これで長持ち!メガネのプロに聞いた、メガネの正しいお手入れ法

毎日メガネを愛用しているという方も、「ときどきおしゃれ用に使っています」という方も、「PC作業のときだけブルーライトカットメガネを使っています」という方も、皆さんひとつくらいはメガネを持っているのではないでしょうか。

メガネ女子
(c)Shutterstock.com

ところで、「メガネの正しいお手入れ方法」って、知っていますか?

ほこりや花粉、汗や皮脂、化粧品などで、メガネは意外に汚れています。こまめに正しくお手入れをすることで、すっきり快適にメガネを使うことができる上に長持ちします。
大人気メガネブランド「JINS」の、メガネのプロに聞いた正しいお手入れ方法をご紹介します♪

 

◆メガネの正しいお手入れ方法


【Step1】汚れは「水」で洗う

汚れは「水」で洗う

メガネ拭きだけで落とせない汚れは、水で洗ってしまいましょう。流水でメガネの表面についているほこりを洗い流します。ただし、「お湯」はNG。レンズのコーティングがはがれてしまう恐れがあります。
汚れがひどいときは、水で薄めた中性洗剤を指につけ、優しくこすり洗いをしましょう。汚れが落ちたら洗剤が残らないように、しっかり水で洗い流してください。

【Step2】拭くときはやわらかい布で

水で洗浄後、メガネ拭きやマイクロファイバーなど、やわらかい布で優しく拭きましょう。粗い布などで拭いてしまうと、レンズが傷ついてしまうのでご注意ください。

【Step3】正しくたたんで保管しましょう

メガネのたたみ方

左側のテンプルからたたむのが正しいたたみかた。右側からだとバランスが悪く、倒れたときにレンズが傷ついてしまうこともあります。

 

◆よかれと思ってるそれ、NGかも! めがねのお手入れ方法Q&A

基本を学んだところで、次は若干応用編。よかれと思ってやっているケアが、実はめがねにはNG……ということがあるんです。正しい知識を学んで、失敗しないお手入れを目指しましょう。

【Q1】毎日、超音波洗浄機でメンテナンスしたほうがいい?
→【×】

超音波洗浄機

毎日の超音波洗浄機での洗浄は、コーティングやメッキ、塗装のはがれやネジのゆるみの原因となり、劣化につながってしまう可能性があります。過度なメンテナンスは避けましょう。

【Q2】ほこりがついたら水で洗ったほうがいい?
→【〇】

ほこりがついたままのレンズを、すぐにめがね拭きで拭いてしまうと、レンズを傷つけてしまう恐れが……! まず最初に流水で汚れを洗い流しましょう。洗い流したあとは柔らかい布できちんと水分を吸い取ることも忘れずに。(※偏光レンズは除く)

【Q3】汚れがひどいときはハンドソープを使ってもいい?
→【×】

メガネはハンドソープで洗う?

めがねを洗浄する場合は、「中性洗剤」の使用をおすすめします。ハンドソープは弱酸性や弱アルカリ性のものが多いのですが、これらを使用すると、レンズのコーティングがはがれてしまう可能性があります。

【Q4】鼻パッドが変色したら、アルコールで拭けば取れますか?
→【×】

変色やサビによる鼻パッドの汚れは、アルコールを使ってもなかなか落ちるものではありません。無理に汚れを取ろうとすると破損してしまう場合もあるので、変色してから手を打つのではなく、普段からこまめなお手入れを心がけましょう。

せっかく気に入って買ったものなのですから、正しいお手入れをして長持ちさせたいですよね。「めがね拭きでしかお手入れしたことない……」という方、是非「水洗い」も取り入れてみてくださいね♪(後藤香織)

 

 

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