年末に考えておきたいことの一つが、「新年の挨拶」についてです。日本には「年賀状」という風習がありますが、近年は「LINEで手軽に済ませている!」なんて方も増えていますよね。新年の挨拶を「年賀状でする」派と「LINEでする」派、2019年のお正月に多いのは、いったいどちらなのでしょうか。174名の女子のみなさんを対象に、その実態を調査しました。
Q.新年の挨拶は年賀状とLINEどちらですか?
年賀状 59%
LINE 41%
結果は「年賀状でする」派が約6割と、多数派であることがわかりました。とはいえ「LINEでする」派も約4割いますから、私たちにとって身近な方法になっていると言えそうです。
■年賀状で新年の挨拶をするメリット
新年の挨拶といえば、年賀状!という認識を持っているのは、比較的年代が上の方が多いと言えそうです。「仕事をするようになったから」「家庭を持ったから」など、自身の状況の変化と共に、「年賀状を出すようになった」という方も多いはずです。
一年の始まりに届く年賀状の束は、見る人の気持ちをほっこりさせてくれるもの。特に「家族写真が掲載されているもの」や「手書きコメントで相手の近況がわかるようになっているもの」は、相手の現在の様子を垣間見ることができ、楽しいものです。「一年の始まりは年賀状のチェックから」と考える方にとって、欠かせない挨拶のスタイルだと言えるでしょう。
メールで気軽に連絡をとることも増えている今、年賀状の良さは「手間暇かける」ということです。相手のことを思いながら準備を整える時間こそが、何よりも尊いものとなります。こんな気持ちが伝わるからこそ、受け取る側の喜びも倍増するのでしょう。
■LINEで新年の挨拶をするメリット
一方で、LINEを使って新年の挨拶をする方も、4割近くに上っています。年賀状とは違い、お正月の朝や年越しのタイミングで、挨拶コメントを送信できるという気軽さが魅力です。特にLINEは、スタンプでお互いの感情をやり取りすることも得意な、コミュニケーションツールです。自分らしい「あけましておめでとう」スタンプを選ぶのも、楽しいですよね。
これまで「年賀状での新年の挨拶」に親しんできた方にとっては、まだまだ抵抗があるものかもしれませんが、もともと「年賀状」になじみがない若い世代の場合、「LINEで充分!」というのが本音なのでしょう。
また近年は、個人情報保護の観点から、お互いの住所を知らないまま、長い時間を過ごす方も多いはずです。年賀状を出すため、あらためて住所の交換をするのも、「なんだか少し面倒くさい」という現実もあります。また相手との関係性によっては、当然「住所までは知られたくない」ということもあるでしょう。
こんなとき、相手のIDだけで「新年の挨拶文」を届けられるのは、非常に便利な仕組みだと言えます。
■両者を使い分けるのもオススメ
年賀状だけではなく、LINEでの新年の挨拶も一般的になっている今、「どちらを選ぼうか」と悩む方も多いと言えそうです。こんなときには、両者を上手に使い分けるのもオススメですよ。
LINEをやっていない人や、きちんとした関係を築きたい親戚関係には、年賀状を出した方が喜ばれるでしょう。一方で、比較的フランクに付き合える友人であれば、LINEでの挨拶を取り入れるのもオススメです。年賀状よりもスピーディーにやりとりできますから、「今年こそは会いたいね」「今度会おうよ!」なんて会話も、もっと弾むのかもしれません。
どちらのメリットも頭に入れた上で、賢く選択してみてくださいね。
2019年の新年の挨拶、あなたは年賀状とLINEのどちらを選びますか? どの方法を選ぶにしても、一番大切なのは「今年もよろしくお願いします」という気持ちです。気持ちが伝わる方法を選ぶのが、一番ですよ。