東京・中野で開催されている「ラーメン女子博2018」。
各地の美味しいラーメンが一堂に会する、豪華ラーメンイベントのプロデューサーを務めるのは、自身も年間600杯以上のラーメンを食べるという森本聡子さん。
「女子とラーメン」の関係について、実際にあらゆるお店に足を運びながら日々真剣に考え尽くしている森本さんに、今回は「女子とラーメンの現在」についてうかがいました。
女子でひとりラーメンするなら、どんな店がいい? 最近のラーメン事情ってどうなってるの? そんなラーメンにまつわるお話、ご紹介します!
◆女子ひとりラーメンしたいけど、どんな店に行こう? 美味しいラーメン屋の見つけ方
(1)外観でピンと来たところが、結局当たる
好みなのでなんとも言えませんが、私の場合は外観でわかります。店構えでピンと来たところは、だいたい当たりです。近くに行ったらスープのいい匂いがして、清潔感がありそうなところならだいたい大丈夫です。
そのお店の雰囲気や店構え、メニュー表を見て、ビビッと来たら入ったらいいし、違和感を感じたらきっとそれは自分にとっては違うお店なんです。違和感を感じたお店には私も入らないので、どのくらいの外してしまうかはわからないんですが、案外この感覚は当たっています。
(2)迷ったら、SNSで検索!
インスタやTwitterには素直な感想がたくさん書かれています。迷ったらお店の名前で検索して、リアルな口コミを見るのもアリです。
インスタならビジュアルと一緒に感想が見れますし、ラーメン界はTwitterが強いので、Twitterなら数多くの感想が見れる。それで調べてみるのもアリですね。
あとは、シンプルに周りにいる味覚が似ている人や、食へのセンスがいい人に「どこがいい?」と聞いてみると当たりの確率は高いです。
(3)ラーメン屋さん選びは、服選びと一緒!
ラーメン屋さんを選ぶのは、服を選ぶ感覚と似ていると思います。いっぱいウィンドウショッピングして、「なんかここ良さそうだな、合いそうだな」って感覚でわかりますよね。服も場数を踏んでいるうちに自分の好みがわかってくるのと同じで、ラーメン屋さんも場数を踏むうちに自分が好きそうなところがわかってくるんだと思います。
迷ったらおすすめするのは長く続いている老舗です。味がいいのか接客がいいのか、続いているのには理由があります。
(4)入ってお水が美味しければ、ほとんどアタリ
そして、入ったら最初に出てくるお水が美味しいかどうかである程度わかります。スープの美味しさはお水の美味しさに左右されますし、お水にこだわっているところはたいてい素材にこだわっていることが多いので、美味しいラーメンが出てくる確率が高いです。
◆女性とラーメンについてのトピックス
(1)女子ひとりは、どんどん増えている
7~8年前はラーメン屋さんに女性がいても、男性に連れてこられたんだろうな、というパターンを多く見ていましたが、ここ最近は女子ひとりも、女友達同士で来ている人も本当に増えました。女子会として行くってことは、きっとその前にその子たちの間で話題になっていたり、インスタ映えしそうとか、気になるけどひとりではまだ行けなくて何人かなら行けるとか、なんらかの理由があって来るんですよ。
女子のおひとりさま文化は育てたいけど、こうやって女の子グループで来ている人が増えているのは嬉しいですよね。
(2)マック、サイゼ、ラーメン。というくらい、もはや普通のこと
最近ラーメン屋さんに行くと、学生服を着ているような若い女の子にちらほら会えるようになりました。私がラーメンを食べ歩きし始めたのも高校生の頃ですが、そのときは制服で来ている女の子は100軒行ってひとりいるかいないか。今も数がそこまで多いわけではありませんが、あの当時に比べるとだいぶ増えましたね。
女子がラーメン屋さんに行くのがちょっと躊躇するような特別なことじゃなく、どんどん普通のことになってきている。マック、サイゼ、ラーメンみたいに、普通に行くお店の候補に入っているんです。
(3)ラーメン屋さんが、どんどん女性に歩み寄ってきている
行きやすくなったのは、そもそもラーメン屋さん側が女性に歩み寄ってきている、ということも大きいと思います。ここ5~6年くらいが特にそう感じるんですが、インスタが流行ってきたこともあり、どうせ写真を撮ってもらえるならかわいいほうが人が来てもらえるきっかけになるしと写真映えするメニューを出してみたり、どんどん女子に歩み寄ってきてくれているのは感じます。
「インスタ映えするものを撮ろう」と思ったときに、スイーツやインスタ映えスポットと同じくらい、ラーメンも候補に入ってきているようです。男女どちらからもいいねもつきやすいですし。そういった意味でも、おしゃれな人が増えましたね。
(4)「カフェっぽい」ラーメン屋さんが増えた
東京でおしゃれなラーメンが増えたのが2010年以降。特に2013年くらいから一気に、ドアがガラス張りだったり「カフェっぽい」と言ってもいい外観のラーメン屋さんが増えました。それと同時にインスタグラムが流行し、去年おととしくらいで女子ラーメンが完全に定着したように感じます。
これまでのラーメン屋さんは自分が普段行くお店とテイストがかなり違ったから「入っていいのかな?」と迷う女子も多かったと思いますが、カフェっぽい外観であれば女子もカフェは行き慣れているから「これなら入っても大丈夫そう」と思うのかもしれません。
10年くらい前は女性がひとりでラーメン屋さんに行くと、お店によっては「ひとり?」と怪訝な顔をされることもありましたが、ここ最近はそんなことはまったくありません。ヘアゴムが用意してあったり、写真に撮ってかわいいメニューがあったり。1000円足らずでこれだけ美味しいものが食べられるって、なかなかないんじゃないかと思います。
森本さんがプロデューサーを務める「ラーメン女子博」は、女性専用エリアがあったり、女子に人気の食材を使っていたり、まさに女子に特化したラーメンイベント。
さぁ、あなたもLet’s goラーメン♪
http://www.ramengirls-fes.com/
一部 2018年4月26日(木)~4月30日(月・祝)
二部 2018年5月2日(水)~5月6日(日)
場所 中野四季の森公園(東京都中野区中野4-13)
平日 11:00~21:00(L.O20:00) 土日祝 10:00~21:00(L.O20:00)
*各部最終日(4/30・5/6)は19:00まで(L.O18:30)
東京都豊島区南長崎5-26-15 マチテラス南長崎2F
月・木~日 11:30~15:00、18:00~21:00
火 11:30~15:00
水曜定休
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