ついに本格的な花粉シーズンがやってきました。皆さんは花粉の対策をしっかり行っていますか?
マスク、花粉症の薬に空気清浄機と色々対策はしているかと思います。ですが、着ていた洋服にはそのまま花粉が付着したままにしているのではないでしょうか……? そこで今回は、見落としがちな「花粉が付着する衣類」のケアや対策方法についてご紹介。
洋服についた花粉もしっかり対策して、今シーズンを乗り越えていきましょう! 今回参考にしたのは、ライオンお洗濯マイスター・大貫和泉さんの「お洗濯のプロが教える、花粉時期に覚えておきたい簡単ハウツー」です。
【花粉症シーズンを乗り切れ!洗濯のプロに聞いた、花粉時期の正しい衣類ケア法】
◆花粉を家の中に持ち込まない
外出したら家に入る前に、まずはパタパタと花粉を払い落とすことが大切です。静電気が発生しやすいコートやスラックスの裾などもしっかりパタパタと払いましょう。上着だけでなく、髪や帽子、マフラーも忘れずに。
そして、もっとも見落としがちなのは、フードの中!
フードの中に花粉が溜まっていることを想像するだけで鼻がムズムズしそうですよね……。決して忘れず、念入りに花粉を落としましょう。
100円ショップでも買える衣類用粘着ローラーも手で払いきれなかった花粉を落とすのにオススメです。玄関に置いておき、家に帰ってきたらすぐ花粉を落とせるようにしておきましょう。
◆気になるウール小物はこまめに洗う
花粉がつきやすい素材といえばウール。セーターやフリースはもちろん、手袋やマフラー、ストールなどの小物にも花粉はいっぱい付着します。洗濯表示を見て、お家で洗えるかを確認し、洗えるものはこまめに洗うのがコツ。
洗剤は「おしゃれ着用洗剤」がオススメです。 洗濯機では手洗いコースやおしゃれ着コースを選びましょう。 手洗いする方は、やさしく「押し洗い」を心がけてみてください。
外から帰ってきたときに花粉を払い落とすこと、そしてウールアイテムをこまめに洗うことが重要だと分かりました。続いて、洗い終わった後の「衣類の干し方」の注意点を見ていきましょう。花粉シーズンだけど外干ししたい!という人、必読です。
ポイント1.夜~早朝にかけて干す
花粉は湿っている衣類の方が多く付着します。干し始める時間帯は花粉が飛散しやすい日中を避け、夜から早朝をねらうのがポイントです。
ポイント2.乾いたらすぐに取り込む
外干しの時間が長くなるほど、花粉の付着する量も多くなります。洗濯物は長時間干したままにせず、乾いたらすぐに取り込むようにしましょう。
ポイント3.花粉をよく振りはらってから取り込む
洗濯物を取り込む時に花粉を十分に振りはらってから取り込むだけでも室内に持ち込まれる花粉の量をかなり減らすことができます。 布団の場合は、表面をはらうだけでなく、掃除機をかけて花粉を吸い取ると一層効果的。
衣類に付着する花粉は、家に帰ってからだけでなく、干すときから対策を行うことが大切であることが分かりました。
衣類の花粉をしっかり取り除くことで、お家では花粉症を忘れて快適に過ごせそう。皆さんも今日から衣類にも花粉対策を行っていきましょう! (かすみ まりな)
情報提供元/ライオン株式会社(アクロン)
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