やせ体質になりたいなら、今すぐ「スクワット」をやるべき3つの理由

今すぐ「スクワット」をやるべき3つの理由

時代は今、ただ細いだけの体よりも、程よく筋肉の付いた健康的に引き締まったボディメイクが主流になってきています。腹筋の割れた「腹筋女子」なんていう言葉もあるように、筋肉を付けるためにトレーニングに励む女性が増えてきています。腹筋を割るのはさすがに少しハードルが高いですが、やせ体質になれる簡単な筋トレだったら取り入れてみたいですよね!

実は、皆さんご存知の筋トレであるスクワットは、太りにくく疲れに強い体づくりに効果的! 場所も道具も一切不要でやり方も簡単なので、すぐに始めることができます。ロングセラーのダイエット食品『マイクロダイエット』のサニーヘルス株式会社が調査した「やせ体質になるにはスクワットが効果的!」から、スクワットの効果をご紹介します。

スクワット

スクワットのここがすごい!

スクワット10回による消費エネルギーは、たったの3.8kcal(30代・55kgの女性で試算)。しかも有酸素運動ではないので、直接的な脂肪燃焼効果も期待はできません。このように、消費エネルギーや脂肪燃焼の面では大した効果がなさそうですが、スクワットに期待する効果はそうしたことではありません。


(1) 大きな筋肉を効率よく鍛えられる

しゃがむような動作を繰り返すスクワットは、下半身全体の筋肉が使われます。主に使われるのは、体の中で最も大きな筋肉である太もも前面の大腿四頭筋(だいたいしとうきん)、大きな筋肉第2位のお尻の大殿筋、そして第3位の太ももの後ろ側のハムストリングスです。大きな筋肉トップ3が集まっている部分を、スクワットなら一度に鍛えることができるのです。これらの部分を鍛えることは、脚の引き締めやヒップアップなどにも効果的!


(2) 全身の血流を良くする

女性に多い冷え性は、筋肉が少ないため血流が滞りがちになり起こります。反対に、筋肉量の多い男性には冷え性が少ないです。スクワットをすると下半身の筋肉がポンプのように働き、脚から心臓へ戻すためのスムーズな血流が促されます。血流が良くなると酸素や栄養が隅々まで滞らずに運ばれるので、冷えのみならず、病気になりにくい強い体づくりにも繋がります。


(3) 日常動作やちょっとした運動がラクに

スクワットで足腰が強くなると、歩くことや階段が苦痛に感じにくくなってくるので、運動することが自体が苦にならないようになってきます。また、筋肉量が増えた体で運動すると、それ以前より運動が楽に感じられるため継続しやすくなる、つまりダイエットがよりはかどるという利点もあります。


下半身の引き締めに効くスクワットのやり方

 

  1. 肩幅程度に足を広げ、つま先を少し外側に向ける
  2. 手は頭の後ろで組む
  3. 前を見て、背筋を伸ばす

 

この姿勢を基本として、息をゆっくり吸いながらお尻を後ろに突き出すように、床と太ももが平行になるまで膝を曲げます。そして息を吐きながら膝を伸ばします。ゆっくり行うとより効果的で、無理のない回数から始めるのがベスト。

ちなみに、スクワットによって筋肉が付きすぎて脚が太くなるのでは、と気にする人もいるかもしれませんが、アスリート並のトレーニングを行わない限り、その心配はまったく無用! 年齢を問わず、筋肉は鍛えることでその量を増やすことができます。


【まとめ】

下半身に筋肉を付けることでやせ体質になれるだけでなく、強い足腰を維持することは、高齢になった時にも健康に過ごすことにも大きく関係しています。簡単にできるスクワットは、いいことだらけ! ぜひ今日からスクワットをやってみてくださいね。(松本美保)

情報提供/サニーヘルス株式会社