働いているみなさま、日々お疲れ様です。もう少しで年度が変わり、新入社員が入ってきて、去年新入社員だった方もついに「先輩」になります。さらに「上司」側の方も新しく新人が入ってくるわけで……「上に立つ人」の心得、改めて学んでおきたいものですよね。
上司というとしっかり仕事の出来るような頼りがいのある人、気さくで包容力のある人など様々いますが、みなさんにとってこの人ならついていきたいと思う上司はどんな上司ですか?
ということで今回は、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会が全国の20歳~34歳の就業者、1,200人に調査した「働く若者のくらしについて」の結果をご紹介します!
まずは第5位から!
■こんな人ならついていきたいと思える上司の特徴って、なんですか?
★第5位 部下の褒め方がうまい 31.8%
第5位は「部下の褒め方がうまい」でした。叱り上手な上司ももちろん大事ですが、褒めるとなるとありきたりな言葉が出てきやすくて難しいですよね。
そんなときに自分だけの強みやちょっとしたことを褒めてもらえるのは、見てくれているのだなと実感するし、嬉しいものです。「最近、あの部下に叱りすぎてしまった……」と感じる方は褒めてみてはいかがでしょうか?
★第4位 部下のフォローや気配りがうまい 35.3%
続いて第4位は「部下のフォローや気配りがうまい」でした。いくら仕事に慣れてきたとはいえ、なにかトラブルに巻き込まれた場合、臨機応変に対応ができないときもありますよね。
そんなときにさっとフォローしてくれたり、気配りができる上司についていきたいと思う人が多いようです。
★第3位 部下の意見や提案をしっかり聞いてくれる 36.5%
第3位は「部下の意見や提案をしっかり聞いてくれる」。自分のことばかり主張して部下の話は一切耳を貸さないのは部下にとってあまりいい気分ではありませんよね。なにか叱る場合でも部下の主張を聞いたうえで上司としての意見を伝えたら納得すると思います。
★第2位 仕事に誠実で能力が高い 42.6%
第2位は「仕事に誠実で能力が高い」でした! 仕事がテキパキとできて、臨機応変な能力の高い“仕事人タイプ”の上司はいつでもあこがれの存在ですよね。背中で語る姿もかっこいいなと思うのは私だけでしょうか……?
では「仕事に誠実で能力が高い」をおさえ、栄えある第1位に支持されたのは何なのでしょうか?
★第1位 仕事の教え方や助言がうまい 48.9%
第1位は約半数の人が支持した「仕事の教え方や助言がうまい」でした! 右の左も分からない部下にとっては分かりやすく、的確な教え方や助言をしてくれる上司ほど心強いことは無いですよね。かといって干渉しすぎもNG。教え上手な“コーチタイプ”の上司は全員が出来るわけではありません。納得のいく結果となりました。
全体の結果はこちら!
1位:仕事の教え方や助言がうまい 48.9%
2位:仕事に誠実で能力が高い 42.6%
3位:部下の意見や提案をしっかり聞いてくれる 36.5%
4位:部下のフォローや気配りがうまい 35.3%
5位:部下の褒め方がうまい 31.8%
6位:実績を上げて評価されている 28.8%
7位:部下に気さくに接してくれる 28.3%
8位:家庭や趣味を大切にしている 27.5%
9位(同率):部署間の調整や立ち回りがうまい 25.4%
9位(同率):部下のスケジュール管理・調整がうまい 25.4%
11位:部下に仕事を任せ、責任を負ってくれる 23.7%
12位:部下の叱り方がうまい 20.8%
13位:部下のプライベートには干渉しない 17.5%
14位:部下をよく誘い、おごってくれる 7.8%
あてはまるものはない 18.2%
とは言っても上司も人間なので完璧な人や部下全員を見られる人はいません。部下の立場であるみなさんも上司にこの部下なら教えてあげたい、役に立ちたいと思われなくてはいけません。大切なのはお互いを思いやって行動することだと思います。お互いいい関係を築きつつ、また明日からも仕事を頑張りましょうね♪ (こぐれみき)
情報提供元/日本FP協会
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