母の日にみんな、予算いくらで何あげるの?
2018年の母の日は5月13日(日)ということで、まさに母の日目前!
みなさんは母親にプレゼントを贈ったり、食事に連れていったり何か母の日らしいことをする予定はありますか?
そこで今回は全国の20~69歳の男女1,000名を対象に調査した、「母の日」にまつわる調査結果をお伝えします。なんとプレゼントよりも母親が喜ぶものがあるようです。いったい何なのでしょうか。
Contents
まず、両親への感謝を表す日はいつ?意外に○○がランクイン!
Q.両親に感謝の気持ちをあらわすために大切にしている記念日・シーズンはいつ?
母の日 49.1%
母の誕生日 39.6%
父の日 35.0%
父の誕生日 29.1%
正月 28.5%
母の年祝い(還暦、古希など) 17.8%
クリスマス 16.9%
普段、どのくらいの方が両親へ感謝の気持ちを伝えているのでしょうか? 「母の日」について尋ねる前に、「両親への感謝の気持ちをあらわすために大切にしている記念日・シーズン」について質問しました。
最も多かったのは「母の日」で49%、2番目に多かったのが「母の誕生日」で40%でした。次いで「父の日」35%、「父の誕生日」29%と続きます。父親関連の記念日は、母親関連の記念日と比べると若干低めの結果でした。世の中のお父さんはお母さんに比べてないがしろにされているのか、はたまた、そうではなく「お母さんの記念日を、お父さんも一緒に祝う」という習慣の家庭が一定数いるのか。今回の調査結果からはその要因はわからないものの、世の中では、父親よりも母親関連の記念日の方が大切にされているという事実が浮き彫りになりました。なんだか全国のお父さんには申し訳ない結果になってしまいました……。
正月は両親に対して感謝をあらわす
また、「両親に対しての感謝をあらわす」日として意外に多かったのが、「正月」で29%の方が挙げていました。実家を離れているお子さんにとって、正月の帰省が「感謝をあらわす日」という考え方もあります。そのため5位にランクインしたのではないでしょうか。
いずれにせよ、両親への感謝の気持ちをあらわすのに最も活用されているのは、1年の中でも「母の日」であるという嬉しい結果になりました。それでは本題の母の日について、まず母の日に子どもは何をしてあげたいか聞いてみました。
母の日に「プレゼントを贈りたい」は●割。人気の贈り物は?
Q.2018年の母の日に、母親にしたいことは何ですか?
プレゼントを贈りたい 62.0%
感謝の言葉を伝えたい 25.2%
食事会をしたい 19.8%
意識して一緒に過ごす時間を増やしたい 9.4%
家事を代わったり手伝ったりしたい 7.2%
電話・テレビ電話をして話したい 5.9%
何もするつもりはない 20.5%
母親(義母を含む)がいる方797名に、「今年(2018年)の母の日に、母親(義母を含む)にしたいこと」を尋ねたところ、ダントツで多かったのは「プレゼントを贈りたい」(62%)でした。母親にプレゼントする機会ってなかなかないものなので母の日はいい機会になるのではないでしょか。毎年プレゼントされている人は「今年はどうしよう」と悩んでいるのではないでしょうか? 次いで多かったのは「感謝の言葉を伝えたい」(25%)、「食事会をしたい」(20%)でした。いつもは「ありがとう」と口に出すことが恥ずかしくても、母の日にはしっかりと想いを伝える人が多いようです。プレゼントだと何を贈ったらいいかわからない人は食事に連れていったりするのも良いですね。
また10%未満の回答では「意識して一緒に過ごす時間を増やしたい」9%、「意識して会話を増やしたい」「家事を代わったり手伝ったりしたい」各7%等がありいつも通りの時間を過ごす中で、少しだけ記念日を意識した計画を立てるという方もいるようです。
一方で、「何もするつもりはない」と回答した方も2割少々いました。
さて、「プレゼントを贈る」といってもさまざまなものがありますが、皆さんいったい何を贈る予定なのでしょうか……? 聞いてみました。
Q.2018年の母の日にプレゼントしたいものは何ですか?
花 50.0%
お菓子・スイーツ 36.6%
服・服飾品 17.8%
バッグ・財布 12.1%
食事券 7.3%
キッチン用品 7.1%
プレゼントを贈りたいと回答した方(494名)へ贈る内容を尋ねると、「花」が最多で50%、次に多かったのが「お菓子・スイーツ」で37%、「服・服飾品」18%という結果でした。母の日といって第一に連想されるものでもある、「カーネーション」の影響が強そうですね。
次は、気になる「予算」問題について聞いてみましょう。実際皆さん、いくらくらいのものをあげているのでしょうか……?
母の日の予算。平均は6,242円だけど、ボリュームゾーンは…
Q.2018年の母の日、かけてもいい予算はいくらですか?
お金はかけない 5.7%
~1,000円未満 3.9%
~3,000円未満 21.0%
~5,000円未満 33.3%
~7,000円未満 10.4%
~10,000円未満 15.0%
10,000円以上 10.7%
今年の母の日に、母親に何かをしようと考えている方(634名)に、「母の日にかける予算」を尋ねました。その結果、平均予算は6,242円でした。なお、予算を1,000円~3,000円未満で考えている方は21%、3,000円~5,000円未満で考えている方は33%で、合計して54%にのぼります。母の日予算のボリュームゾーンは「1,000円~5,000円未満」であることがわかります。先ほどの「プレゼントを贈りたいもの」の1位の花と2位のお菓子・スイーツはどちらも「1,000円~5,000円未満」にちょうど当てはまるのではないでしょうか。
とはいっても、母親とは長年の付き合いですし、「高ければいい」というわけではなく、母親が喜びそうなものを贈る方が、喜んでくれそうですよね。
というわけで……そろそろ「母親」に意見を聞いてみましょう。実際子どもにしてほしいこと、聞いてみました。
母の日に母親がほしいものは、プレゼントより気持ち♡
Q.母の日に子どもにしてもらいたいことはなんですか?
感謝の言葉を伝えてほしい 30.7%
プレゼントを贈ってもらいたい 15.7%
普段よりも一緒に過ごしたい 14.7%
家事を代わったり手伝ったりしてほしい 14.4%
普段よりもたくさん会話したい 9.2%
特に何もしてほしいと思わない 29.1%
子どもがいる女性306名に「あなたは、母の日に子どもに何をしてもらいたいですか?」という質問をしたところ、「感謝の言葉を伝えてほしい」が30.7%、「特に何もしてほしいと思わない」が29.1%と、共に約3割という結果でした。
子どもサイドの意見では「プレゼントを贈りたい」という回答が62%でダントツ1位だったのに対し、母親サイドの意見では「プレゼントを贈ってもらいたい」は子どもにしてもらいたいことの2位ではあるものの16%にとどまりました。意外にも1番してもらいたいことは感謝の言葉を伝えるという結果になりました。
母親が子どもにしてもらいたいこと3位以下は?
母親が子どもにしてもらいたいことは、以下、3位「普段よりも一緒に過ごしたい」15%、4位「家事を代わったり手伝ったりしてほしい」14%と続きます。また、子どもサイドの回答で「食事会をしたい」は20%いましたが、母親で「食事会を開いてほしい」と答えた人はわずか7%でした。
子どもはプレゼントや食事にお金をかけようとする傾向がありますが、母親は必ずしもそれらを積極的には望んでいるわけではないようです。
また「今年の母の日に、子どもから何かをしてもらうことを期待していますか?」という問いでも、「期待していない」27%、「全く期待していない」36%であわせて63%、「どちらともいえない」が22%という結果でした。遠慮や子どもに手間をかけさせたくない等の優しさの気持ちから、こういった傾向になったのかもしれませんね。本当に母親は偉大ですね。
とはいっても、実際何かしてくれたら嬉しい!と思うお母さんたちが多数。
Q.2018年の母の日に子どもが何かをしてくれたら嬉しいですか?
一方で、「今年の母の日に、子どもが何かをしてくれたら嬉しいですか?」と尋ねると、「非常に嬉しい」「嬉しい」が合わせて87%にのぼりました。積極的には期待せずとも、何歳になっても、子どもから感謝の気持ちを示されたら、それがどのような形であっても喜ぶのが母親のよう。
最後に、これまでの人生で思い出に残っている「母の日にまつわるエピソード」を自由回答で皆さんに尋ねてみました。「子ども側の思い出」「母親としての思い出」……さまざまなものが集まりました。
「子ども側の視点」での、母の日思い出エピソード集
- 初めて母の日に贈ったプレゼントで覚えてるのはカーディガンだった。大人になっても母がもっていたのでうれしかった。(46歳、女性)
- 小学生の時に兄弟でお小遣いを貯めて、母の日にケーキを買って喜んでくれた。また、社会人1年目に財布を買ってプレゼントし、社会人となった感謝を伝えた。(41歳、男性)
- 自分が母になり、とても大変なことがわかり、感謝の気持ちで、産んでくれてありがとうという気持ちを伝えたら、泣いてくれた。(31歳、女性)
「母親に何をしたら喜ぶか」いざ考えてみるとなかなか難しいものです。しかしその悩んでいる様子は、しっかりと母親に伝わっていると思います。また、かなり昔にあげたプレゼントもしっかりと大切に使っていてくれているエピソードも数多く寄せられましたが、子どもからもらったものってやっぱり嬉しいですよね……と、感動してしまいます。
また、自分が母になったからこそわかった感謝の気持ちを伝えることも、とても素敵。素直に感謝の気持ちを伝えることこれも非常に大切なものであるように感じました。
母親に尋ねた、母の日に感動したことエピソード集
子どものいる女性に対しては、「これまでの母の日で、子どもに何かしてもらって感動したことはありますか」という質問行い、自由回答で答えてもらいました。こちらも、一部抜粋してご紹介します。
- 丁寧に作られたハート型の折り紙のリースに、ありがとうの文字が書かれたものを贈られた時。まだ小さい子のたどたどしい文字から一生懸命に作ってくれた事が伝わり涙が出ました。(39歳、女性)
- 毎年ハンカチをくれるのは嬉しいです。小さな頃はおばあちゃんやお父さんが手伝ってくれていたと思いますが、中学生になって男の子で照れ臭い感じではありますが毎年ありがとうと言ってハンカチをくれるのは嬉しいです。(33歳、女性)
- 息子が二人だったので母の日に何もしてもらったことはなかったが、それぞれが結婚してからは毎年お花が届くようになった。初めてお花が届いた時に、心配りある相手を選んだことに感動した。(67歳、女性)
小さなお子さんの一生懸命さ、中高生になってからの照れ臭いながらも感謝を伝える気持ち、成人して家を出てからも母親を想う気持ちなど、世代ごとに心温まる思い出が沢山寄せられました。いつもはやんちゃな男の子が母の日に照れくさそうにプレゼントをくれたら、嬉しくて泣いてしまいそうですね。また「息子が子どもの頃は特に何もしてもらったことがなかったが、息子が結婚してからは花が贈られてくるようになった」というものも。成人して家を出たりすると家事の大変さが身に染みて来て、母親の苦労がよくわかるようになるのではないでしょうか。
【まとめ】
こうして読んでいると、「やっぱり、何か感謝の気持ちを伝えようかな」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。直前ではありますが、思い立ったが吉日! 母親はどんな形であれ感謝の気持ちが伝わるものであればきっと喜んでくれるはず。プレゼントを選ぶもよし、電話してみるもよし……素敵な母の日をお過ごしくださいね♪(ほんじょうみゆき)
情報提供元:株式会社マクロミル