■子育て中のママが考える「理想の子ども像」とは？
晩産化・少子化、共働き世帯の増加、夫や祖父母の育児参加など、この10年で大きく価値観が変わってきていますよね。そんな価値観の変化は、結婚して、子どもを産んで育てている「正しい人生のルート」を歩んでいるように思えるママ達にも影響しているのでしょうか。
ということで、ママスタジアムが子育て中の女性477名に調査を行った「ママの理想の子ども像」をチェックしてみましょう！
■男の子も女の子も「イマイチな相手と結婚」するよりは「一生独身」!?
Q.子どもが「一生独身」と「イマイチな相手と結婚」、選ぶならどっち？
＜男の子ママ＞
一生独身 62.8％
イマイチな相手と結婚 37.2％
＜女の子ママ＞
一生独身 56.5％
イマイチな相手と結婚 43.5％
「一生独身VSイマイチな相手と結婚」では、男の子女の子ともに「一生独身」のほうが優勢でした！ 今どきのママは自分が結婚したからといって、子どもにも結婚するのが当たり前という価値観を強要する訳ではないようです。
ただ、女の子のママは「イマイチな相手と結婚」派が、男の子ママの約37%よりも多い約44%。娘さんには結婚を一度はしてほしいと考えるママが多いことも伺えますね。
■「不幸せなお金持ち」よりは「幸せな貧乏」だけど……
Q.子どもが「幸せな貧乏」と「不幸せなお金持ち」、選ぶならどっち？
＜男の子ママ＞
幸せな貧乏 91.5％
不幸せなお金持ち 8.5％
＜女の子ママ＞
幸せな貧乏 87.8％
不幸せなお金持ち 12.2％
「幸せな貧乏VS不幸せなお金持ち」では、男の子女の子ともに約9割のママが「幸せな貧乏」という圧倒的な票を集めました。お金で幸不幸は計れないと考えているママが多いのかも？
ですが、お金にまつわる質問を続けて、「時間に余裕があるけどお金がないVSお金に余裕があるけど時間がない」を聞いてみると……？
Q.子どもが「時間はあるけどお金がない」「お金はあるけど時間がない」選ぶならどっち？
＜男の子ママ＞
時間に余裕があるがお金がない 16.6％
お金に余裕があるが時間がない 83.4％
＜女の子ママ＞
時間に余裕があるがお金がない 22.2％
お金に余裕があるが時間がない 77.8％
男の子女の子ともに8割前後のママが「お金に余裕があるが時間がない」を選択しており、お金は大切と考えているママが多いことが分かりました。幸せな貧乏を選びつつもやはりお金は大切だと考えるママが多いのは面白い結果ですね。
ママ達は、時間がなくてもお金があったほうがいい！ だけど、お金だけでは幸せにはなれない……という複雑な心境をお持ちのようです。
■「太く短く生きる」よりは「細く長く生きる」を希望するママが多数！
Q.子どもが「太く短く生きる」「細く長く生きる」、選ぶならどっち？
＜男の子ママ＞
太く短く生きる 27.9％
細く長く生きる 72.1％
＜女の子ママ＞
太く短く生きる 29.6％
細く長く生きる 70.4％
「太く短く生きるVS細く長く生きる」では、男の子女の子ともに7割以上のママが「細く長く」派でした。やはり、子どもには長生きしてほしいというママの思いは強いようです。人生は長いほうがいいという価値観は昔からずっと一緒のようですね。
最後に今どきのママは将来お子さんにどんな職業についてもらいたいのか、聞いてみました。はたして今どきの職業につくのは賛成？ それとも反対？
■男の子も女の子も「ユーチューバー」よりは「医者」が優勢！
Q.子どもになってほしい職業、選ぶならどっち？
＜公務員VS起業家＞
公務員 56.8％
起業家 43.2％
「公務員VS起業家」では、男の子女の子ともに「公務員」に軍配が挙がっているものの6：4程度で、失敗する可能性もあるけれども一獲千金も夢じゃない「起業家」への挑戦心を持ってほしいというママたちの期待が垣間見れました。
＜伝統工芸職人VSプログラマー＞
伝統工芸職人 36.1％
プログラマー 63.9％
「伝統工芸職人VSプログラマー」では、男の子女の子ともに「プログラマー」に軍配が挙がっており、同じ手に職をつける系でも、デジタル時代の今どきママ的には、プログラミングという専門スキルを持った職業についてほしいようですね。
＜医者VSユーチューバー＞
医者 85.7％
ユーチューバー 14.3％
一方「医者VSユーチューバー」では、デジタル時代とはいえ、やはり男の子女の子ともに「医者」の圧勝。
デジタルネイティブな子どもたちの「なりたい職業ランキング」では、ユーチューバーが上位にランクインしていることがニュースになっていますが、ママたちの希望としては、新しい時代の職業よりも人の命を救う「医者」という職業に魅力を感じるようです。
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様々な質問で今どきのママの実態を見てきましたが、いかがでしたか？
人生の王道ルートを歩んでいるママも今どきの価値観を持っていることが分かりました。また10年後に調査をしたら、ユーチューバーの人気も増えているかもしれないですね。（かすみ まりな）
情報提供元：「ママの理想の子ども像」／ママスタジアム『ママリサ～いまどきママリサーチ～』
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