恋愛をすると肌ツヤが良くなって、キラキラ綺麗になる! それって恋愛することによって、女性ホルモンが増えるからだと思っていませんか? 私もそう思っていたのですが、どうやら違うよう……。
ドコモ・ヘルスケア株式会社が全国の短期大学、大学、大学院に通う女子大生309人に「女性の体」について調査。女性ホルモンが増えるようにと、毎日納豆を食べたり、妄想で誰かを好きになろうとしていた(既婚者なので)私の努力は無駄だったのか!?
早速、女子大生に「恋愛をすると女性ホルモンがたくさん出ると思う?」を調査。
「そう思う」88%
「そう思わない」12%
約9割が「恋愛すると女性ホルモンがたくさん出る」と回答。しかし、これ間違っているんですって!
産婦人科専門医 宋美玄先生によると、恋愛やセックスをしても女性ホルモンが出るわけではないとのこと。
恋愛をしても女性ホルモンは出ません!
信じている人が多いようですが、恋愛やセックスをしても女性ホルモンが出るわけではありません。同じように、恋愛やセックスをしていないからと言って、女性ホルモンが減ることもないので、安心してください。
恋愛の有無にかかわらず、女性ホルモンは卵巣から淡々と分泌されます。
ですが、雑誌やインターネットではそういった内容を目にすることが多くみられます。恋愛と女性ホルモンの関係について医学的に根拠はありません。
女性ホルモンは、多い方がいいわけでもないのです。きちんと決まった時期に必要な分だけ分泌されることが1 番です。そのためには健康的な生活を送ることを心がけましょう。(産婦人科専門医 宋美玄先生)
かなり信じていたこの「恋愛=女性ホルモンの増加」説。結構ショックだった人も多いのでは?
ちなみになぜこのようなことになったのか、もしかするとこれが原因かも!?
現在、女性の体の仕組みや性に関する情報をどこから収集していますか?
1位 「インターネット」66%
2位 「学校の先生」50%
3位 「友達」29%
4位 「雑誌や本」24%
5位 「親」19%
6位 「テレビ」18%
7位 「病院の先生」10%
8位 「姉妹」4%
約7割がインターネットからの情報収集でした。ネットや友達、テレビなどは医療的に真実が伝えられているとは限りません。親や姉妹も同様。自分の経験や知識の中だけで話しますよね。そこに信憑性があるかと言われると……。自分の体の仕組みや性に関する大切な情報はできるだけ専門家である「病院の先生」に聞くのが一番だと思います。
ちなみに納豆や豆乳などのイソフラボンが多く含まれた食品は、女性ホルモンを増やすのではなく「整える」よう。納豆は食べつつ、無理に妄想恋愛をするのはやめようと心に誓った私。恋愛をすれば女性ホルモンが多くなるのではなく、もっと好かれようと努力する結果、キレイになるのかもしれませんね。皆さんも、この恋愛=女性ホルモンの増加」説が間違っていると、周りの女子に教えてあげてくださいね。(あおいあん)
情報提供元:ドコモ・ヘルスケア