発性によって行われるとする。政府や権力の介入を排除または最小限にとどめ、個人の自由な経済活動によって取引が行われる市場では、需要と供給の調整が最も効率よく行われ、利益を最大化するとされる。この利益には、個人的な利益だけではなく、国家経済や社会福祉上の利益なども含まれる」
……ものすごく難しいですが、要するに「自由市場」ということ。
では「フリマ」を英語で書いた場合の正解は……コチラ!
「flea market」でした。
「flea」とは「蚤」のこと。
つまり、ここ最近さまざまなところでその文面を見かける「蚤の市」とは「フリーマーケット」と同じ意味なのです。
「フリーマーケット」を辞書で引くと、「蚤の市」と出てきて、「蚤の市」をまた辞書で引いたのがコチラ。
「《(フランス)marché aux puces》パリの北隅、クリニャンクール門から北へサントゥアン門までの路上に、毎週土・日・月曜日に立つ古物の露店市。転じて、一般に古物市をいう。」
もともとはフランス・パリが発祥で、そこから古物市全般を指すようになった言葉でした。
意外と知らなかった方も多いのではないでしょうか?
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