体の硬さはデブのもと!今すぐできる簡単「ながら」ストレッチ
ダイエットをしているのになかなか痩せないと悩んでいるかた多いのではないでしょうか。実はダイエットを効率よくするには、あるポイントがあるんです。
それは「体の柔らかさ」です! 体は硬いと太りやすく、柔らかいほうが痩せやすいと言われています。
そこで今回はダイエット食品を手掛けるサニーヘルス株式会社が発表した「体が柔らかいほうが痩せやすいって本当?」より硬い体を柔らかくして痩せやすくなる方法をお伝えいたします。これからの季節、寒くなってくると体は縮こまり、ますます硬くなってしまいますので是非参考にしてみて下さい♪
まずは体が硬いとどんなデメリットがあるのかご紹介いたします。
体が硬いとどんなデメリットがある?
まずは体が硬いことで起こり得るデメリットをチェックしていきましょう!
【その1】太りやすくなる
体が硬いということは筋肉の柔軟性が低いということ。すると関節を動かしにくくなるため、体の可動域(動かすことのできる範囲)が狭くなります。本来動かせるはずの範囲が動かせません。
筋肉は血液の流れを促す働きをしているため、筋肉が硬いとその働きも鈍くなり血行が悪くなってしまいます。つまり体の代謝が低下してしまい、痩せにくく太りやすい体になってしまうのです。
【その2】冷え、むくみが起きやすくなる
体が硬いと血流が悪くなり代謝が低下し、余分な水分が溜まってしまってむくみが生じたり、末端の血流が滞ることで冷えも起こったりなど、美容にも健康にも良い影響がありません。むくみや冷えが原因でさらに代謝は低下し、まさしく負のスパイラル状態に。
脚がむくみやすい人は、ふくらはぎの筋肉のポンプの力が弱いことに起因しています。
【その3】コリ、疲れやすいなどのトラブルも
体が硬く血流が悪いと、冷えやむくみのほか、肩・首のこり、疲労がたまりやすくなってしまいます。栄養や酸素が行き渡りにくく、体全体の老廃物や毒素がスムーズに排出されにくいです。
柔らかい体がダイエットを成功につながる!
体が硬いことで起こるこれらの症状は、太りやすくなるだけでなく、多くの体のトラブルの原因にもなってしまいます。反対に言えば体の柔軟性を高めることで、痩せやすく、代謝が上がり美肌に、むくみにくいスッキリした脚、疲れにくいなどといった体質を手に入れられるということ。
では、体を柔らかくするにはどうしたら良いのでしょうか?
体を柔らかくする方法とは
体の柔軟性を高めるには、痛気持ちいい程度まで体を伸ばすストレッチが有効です。今伸ばせる範囲から始め、毎日行い少しずつ可動域を広げていきます。ストレッチは柔軟性が特に重要な、肩甲骨周り、股関節、ももの裏側を中心に行います。お風呂上がりなど、血行が良い状態で行うと良いでしょう。
1.肩甲骨周りのストレッチ
肩甲骨周辺の筋肉をストレッチにより可動域を広げることで、柔軟性を高められるだけでなく、脂肪を燃焼させる「褐色脂肪細胞」を活性化させることができます。
いわゆる普通の脂肪は「白色脂肪細胞」のことを指し、この白色脂肪をエネルギーとして燃やす働きがあるのが、褐色脂肪細胞です。白色脂肪細胞が全身にあるのに対して、褐色脂肪細胞は首の周り、脇の下、肩甲骨の周り、腎臓など存在場所は限定され、体内のエネルギーを熱に変え体温を保つ働きがあります。この褐色脂肪細胞がきちんと働いていると脂肪が燃焼されやすくなり、痩せやすい体になるのです。
★上半身回し
- 脚を肩幅に広げて立ち、体の前で手をクロスして組み、そのままひじを伸ばした状態で頭の上まで上げます。できるだけ後ろまで持っていきましょう。
- その状態のまま、上半身を前後左右にぐるぐると回します。右回り、左回ともに5周行います。
★タオルを使ったストレッチ
- タオルの両端を肩幅より少し広く持った状態のまま、ひじを伸ばし両腕を頭上に上げます。
- 頭上からひじを曲げながら後頭部側へ手を下げていき、首の後ろまで来たら脇を締めます。この上下運動を10セット行います。
2.股関節周りのストレッチ
股関節の柔軟性が高くなることで脚への血流が良くなり、むくみ対策になります。スポーツをする人は、怪我のリスクを下げる効果もあります。
日本人に多いO脚は内転筋や股関節が大きく関わっているので、個人差や程度の違いはありますが、毎日股関節ストレッチを続けることで徐々に改善されます。
★重力を利用した開脚ストレッチ
- 床に寝転がった状態でお尻と脚を壁につけ、天井に向かって脚をまっすぐに伸ばします。
- 下腹部に力を入れながら、息を吐きながらゆっくりと脚を開いていきます。この時につま先を伸ばすのではなく足首を曲げつま先を立てると脚の裏側の筋肉を伸ばす効果も得られます。
- 痛気持ちいいあたりで脚を止めて5秒間キープ。このとき、呼吸は止めないようにします。
- 息を吸いながらゆっくりと脚を戻し、これを数回繰り返します。
3.ももの裏側のストレッチ
ももの裏側にあるハムストリングスという筋肉は、骨盤の坐骨と大腿骨からひざの下の裏側へとつながっています。この部分が硬いと前屈がしにくいです。
この部分の柔軟性があると骨盤は正しい傾きをキープでき、自然と背筋は伸び、姿勢が良く見えます。脚全体をスムーズに動かせるため、さっそうとかっこよく歩けるようにもなります。
★ハムストリングスと背中の柔軟性を同時に高める、足開き前屈
- 背筋を伸ばし、肩の力を抜いて肩幅より広めに足を開いて立ちます。
- 大きく息を吸って、息をゆっくり吐きながら上体を正面に倒し、両手のひらを床につけます。この時ひざが曲がらないように伸ばし、呼吸を止めずに20秒間キープ。
- 息を吸いながらゆっくりと上体を起こして1の姿勢に戻し、息を吐きながら今度は上体を左側に倒し、両手を重ねて左のつま先につけます。呼吸を止めずに20秒間キープ。
- 2と同様に起き、次は右側も左側と同様に行います。
ストレッチはテレビを見ている時間を有効活用して行うのがおすすめです。例えば毎晩決まった時間に見ているのであれば、その時に行うようにすることで、継続しやすくなります。ストレッチは続けることが最も重要です。
【まとめ】
簡単なストレッチを続けるだけで痩せやすい体になるなんて、みなさんやるしかありません! またストレッチを三日坊主にしないためにも、自分流のルールを作ったりしてみるのもいいですね♪ 寒くなって体が硬くなるこの季節、周りと差をつけちゃいましょう! (ほんじょうみゆき)
情報提供元:サニーヘルス株式会社