男性「職業別スキンケア意識」1位は金融業、意外な職種もランクイン！

突然ですが、男性の肌ってチェックしますか？　女性ほど気にして見ることはないかもしれませんが、男性の肌だってある程度お手入れされている方が見ていて気持ちがいいもんですよね。

資生堂が「マイナビ学生の窓口」と連携し、全国の20代〜50代のビジネスマン1,101人に「スキンケアに対する意識調査」を実施。美意識が高いのはどんな職種か気になりませんか。まずは先に結果からお見せしちゃいます!!

■「金融業」、「建築＆土木業」、「商社＆卸業」、「情報＆IT業」、「官公庁＆公益法人＆団体」のスキンケア傾向

結果から見ると美意識が最も高いのは「金融業」でした。ではそれぞれ個別に見ていきましょう。

■金融業のスキンケア

「毎日のスキンケアの実施率」、「1か月にスキンケアにかける費用」、「肌マネジメントを非常に重要と思う率」、「肌マネジメント実施率」が全て1位となりました。スキンケアにかける費用は2,621円になるそう。女性からしたら安いと思いますが、男性としてはそこそこケア用品を買っている金額ではないでしょうか。またビジネスシーンで肌の状態に気を使う「肌マネジメント」に関する割合が非常に高いですよね。これにはこんな理由があるよう。

・スキンケアは身だしなみ、習慣、礼儀だからやっている

「YES」67％
「NO」33％

平均「YES」は57.9％なので、約1割くらい金融業が上回る結果に。自分の見え方までもが仕事のうちだと考えるようです。

ではスキンケアのイメージがあまりない「建築＆土木業」はどうでしょうか。

■建築＆土木業のスキンケア

「スキンケア意識」が1番低そうという結果が出ている建築＆土木業。確かにほとんど男性ばかりの職場で、しかも屋外で仕事することがほとんどですよね。肌キレイでも、肌荒れしていても仕事上支障はない感じがするのですが……。「スキンケアにかける費用」は5位と低めなのですが、「スキンケア実施率」や「肌マネジメント実施率」は2位なんです！　5項目中4つも1位をとった金融業よりも「実施率」は上。それにはホコリなどの汚れが原因となる「毛穴の黒ずみ」や紫外線などによって起こる「肌荒れ」などの悩みがある分、毎日のお手入れが欠かせないのかもしれませんね。

■商社＆卸業のスキンケア

美意識が高そうなイメージの商社ですが、「スキンケアにかける費用」はなんと最下位！　「スキンケア実施率」も5位と低め。しかし「スキンケアで外見の印象を良くしたい」、「スキンケアをすることで仕事できる男として見られたい」と思っている商社マンは約4割と平均よりも1割程度多いのです。理想と現実にはギャップがあるよう……。

■情報＆IT業のスキンケア

「スキンケアにかける費用」以外は、最下位か下から2番目と肌意識が低めな業種のよう。しかし、年代別に見てみると、20代は意識が高いようで、1か月に平均4,154円もかけています。とはいえ、ネットを通うじて情報を得ることが多い業種なので、男性のスキンケアの重要性を理解していて「SNSの流行などで、男性もますます見た目が重要になってきている」や「当たり前の身だしなみになってきている」と感じている割合が高くなりました。

■官公庁＆公益法人＆団体のスキンケア

硬いイメージの業種であるため、スキンケア意識も低そうと思いきや「スキンケア実施率」が1位に！　それには「きれいな肌な成功の証だと思う」や「肌の状態をコントロールできる人は、仕事のマネジメントもできそう」と思っている人が平均よりも多いからかもしれません。

■小売店業のスキンケア

お客様の前に出ることのが多い小売店業。美意識が高そうですよね。でも5項目ほとんどが平均値なんです。意外ですよね。しかし「スキンケア製品でもっときれいな肌になりたい」という意欲は平均値より高めに。

■医療＆福祉業のスキンケア

自分の肌にまで手が行き届かないくらい忙しそうなイメージの業種ではないでしょうか。チェック項目も全てが平均値以下になっていることからも、スキンケア意識は低いよう。しかし「スキンケア製品の新製品が出ると、すぐ使ってみたい」が平均値を上回り、医療関係らしい結果に。また「異性の目を意識しているから」も上回り、周囲に女性が多い業種ならではの回答も見られました。