2018年1月末でのブランド終了を発表したSWIMMER(スイマー)。そんなSWIMMERの名品を、年代別・デザイナー別にご紹介していきます! 目前に迫ってきているブランド終了を、”かわいい”のエネルギーをたっぷり充電して迎えましょう。
第3回の今回は、今のモードに合った「ゆめかわ」なテイストが詰まった2010年代の名品たちをご紹介します!
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■ゆめかわ期のSWIMMERを支えたデザイナーmasha*さん
パステルカラーを基調として、ユニコーンや虹、アリス、魔法少女やセーラー服といったモチーフを取り入れた商品が多くリリースされた2010年代を支えたのは、デザイナーのmasha*さん。
22年に渡ってSWIMMERの看板デザイナーとして活躍したひづめみか~るさんや、りんご王子の生みの親である渡邊真琴さんともまた違った、ゆめかわでキラキラした世界観を得意として、後期のSWIMMERを支えたのがmasha*さんなのです。
masha*さんの代表作の1つである、セーラー服をイメージした「セーラーポーチ」。カラーごとに細かな部分の意匠を変えているこだわりの品。
文房具やコーム同様、絶えず新商品がリリースされてきた歯磨きセット。実は綿密なマーケティングに基づいて愛される商品を届けてきたSWIMMERですが、この時期は「水色の商品がヒットする傾向にあった」とのこと。
なかなか理想の形に仕上がらず、何度も試作を繰り返した末にようやく完成にこぎつけたスタッフ思い入れの品。在庫がすべてなくなった今もしばしば問い合わせが来る伝説のアイテムなんだとか。
近年人気のモチーフである魔法少女のイメージを落とし込んだブラシとミラー。
楽器をかたどったバッグ。SWIMMERは過去にもいち早く貝殻をモチーフとして取り入れた雑貨をリリースしたりと、常に新しい「かわいい」を見つけて商品化してきました。
小さな棚型の小物入れ。ミニサイズながら限界まで細やかな装飾にこだわった逸品。アクセサリー入れとして使う人が多いようです。
SWIMMERの定番商品であるコーム。こちらは2010年発売の商品らしくピンクと水色のパステルカラーです。モチーフは2000年代から人気を博しはじめたプードル。
ゆめかわの定番であるユニコーンがプリントされた小さな缶の中に、ぎゅっと文房具セットが詰まったステーショナリーセット。実用性もしっかり考えられたもので、小学生からOLさんまで、幅広い層の人に買われたヒット商品なのだそう。
人気のアリスモチーフの品物の1つ。ティーポットの中からアリスが顔を出すデザインがかわいい! アリスモチーフのシリーズは黒×水色を基調とした、SWIMMERとしては異色のダークな色使いながら、長期に渡り大ヒットしました。
定番商品としては文房具やコームが目立ちますが、実はこのエチケットブラシも絶え間なくリリースされてきた商品。中でもこちらのハート型は特に人気だったそう。
以上、2010年代のSWIMMERの品物の一部をご紹介しました。
全編をまとめた記事はCanCam2018年2月号本誌にて! SWIMMER最後のグッズとなるコラボトートバッグもついてきます。
明日の第4回では、SWIMMERを支えたデザイナーさんと、それぞれの代表作をご紹介します♪(霧崎まい)
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