連載『カラダに良いこと、やってます』第6回:ポールストレッチの正しいやり方
Eureka整骨院の医院長・石井友葉です。熱き情熱を大切に、患者様ひとりひとりに向き合った治療を心がけています!
連載『カラダに良いこと、やってます』で、“自分らしい健康” を見つけるきっかけを提供していきます。自宅で簡単にできるのでやってみてくださいね! 今回はvol.3でも少しだけ紹介したポールを使ったストレッチの方法をレクチャーします。
ポールを使ってストレッチ!乗るだけで全身リラックス♪
最近では、健康グッズとして定番となったポールはどこでも手に入り、持ってる人も少ないないアイテムですが、イマイチ使い方がよくわからない、という声をよく耳にします。せっかく持っていても使い方が間違っていたら、逆に筋が硬くなったり、関節を痛めてしまうことがあるので、注意しましょう。
ポールストレッチをする上で一番のPOINTは“脱力”と“呼吸を止めない”ことです。
脱力して、ポールに乗ることで、重力により脊柱(背骨)の周りの筋が伸ばされます。このときに、呼吸を止めてしまうとリラックス効果が得られず、効果が出にくくなるので要注意です。
また、真っ直ぐのポールには、10分以上続けて乗ることは、オススメしません。
本来、脊柱はS字カーブをしており、真っ直ぐなポールに乗り続けることで、負荷がかかってしうんです。
タイミングは筋がほぐれている、お風呂上がりが最も効果的です。脱力して10分程度行いましょう!
脱力して10分でリラックス!ポールを使ったストレッチ
①基本姿勢
手のひらを上、膝は90度〜110度、ポールが頚(首)の下の方に来るようにセットし、肩甲骨を寄せるようにしてポールに乗ります。
②パタパタ
肘から手の甲は床につけたまま、上に滑らせるように動かします。
このとき、肩甲骨が動くことを意識します。ゆっくりと上下に動かしましょう。
★ゆ〜っくり5往復。
③交差伸ばし
基本姿勢から、右手と左脚を伸ばします。
右手の肩甲骨と左脚の骨盤でポールを挟むイメージです。バランスを取りずらく、力が入りやすい方は、曲げたままの右足を少し広げてバランスを取りましょう。基本姿勢にもどしたら、同様に左手と右脚を伸ばして行いましょう。
★10秒ずつ×5セット
④天井に前ならえ
基本姿勢から、手を天井に向かって伸ばします。ポールには脊柱がぴったりとつき、背中から指先までは、天井にひっぱられるようなイメージで行いましょう。
その後、ゆっくりポールを肩甲骨で挟むように手を伸ばしたまま肩をおろします。
★伸ばしておろして5往復
⑤小さいボールコロコロ
手の平を下にして、小さいボールを転がすように回します。このとき、手首を動かすのではなく、肩甲骨から回すように意識しましょう。肩の力を抜いて滑らせるように、回しましょう。
★ゆっくり30秒
⑥ユラユラ
基本姿勢に戻って、左右に転がるように、動かします。このときに、脊柱がポールにあたって、動かされてるようなイメージで行いましょう。
★ゆっくり30秒
⑦基本姿勢で深呼吸
基本姿勢の状態でゆっくり深呼吸をします。
★大きく吸って吐いてを5回
全て行っても10分程度で行えるものになります。時間がないときは乗っているだけでも効果がありますが、動きを入れると一段と効果が得られますので、ぜひ、取り入れてみてください!(石井友葉)
Adress 東京都世田谷区南烏山3-9-9 Grand story烏山(京王線 千歳烏山駅8分 芦花公園駅4分)
Open 月火水金 9:30-12:30 15:00-20:00、木土 9:30-17:30
Tel 03-6279-6073
Web https://inanoshima.wixsite.com/mysite-10
Instagram @eureka_inanoshima
石井友葉
2011年に柔道整復師の資格を取得。ふたつの整骨院で分院長として経験を積んだ後、2018年7月17日にEureka整骨院を開院。本当の健康とはなにか、を考えて、食事・美容・トレーニングの知識を取り入れて治療に励んでいます。