無類のカレーLOVERである俳優・濱 正悟による「カレー好きの、カレー好きによる、カレー好きのための連載」。5軒目となる今回は、神保町を代表する「純喫茶 さぼうる」へ!
1955年創業の歴史ある名物喫茶
神保町駅のA7出口を出てすぐの場所にあるさぼうるは、1955年に創業した老舗の名物喫茶。「さぼうる」と「さぼうる2」の2店舗が隣り合っており、カレーを食べることができるのは、駅寄りにある「さぼうる2」のみなので要注意!(※今回撮影は「さぼうる」にて行っています)
神保町で一番と言ってもいいほどの有名店なこともあり、昼どきに限らず、店内は常に老若男女さまざまなお客さんでいっぱいなんです。カレーを食べながらゆっくり読書を楽しむ人や、学校帰りの学生たち、ときには打ち合わせをする編集者と漫画家など、それぞれが喫茶店で想いのままに過ごす様子もこの店の魅力のひとつ。
レンガ造りの店前には、トーテムポールと真っ赤なダイヤル電話があり、いかにもレトロな雰囲気……♪
ほんのり暗い店内は、思わず長く居座ってしまいそうな落ち着いた空気が流れており、窓際にはいい意味で統一感なく並べられた個性豊かな置物がずらり。
全メニューとにかく量が多いのは、お店の優しさから!
濱くんも思わずびっくりするほど、ヘビー級のカレーが登場! そう、さぼうるのスパゲッティやカレーはどれも超大盛りがスタンダードなんです! 誰が来ようと、忖度なしにこの量で出てきます(※ライス少なめで!など柔軟にご対応いただけるのでご安心を)。学生が多く来るお店なので、量で満足してもらえるようにというお店の優しさが込められたサービスでした♪
実家のカレーのような、給食で食べたカレーのような……どこか懐かしさを感じるこのカレーは、食べるとホッとするような安心感のある味わい。りんご・チャツネ(野菜や果物に香辛料を加えたペースト状の調味料)、3種類のカレー粉をミックスして作られたビーフカレーは、「うちのカレー」を目指して、珍しいものを入れずに、家庭よりもほんの少し手間暇を掛けて作っているとのこと。「野菜やお肉が溶け込んだ絶妙なとろみ感は、まさに僕の好み! この量でサラダもついて、¥700というのは驚きですね。学生時代に出会っていたかった……」(濱くん)。
カラフルなドリンクをカレーのおともに
さぼうるに通う若い女子たちに人気なのは、緑、青、赤、黄色、オレンジ、紫の6色から選べるクリームソーダ。いかにも純喫茶らしいレトロな佇まいが、女心を刺激します♪ 濱くんは、紫をチョイス。
たっぷりのカレーの箸休めとしてもぴったりの相性!
濱くんのひと言「おかえりってきこえた」
「落ち着いた雰囲気の店内でいただく懐かしさのあるカレーは、なんだか「ただいまー!」と言いたくなるようなアットホームな空気を漂わせていました。混雑時間をはずして、ちょっと遅めのランチとして行くのもいいかも!」
●さぼうる2
電話●03-3291-8405
住所●東京都千代田区神田神保町1-11
営業時間●月〜土 9:00〜22:00 定休日●日曜
MEMO●ランチカレーセット¥700〜。ランチメニューでは、大盛りのパスタやハンバーグ、生姜焼きなども提供。その他インスタ映えなクリームソーダもぜひチェックしてみて!
1994年8月22 日(24歳)。東京都出身。
2015 年、GirlsAward×avex「BoysAward Audition」で特別賞を受賞しデビュー。2016年には、情報番組『ZIP!』にレギュラー出演。2018年にはスーパー戦隊シリーズ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』にルパンブルー/宵町透真役で出演。
4月13日に1st写真集「濱 正悟」を発売。また出演映画「酔うと化け物になる父がつらい」が2019年公開予定。